秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

本当に小さなこと

2020-12-23 21:12:39 | 飼育設備
ヨーロッパイエコオロギの継続的な繁殖が私の飼育には不可欠なことは以前も綴りました。
カップの中には清掃時に糞などと共に分離した幼虫が入っています。

この容器に足場になるものを入れてあります。数時間後にはほとんどの幼虫がカップから出て行きます。
この容器を止めてあるメインディングテープの端を少しだけ折っておくと着脱が楽になります。(黄色い
矢印の所です。)
こういった作業に向く材料は他にマスキングテープや養生テープがあります。商品名ビニクロステープ
(セキスイ社)も使えないことはないのですが粘着部分が強いので私は不向きと考えています。多用しない
材料はうまく兼用しながら飼育を出来たら理想的ですね。

何時もながらの自己満足?

2020-12-17 21:09:41 | 飼育設備
狭いケージですとどうしても生きた植物の維持が難しいものです。

不自然かもしれないけどこんなものもありかなあと以前から思っておりました。
土台のバークがふやけると宜しくないので乾燥系の種に使うほうが良さそうです。
私だけかもしれませんがフェイクでもケージの中に小さな緑があると私の心は少しだけ
満たされます。
先日のキスジイシヤモリのケージに入れたら様になるのかなあ。(笑)

曇り時々雨

2020-12-05 20:44:15 | イシヤモリ類
小雨の降る寒い日。こんな時は部屋に籠もってメンテナンスに明け暮れる
ことにします。

今年生まれのStrophurusたちが少し大きくなったのでケージを少しだけ大きく
しました。弓なりに反った止まり木はお気に入りのようです。他にバークや
木炭を使って少しだけ高いところを作ります。床材は極小粒の赤玉土とこび砂を
混合して詰まった感じにします。こび砂を使うことによって餌昆虫が床材の中に
潜りづらくなります。バークや木炭で小高い場所を作る理由は餌を彼らが捕食
する際に上から狙う傾向が強いためです。切り株の小さめのものやもちろん石や
岩でも良いと思いますが重いですからね。軽石あたりは良いかもしれませんね。
雨の日は自室であれやこれやと考えるのも楽しいし何か新しい発見があるかも
しれませんね。

続々アネリスリスティックは悩ましい品種

2020-12-03 22:13:37 | ソメワケササクレヤモリ
解りづらいかもしれませんが・・・というか写真がヘボなだけですね。

先の個体です。頭部のアップ画像。濃色のシルバーグレイの眼がこの画像から解れば
この品種に関しては開眼出来たかもしれません。
因みにこの品種に至る前に作出したホワイト(ゴースト)はアネリと異なり成長と
ともに赤い色素が減少していきます。このオリジナル品種もそれなりにリリース
しましたがそれなりに維持しているかたはいるのでしょうか。
私が中学生の頃に読んだ星新一さんの小説で欲深い方が葡萄とメロンを掛け合わせて
メロンのような大きな果実を葡萄のように大量に実らせようとしたけれど実際は全く
逆に葡萄のような小さな果実がメロン程度しか実らなかったといったお話がありました。
私たちは都合のよい方に物事を考えがちですが常に真逆の結果も考えて行動しなければ
いけないようです。少なくとも彼らの遺伝子は私の思うようにはいかないようです。

続 アネリスリスティックは悩ましい品種

2020-12-03 21:55:51 | ソメワケササクレヤモリ
同一種の多くの個体を見てきたからこそ解ることもたまにあるようです。

この個体はチタニウムの一歩手前と言えると思います。この地点で妥協するか否かは
それぞれ自由ですが妥協した瞬間に品質は基から崩れていきます。
一つだけ確かなことはこの種は加齢で眼の色が暗色になる傾向が高いということです。
ノーマル個体でも青い眼の個体は多数存在します。・・・がそれは品種ではありません。
高確率で数年後には黒っぽい眼になります。ということはそういった眼の個体はそれなりの
年齢ということなのです。トランス品種のようなウルウル眼ではありません。
さらに駄文は続きます。