なんのかんのと「見捨て出す」を隠さない日本人の姿勢は、幾らか国を丈夫に作用させてる気がします。
粗末な心得や、軽率なハリボテめいた扇動はちゃんと嫌われてて、憂う際には退場が迫られ、その刹那に「ずっと嫌いだったんだよね」を言い出す。
その類の容赦のなさも、それもどうかと思うけどね。
所詮泥棒行為の勝利では誰も称賛しようもないのに、為した為したと喧伝する徒手空拳な様は無様で異様な景色。
行き先は孤独で惨めへと収斂していく。
支持のない強さっぽいものはハリボテより残りにくい。邪魔っけだから。
なんだろう
強さを標榜し、隙を見つけてはアピール然とした示威行為や恫喝に明け暮れる自称”大国”とやらは…
サンドバッグみたいに見える。
消耗が端々に見えるし、もはや回復不能なほど内実がくたびれてボロボロとわかる。
振り上げた拳がおろせずにいて、誰か助けて!ってもがいて見える。
やり仰せたのが残虐と押し付けで、誰もが肚の底で見下げてるものだから、常時ビクビクした臆病が本性に伺え見える。
継続し続ける体力がとおに尽きてて、国民にマグマみたいな怒りが渦巻いてる。
自称”大国”様は、多くの抑圧にせっせと励んでおり、外より内側に根深い焦燥が滲んでる。
所詮”自称”の大国とやらは、ここぞというところまで完遂し切れた史実がなく、中途で倒れるケースが積み重なってて、辣腕に見えてこない。
真に国を強くできた稀な機会を威勢に費やす愚挙にいとまがないだけで、繁栄期を無為に費やす虚しさがよく見えて済んでいく。
慢心と見栄は他所を傷つけて嫌われただけだった。