秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

コオロギのストックケージについて

2019-02-18 22:55:07 | 飼育設備
以前も綴りましたが今回はもう少し詳しく紹介しようと思います。
私はコオロギのケージにシリコンパッキンの付いた大型のシーリング容器を使用しています。
サイズは約280×380×250(W×D×H単位は以下ミリメートル)容量約17リットルです。
密閉容器ですから基本的に外部から害虫等の侵入はありません。この容器の側面に下から
40ミリくらいの所に150×30と100×30の網が2カ所づつ溶着してあります。
網はステンレス製で100番のものを使用、網の溶着には半田ごてを使用しています。

この容器でコオロギの繁殖を行った場合外部から小バエ等の害虫が入りづらいので産卵容器に卵を
産み付けられる事はまず無くなります。小バエに産卵されるとコオロギの卵が全滅なんて事も起こります。
しかも容器の低いところにメッシュを貼ってある為、容器内が天面に網を張るより蒸れづらいのも特徴です。
コオロギを入れる前の準備です。まずは底面より僅かに大きく切った新聞紙を10枚程度用意します。
次に容器の底に向けて軽く霧を吹き新聞紙を敷きます。霧を吹くことによって新聞紙は固定されます。
後は卵用の段ボール等を入れ餌容器をセットすれば完了です。
画像の右上のカップはメンテナンス時のものです。糞が貯まってきたら底に敷いてある新聞紙を1枚
引いて糞とコオロギをこぼさないように追い込みカップに入れます。後は画像のようにメインディング
テープでカップを貼り付けておけばコオロギは勝手に飛び出て後は残った糞を処理するだけです。
こういった容器を作成するのは一苦労ですが一度作ってしまえば長持ちしますしとにかく日々の
メンテナンスが非常に楽になります。後は応用で小型のものを作ればワラジムシやゴキブリ等の
管理も楽になるでしょう。網の大きさは経済的に許されるのであれば大きいに超した事はありません。