じゅく長の東です。
私の会社は本を一冊からオーダーメイドするお仕事もやっています。
原稿データがあればどんな本でも一冊から作るので「一冊本舗」という名称です。
きっかけは仲間の6教室と2007年にパソコープと言うパソコン教室の組合(今は一般社団法人化した協会です)を立ち上げた時に
自分たちが授業で使うパソコン教室用のテキストをオリジナルで全部作ろうという事に決まりました。
当時でもみなパソコン教室歴が10年近くありましたから独自のネタやテキストを執筆することはできました。しかしそれを本にするにはコストがかかりすぎました。
当時インターネットでカラー印刷製本を注文すると100ページ程度のテキストだと500冊で3000円代、1000冊まとめて作ると2000円代という見積もり。
パソコンのテキストなど変化の速いコンテンツを大量に作っても在庫の山で倒産するのが確実です。
もともとうちの会社は製造業です。必要な物を必要な時に必要な数だけ作ると言うジャストインタイムがもの作りの基本でした。
そこで私の会社に印刷機と製本機、断裁機を入れて注文が入ったら一冊単位で印刷製本する体制を整えました。
今もパソコープのテキストをメインで印刷製本していますが、一般個人向けの印刷製本も請け負っています。
今では商品デザイン作成や、ポスター作成なども請け負っています。
こちらはパソコープのテキスト。
注文が入るたびに一冊ごと作るオンデマンド印刷システムで対応しています。
パソコープのテキストは現在全部で1000種類以上ありますから、在庫を持たずにオンデマンドでその都度注文数に応じて作らないと対応できません。
これはEテキスト。40ページ前後で一回で1作品が作れるテキストです。全部で700種類近くあります。
会員教室が希望のコンテンツを自由に組み合わせして注文した内容を一冊にまとめて製本するサービスもやっています。
一冊最大10種類まで組み合わせ自由で製本できます。印刷は全てカラー印刷。
こういった組み合わせ自由の印刷製本に対応しているサービスは少ないと思います。
こちらは野口先生が公民館セルディで担当中のエクセル講座4回のテキストです。
こちらもオリジナル表紙を作って印刷製本して受講生に利用してもらっています。