塾長の東です。
本日、昇魂之碑がある群馬県上野村の御巣鷹の尾根に登って来ました。
1985年8月12日に日航機123便が群馬県上野村の御巣鷹山の尾根に墜落して520人が犠牲者となりました。
この飛行機に祐見子先生がOL時代の上司の方たち4名が搭乗していました。
火曜の大阪の会議に参加するために上司の方たちは毎回この123便に乗っていたそうで
チケットは彼女が予約して手渡していたそうです。
本庄市児玉町に越してから何度かふもとにある慰霊の園には行ったことはあるのですが、
尾根に登ったのは今回初めてです。
慰霊の園から御巣鷹の尾根の登山口まで17kmほどあります。
トンネルが多くて道も去年の台風のせいで所々悪い状態ですが、車で40分ほど走ると登山口に到着しました。
登山口からは50分程度で昇魂之碑に到着します。
無くなった方お一人お一人の名前が書いた墓標があると言うので、
管理人の方に場所を聞いてからお参りしてきました。
墓標の場所はみな離れたところにあります。その方のご遺体があった場所、持ち物が見つかった場所、
座っていた座席が見つかった場所などを墓標の場所としたとのことで、広範囲に分かれて520人の墓標があります。
管理人さんに場所を教えてもらわないと、慰霊したい方のお名前がわかっていても
墓標を見つけることはまず難しいです。
管理人さんはご高齢の方でしたが、ほとんどの方の墓標の場所を覚えていらっしゃいました。
根本だけがのこった木が何本もありました。中には焦げたまま残っている木もあります。
墜落した時の衝撃と火災の激しさを35年経った今も物語っています。
群馬県警が遺体の収容や事故機の残骸回収などの捜査活動の基点として使った×(バツ)岩
坂本九さん(本名 大島九(ひさし)さん)の墓標もありました。
合掌