ムクちゃん、その後

北海道の母から電話がありまして、シーズー犬のムクちゃんに手こずっている様子です。
まだトイレが憶えられない。ケージに入れるとずっと吼えている。朝が早い！(うちの母だってそうとう早いんですよ)
そうだろうなー、とは想像してましたが、やっぱり思ったとおりです。
子犬一匹育てるのって大変なんですよ。うちの母の年齢ではキツイはずです。
それでなくても長年一人暮らしで、いままで静かな生活をしていたのに。
母は耳が遠いので、電話ではずーっと一方的に喋りまくってます。
「困った」やら「どうしよう」やら、一通り言いたいことを言って電話は切れましたが、どうやらまだ手放す気はないようです。
もう少しして、噛み癖が出てきたら考えるかもしれませんね。(実際には見てませんが、たぶんこの仔は噛み癖があります)
うちの母では手に負えなくなるでしょうね。

犬って、ペットショップで見て「可愛い！」と思ったからって簡単に買っちゃいけないんです。(当然ですが)
初心者なら飼い易い犬種かどうか、親犬、兄弟犬といつまで一緒に居たか、産まれた環境はどうだったか。
犬の性質が決まる大事な時期をどこでどんな風に過ごしてきたか、ちゃんと調べてからじゃないと飼い始めてはいけないんです。
あとは自分が時間と体力と根気と、もうひとつ、お金をかけられる飼い主になれるかどうか。
十何年もの間一緒に暮らすんですから、これから犬を飼おうかと思ってる方にはじっくり考えてほしいです。