じゅく長の東です。
パソコン楽習館はどんな本でも1冊から作れる少部数専門の印刷工場「一冊本舗」を運営しています。
パソコン教室やセミナー向けのテキスト、研究論文、個人が書いた小説や詩集、自分史、絵本に写真集など「本」に出来る物ならなんでも1冊から作れますし、紙芝居やかるた、オリジナルデザイン名刺なども作れます。宣伝や営業をほとんどしていないのですがホームページを見た一般の人や、生徒さんの紹介などで注文がコンスタントにいただけるようになってきました。
新刊案内はこちらです。
一冊本舗は自社内に設備を置き、全て内部で印刷・製本するので外注を使いません。外にデータが流出しない方式を取っています。
またパソコンで原稿作りが不安な方には原稿作成からのお手伝いも出来ます。(本業はパソコン教室ですから)
最近では全部手書きの原稿を持ち込んでこれを本にしたいと言う方もいらっしゃいます。
パソコープ(パソコン教室の協会)会員専用の印刷工場として外部に公表もせず6年間実績を積んで来ましたが去年から一冊本舗の名前で一般外向けにもサービスを始めました。
一冊本舗創業の趣旨は、通常だと非常に高額(場合によっては数百万円程度)かかる個人での製本化や自費出版を一冊単位でお安く実現できるようにしたいと思って始めました。
私の会社「喜多見ハーネス株式会社」は父親が昭和40年代に東京都世田谷区の喜多見と言う土地で始めた電線加工業が前身なので本来製造業です。1990年に工場ごと都内から現在の本庄市児玉町に引っ越してきて製造業を営んでいましたが2001年に製造業をやめて当時の設備も全部処分してパソコン教室として業態変更しました。それが印刷設備を入れて、再びものつくりの現場として活動しています。
パソコン教室に業態変更したはずの私の会社がなぜ印刷業を始めたのかと言うと2007年にパソコープと言うパソコン教室の協会(当時は組合)を仲間と作ったのがきっかけです。自分たちで執筆したオリジナルのカラー刷りパソコン教室用のテキストを作りたかったけど、当時ネットで見つけたオンデマンド印刷業者に1冊単位でテキスト(印刷製本)を作ってくれるところは無く、最低発注数(数十冊以上)で注文してもめちゃくちゃ高い見積もりで、とても教室で仕入れて生徒さんに販売出来る価格ではありませんでした。
おまけにパソコンのテキストはソフトのバージョンアップが頻繁ですぐに画面が変わって使えなくなるので在庫を持つことは大変なリスクです。
そこで自社に設備を入れてパソコープ専用の印刷現場として稼働したのが最初です。製造業時代の考えから当社ではオンデマンド印刷ではなくジャストインタイム印刷だと考えております。
例えばパソコープにはEテキストと言う毎月4コンテンツ以上リリースしている1コンテンツ40ページ前後の一回完結のテキストがありますが、Eテキストだけでも今や500コンテンツ近いボリュームがあります。パソコープ会員の先生方がここから好きなネタをチョイスして一冊にまとめたもので注文をいただくのですが、一冊単位で製本して毎日全国のパソコン教室に出荷しています。
原稿作成から印刷・製本・出荷まで一気通貫やっているところはおそらく他には無いと思います。(あったらごめんなさい)
この方式ならたとえば学習塾、資格系教室でも完全個別対応のテキストを作ることが可能です。ご興味のある方はご連絡をいただければと思います。