秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

続々アネリスリスティックは悩ましい品種

2020-12-03 22:13:37 | ソメワケササクレヤモリ
解りづらいかもしれませんが・・・というか写真がヘボなだけですね。

先の個体です。頭部のアップ画像。濃色のシルバーグレイの眼がこの画像から解れば
この品種に関しては開眼出来たかもしれません。
因みにこの品種に至る前に作出したホワイト(ゴースト)はアネリと異なり成長と
ともに赤い色素が減少していきます。このオリジナル品種もそれなりにリリース
しましたがそれなりに維持しているかたはいるのでしょうか。
私が中学生の頃に読んだ星新一さんの小説で欲深い方が葡萄とメロンを掛け合わせて
メロンのような大きな果実を葡萄のように大量に実らせようとしたけれど実際は全く
逆に葡萄のような小さな果実がメロン程度しか実らなかったといったお話がありました。
私たちは都合のよい方に物事を考えがちですが常に真逆の結果も考えて行動しなければ
いけないようです。少なくとも彼らの遺伝子は私の思うようにはいかないようです。

続 アネリスリスティックは悩ましい品種

2020-12-03 21:55:51 | ソメワケササクレヤモリ
同一種の多くの個体を見てきたからこそ解ることもたまにあるようです。

この個体はチタニウムの一歩手前と言えると思います。この地点で妥協するか否かは
それぞれ自由ですが妥協した瞬間に品質は基から崩れていきます。
一つだけ確かなことはこの種は加齢で眼の色が暗色になる傾向が高いということです。
ノーマル個体でも青い眼の個体は多数存在します。・・・がそれは品種ではありません。
高確率で数年後には黒っぽい眼になります。ということはそういった眼の個体はそれなりの
年齢ということなのです。トランス品種のようなウルウル眼ではありません。
さらに駄文は続きます。

アネリスリスティックは悩ましい品種

2020-12-03 21:44:55 | ソメワケササクレヤモリ
チタニウムをリリースした事によりこの品種が注目を浴びているようです。

画像の個体は2014年生まれの雌。恐らく最近Go!!さんに取り上げていただいた
個体と同じものです。当然ながら現在は高齢ですので繁殖に使っていません。
この個体はアメリカ生まれの原資個体を国内で繁殖させたものだということでした。
私が入手した時はまだ幼体で性別も分かりませんでした。ただその時感じたのは
紫色の品種?と思えるような体色でした。ですからの所でアネリという品種はこの
遺伝子のみをずっと継続していることになります。他国から同じネーミングで輸入
されている個体もいるようですがさすがにアルビノ検証で疲れた身としてはそれに
至る行為は遠慮させていただいています。
とりあえず話は続くとしましょうか。