「明治という国家」

司馬先生の本はぐんぐん読めますね。しばらく離れてたけど、外れませんなあ。明治を語るときの先生の生き生きした筆の進みが気持ちよいです。革命は上等の酩酊、的着想。そうよね、狂うってことよね。

併読してるのが短編SF集なんですけど、時代が持ってる勢い、波に乗ってる作品というのはやはり美しくて艶がある。ピチピチしてるんだよね。抵抗なく読み進められる。

目も疲れるし、あんまり読み進められないかもとか思ってたけど、本って読めるわ。ネットよりも断然読書。

案の定

夕刻には台風一過。蝉の声がみんみんと響いてきており、風も雨もないですね。
最も暴風雨のきつかったときに車で温泉に向かってたのね。そン時に小学生とおぼしき女の子二人が自販機の前でキャーキャーいいながらジュースを買ってました。いつもなら、お金投入して、ポンとボタン押してすぐに買えちゃう飲み物が、今日に限って、ましてや一番暴風雨の激しい時を狙って買いに行ってるもんだから、濡れるわ風がきついわ、ジュース一つで大騒ぎ。しかも嬉しそう。不思議な高揚感も台風一過と共に去って行ったのでした。夏ですな。

明日香2

台風の最中の温泉は空いててよいな！明日香2相変わらずいてぇな。黄金風呂から見上げた台風に流される雲は、なんだかきれいでした。

どうせ台風ならと

温泉にでも行くつもりが、車にたどり着くまでにもう意気消沈しちゃうほどの横殴りの雨。そりゃそうです、台風ですもん。

怖いのは川の水位上昇。用水ですらあがってるものね。台風もまた日本の真ん中を上手に狙って進んでますね。三重の方、すごいことになってるようです。皆さん無理をなさらぬように。

車検でした

１３年目の新車たる愛車をば車検に持って行きましたら、部品が手持ちでないという話になって２週間後に再訪問の運びとなりました。直ってくれるんならいいや。「～～が破れてます」「～～がすり減ってます」と今まで生きてきて聞いたことのない専門用語に、どうやらなにやら破れてるし、減ってるんだなってのはわかるんだけど、そこから先はプロの皆様にお願いいたします。

急遽時間ができたので、散髪へ。心でひっそり「ワルツ・フォー・ＺＩＺＩ」と呼んでいる、おじいさん３人組の床屋さんへ今日は行ってみました。や、もう、動きもリアクションも緩慢で、焦りも見栄えもしない、大変穏やかな気持ちで過ごせる床屋さん。さっぱりしたついでにパスタ屋さんでもりもり濃い味付けのパスタをかっこむ。んー、いい休みだ。

ちなみに「ワルツ・フォー・ＺＩＺＩ」は菅野先生の作曲で、時空を超えて登場するおじいちゃん３人組のためのワルツ。牧歌的。