子供の頃
これといって『おやつ』的なのは無かった
トウモロコシを茹でたのを食べたり
芋を蒸したのを食べたり
なんてのが多かった
近所の駄菓子屋に50円玉を握りしめて買い物に行っても
腹の膨れるようなおやつじゃなく
風船やメンコを買ったりしていた
…
腹が減ったと騒ぐと
お婆ちゃんが作ってくれたのが味噌おにぎり
白い飯を握って
味噌を塗るだけ
焼いてくれることもあったけれど
ほとんどは焼いていない状態
『何だよ、こんなのおやつじゃないよ』
と、弟と二人で騒ぐので
お婆ちゃんを困らせたのだと思う
あんなに文句を言って食べた味噌おにぎり
今にして思えばどんなにご馳走だったんだろう
自分の家で採れた米だ
家族総出で稲刈りをして
しかも天日干し
味噌も我が家で採れた豆を蒸してすりつぶして団子にして
お爺ちゃんとお婆ちゃんが手作りしていた味噌である
ガス釜で炊いたご飯も
なかなか最近は自宅で味わえないものだ
そしてそれらを当たり前だと思って食べていた
むしろ粗末な食べ物だとさえ思いながら食べていたなんて。
世の中の全てのバチが当たってもおかしくないぐらいの贅沢な食べ物だ
今、それを食べたいと思っても
もう二度と食べることが出来ないのだ
家族総出で稲刈りをしてみんなで汗をかいて食卓に並ぶ米
もう二度と口には出来ない。
当たり前と思う事で
有難さは見えなくなるから
日々、感謝をしながら生きていこう
なんて俺らしくもなくちょっぴり思ったりして。
あの味噌おにぎりを思い出しながら。
これといって『おやつ』的なのは無かった
トウモロコシを茹でたのを食べたり
芋を蒸したのを食べたり
なんてのが多かった
近所の駄菓子屋に50円玉を握りしめて買い物に行っても
腹の膨れるようなおやつじゃなく
風船やメンコを買ったりしていた
…
腹が減ったと騒ぐと
お婆ちゃんが作ってくれたのが味噌おにぎり
白い飯を握って
味噌を塗るだけ
焼いてくれることもあったけれど
ほとんどは焼いていない状態
『何だよ、こんなのおやつじゃないよ』
と、弟と二人で騒ぐので
お婆ちゃんを困らせたのだと思う
あんなに文句を言って食べた味噌おにぎり
今にして思えばどんなにご馳走だったんだろう
自分の家で採れた米だ
家族総出で稲刈りをして
しかも天日干し
味噌も我が家で採れた豆を蒸してすりつぶして団子にして
お爺ちゃんとお婆ちゃんが手作りしていた味噌である
ガス釜で炊いたご飯も
なかなか最近は自宅で味わえないものだ
そしてそれらを当たり前だと思って食べていた
むしろ粗末な食べ物だとさえ思いながら食べていたなんて。
世の中の全てのバチが当たってもおかしくないぐらいの贅沢な食べ物だ
今、それを食べたいと思っても
もう二度と食べることが出来ないのだ
家族総出で稲刈りをしてみんなで汗をかいて食卓に並ぶ米
もう二度と口には出来ない。
当たり前と思う事で
有難さは見えなくなるから
日々、感謝をしながら生きていこう
なんて俺らしくもなくちょっぴり思ったりして。
あの味噌おにぎりを思い出しながら。