秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

床材収納について考える。

2022-01-28 08:54:05 | 飼育設備
私が飼育する多くの個体は床材にカルシウムサンドや細かいサンゴ砂を使用して
いるということは以前綴りました。

ソメワケササクレヤモリを例にとると糞と共に汚れている砂や固まっているところを
定期的にケージから出します。この時なるべく砂を崩さぬようにします。固まっている
砂は汚れていることが多いので篩に掛ける前に取り除くのがよいと思います。
汚れた砂は篩に掛けて糞などを取り除きます。この後よく洗うのですがカルシウムサンド
やサンゴ砂はいくら洗っても水が澄むことはありません。あまりやり過ぎると砂が痩せて
しまいますから程々で見切りをつけましょう。私はしばらく砂をぬるま湯に漬けて汚れが
ふやけてきた頃を見計らい手のひらで擦り合わせるようにして洗います。
よく乾かしたら必ず日光に当ててからペットボトルに漏斗を使って収納します。
面倒かもしれませんが袋のままより立てても寝かせても置けるのとケージに床材を投入
しやすいのでお薦めです。注意点として樹脂製品の漏斗を使う場合は静電気が発生して
床材が飛び散ることがありますから洗浄後に帯電しないキッチンペーパーなどで表面を
よく拭いてから作業すると良いでしょう。ペットボトル収納は他にも応用が効くと私は
思っています。

ものは試しと。

2022-01-21 09:05:43 | 飼育設備
昨年生まれのセイブクチサケヤモリの1頭です。

実は昨年末に事務局長から種親を分けてもらい何度か失敗していたショウジョウバエの
繁殖を再開しました。以前は餌にマッシュポテトやポテトフレークを使い自作していました
が一時は爆発的に殖えるものの徐々に先細りになり最終的には全滅してしまいました。
今回は余計な事は考えず市販のものを使用しています。安くはありませんが使った感じは
流石によくできていると思いました。以前は(特に梅雨時から夏場)カビに悩まされましたが
今回はそういったこともありません。試しに画像の個体へ給餌したところちまちまと食べて
います。
他の餌昆虫も維持していかないといけませんから調子に乗らないように且つ切らさないよう
維持していこうと思います。

限られた空間ですから。

2021-12-07 22:30:36 | 飼育設備
私の飼育部屋ははっきり言って狭いです。モニターのような大物やカメレオンのように
空間が必要な種を数多く飼育するのは難しいでしょう。

ですからなるべく収納スペースにも無駄がないようにしています。贅沢さはありませんけど
最小限の空間で最大限のことをするのもそんなに悪くないと思っています。

レッドローチ飼育繁殖再考

2021-09-13 20:38:27 | 飼育設備
先月の出来事です。ひょんな事から知り合いの生体を預かることとなりました。

その折に生体の餌となる昆虫を複数種預かりました。レッドローチは皆さんがよく見る
カップに餌と共に入った状態で渡されました。・・・が私の個人的意見ではこの状態で
ストックするのは無理だと思いケージに移動させました。
この餌を使用しているかたがどのようにこの昆虫をストックしているかは知りません。
あくまでも私個人の考えですがこの昆虫は結構水を飲みます。市販されているカップの
ままで水分を与え飼育すればあっという間に不潔な環境になることでしょう。それと
同封されている餌にはトウモロコシのような粒の粗いものが見受けられますが餌は細かく
粉砕されたものが理想的です。当たり前ですが餌と糞が混ざってしまうのは如何なものかと。
余談になりますがもコオロギの餌に鶏用のものを使うとすればヒヨコやウズラ用の細かく
粉砕されているものが良いと思います。今は使用しておりませんが以前使用したときは
食べ残しが少なく済みました。ただし嗜好性はあまり良くはありませんでした。
今現在私は市販されている魚向けの餌に手を加えて使用していますがコオロギもゴキブリも
マダラシミも基本的には同じものを使っています。コオロギもレッドローチも水分が摂取
出来なくなると餌食いが大きく落ちます。これは覚えておいて損はないと思います。
コオロギ飼育にあたり幼体に関しては水と野菜類を併用しますがある程度育って野菜を囓る
事が出来るサイズであれば水分は野菜のみにしています。レッドローチに関しては個体の
大きさに関係無く給水器を使用しています。この昆虫に関してはコオロギのように餌を
囓る能力は劣りますが餌の選り好みはあまりないように感じます。

この容器は自分用ということで・・・

2021-06-08 21:45:42 | 飼育設備
PET素材に思い通りの加工が出来なかったことはツイッターでも投稿しました。

最初の意気込みは何処へやら・・・デリカカップ程度の厚みであれば大したことは
無いのですけど1.7ミリの厚さは難しいものとなりました。
なんとか数個はカタチになりましたが漂う力尽きた感にこの容器は自分用となりました。(苦笑)