先週はクラプトン(&ウィンウッド)のライブが木曜にあり、土曜にジョージ・ハリスンのリヴィング・イン・ザ・マテリアルワールドを見て来ました(ついで言うと金曜も出たばかりのジョン・レノン・ニューヨークのDVDを見ました)。http://gh-movie.jp/
ほんとは用事もあったので結構無理なスケジュールでしたがこの日この時間しか見れないので見て来ました。やっぱり映画館の大画面で大音量で聴きたいと。
望み通りのド迫力サウンドでした。特にビートルズのホワイトアルバムは凄いことになっている。
ジョージといえば、静かなるビートルとか、鋭いユーモアとか、インドとか、聖人、とか色んなイメージがあるんですが、親しかった人たちの証言を多数交えて俗っぽさ、人間臭さも描くことによって多面的に一人の人間が生まれてから死ぬまでを描いていた。長さも通常の映画の倍くらいある。
初めの方に見たシーンが最後には結構前な感じがして、そういったことも効果的であった。最期に近づくに連れ、ウルウルしてしまった。リンゴの『感動秘話』はストレートにきたけど、ポールの声がウルッと来ていたことも俺は聴き逃さなかった(涙)。
ここからネタバレを含みますが、、、
やはり、74年のアメリカツアー中にビートルズ解散関係の書類にサインするジョージとポールには度肝を抜かれた。70年代、80年代を通して同席しているシーンは見たことなかったので。ちなみにこの翌日にジョン・ポール・ジョージが再会したらしいけど、写真ないのかな。
あと、ポールがぼかして言い、オリビアはハッキリ言ってましたが、ジョージは相当な女好きだったようで(笑)。これは新証言として結構衝撃的でした。
息子ダニーは顔がそっくりだったが、警官に絡まれたくだりはなかなかいいですな。ジョージの男気が。仲良し親子だったのだな。
そしてクラプトンとパティの話にも緊張が走る。
この件でジョージが荒れていくのは、クラウス・フォアマンの証言が物語る。後年ジョージが74年ツアーを忌み嫌っていたのは批評家のせいもあるけど、自らの状態もあった?。悪いことばかりでもなくこのころの映像から、妻オリヴィアも登場。
侵入者との格闘エピソードも緊張感が走る。オリヴィアにボコボコにされた犯人の傷だらけの顔が痛々しかったがこれでも生ぬるいと思った。ガン回復するも、ジョージは胸をナイフで4か所も刺され、この出来事のせいで死期が早まったのではないかと思うのだ。
他にはビートルズ時代の自分の映像を見て大笑いするシーンや、ビートルズ再結成のレコーディングの際にポールとコーラスをする場面もほほえましい。いずれも初登場。フィル・スペクターまでもがインタビューに答えてます(なぜかつんくにしか見えない)。
第1部は誕生から、ポールやジョンとの出会い、ビートルズ結成・デビュー、そしてホワイルマイギタージェントリーウィープスを作曲し、ついにビートルズ内で作曲家として自我を表し始めたところで終る。第2部はビートルズ解散・ソロ開始、バングラディシュコンサート、トラベリング・ウィルベリーズ結成、死去まで。
この映画を監督したマーティン・スコセッシの作品には俺の大好きなバカ映画『ケープ・フィアー』がある。あとザ・バンドのラスト・ワルツとか。
蔵出し映像はすべて部分的使用なので、もっと見たいと思うところで終る。
レココレにも書いてあったけど、ダークホースレーベルやクラプトンとの日本ツアーが全く触れられていないのが惜しい。
ディレクターズカットに期待。ということは、来月出るやつはまだ買ってはいけない?(笑)。
さて、そんな濃密な週末でしたが、一つ前の日記で紹介した、Love Comes To Everyone(愛はすべての人に)をクラプトンバージョンでリンクを貼り付けます↓。
ジョージの前妻パティを奪ったクラプトン。クラプトンはパティと結婚。ジョージも再婚し子供を授かる。そんな79年に、この曲は発売されました。
イントロのギターをちょびっとクラプトンが弾いていて(経緯不明)、シンセソロをスティーブ・ウィンウッドが弾いた。
ジョージが亡くなった後、ジョージトリビュートライブでやり損ねたと、クラプトンはアルバムで2005年にカバー(とっておいたんじゃないの?)。そこにはウィンウッドも参加、オリジナル通りのソロを弾き後奏ではクラプトンのスライドソロと絡み合う素晴らしいバージョンです。
今井美樹の『雨にキッスの花束を』(作曲KAN)のイントロのシンセは絶対これに影響を受けてるね(笑)
Love Comes To Everyone
ほんとは用事もあったので結構無理なスケジュールでしたがこの日この時間しか見れないので見て来ました。やっぱり映画館の大画面で大音量で聴きたいと。
望み通りのド迫力サウンドでした。特にビートルズのホワイトアルバムは凄いことになっている。
ジョージといえば、静かなるビートルとか、鋭いユーモアとか、インドとか、聖人、とか色んなイメージがあるんですが、親しかった人たちの証言を多数交えて俗っぽさ、人間臭さも描くことによって多面的に一人の人間が生まれてから死ぬまでを描いていた。長さも通常の映画の倍くらいある。
初めの方に見たシーンが最後には結構前な感じがして、そういったことも効果的であった。最期に近づくに連れ、ウルウルしてしまった。リンゴの『感動秘話』はストレートにきたけど、ポールの声がウルッと来ていたことも俺は聴き逃さなかった(涙)。
ここからネタバレを含みますが、、、
やはり、74年のアメリカツアー中にビートルズ解散関係の書類にサインするジョージとポールには度肝を抜かれた。70年代、80年代を通して同席しているシーンは見たことなかったので。ちなみにこの翌日にジョン・ポール・ジョージが再会したらしいけど、写真ないのかな。
あと、ポールがぼかして言い、オリビアはハッキリ言ってましたが、ジョージは相当な女好きだったようで(笑)。これは新証言として結構衝撃的でした。
息子ダニーは顔がそっくりだったが、警官に絡まれたくだりはなかなかいいですな。ジョージの男気が。仲良し親子だったのだな。
そしてクラプトンとパティの話にも緊張が走る。
この件でジョージが荒れていくのは、クラウス・フォアマンの証言が物語る。後年ジョージが74年ツアーを忌み嫌っていたのは批評家のせいもあるけど、自らの状態もあった?。悪いことばかりでもなくこのころの映像から、妻オリヴィアも登場。
侵入者との格闘エピソードも緊張感が走る。オリヴィアにボコボコにされた犯人の傷だらけの顔が痛々しかったがこれでも生ぬるいと思った。ガン回復するも、ジョージは胸をナイフで4か所も刺され、この出来事のせいで死期が早まったのではないかと思うのだ。
他にはビートルズ時代の自分の映像を見て大笑いするシーンや、ビートルズ再結成のレコーディングの際にポールとコーラスをする場面もほほえましい。いずれも初登場。フィル・スペクターまでもがインタビューに答えてます(なぜかつんくにしか見えない)。
第1部は誕生から、ポールやジョンとの出会い、ビートルズ結成・デビュー、そしてホワイルマイギタージェントリーウィープスを作曲し、ついにビートルズ内で作曲家として自我を表し始めたところで終る。第2部はビートルズ解散・ソロ開始、バングラディシュコンサート、トラベリング・ウィルベリーズ結成、死去まで。
この映画を監督したマーティン・スコセッシの作品には俺の大好きなバカ映画『ケープ・フィアー』がある。あとザ・バンドのラスト・ワルツとか。
蔵出し映像はすべて部分的使用なので、もっと見たいと思うところで終る。
レココレにも書いてあったけど、ダークホースレーベルやクラプトンとの日本ツアーが全く触れられていないのが惜しい。
ディレクターズカットに期待。ということは、来月出るやつはまだ買ってはいけない?(笑)。
さて、そんな濃密な週末でしたが、一つ前の日記で紹介した、Love Comes To Everyone(愛はすべての人に)をクラプトンバージョンでリンクを貼り付けます↓。
ジョージの前妻パティを奪ったクラプトン。クラプトンはパティと結婚。ジョージも再婚し子供を授かる。そんな79年に、この曲は発売されました。
イントロのギターをちょびっとクラプトンが弾いていて(経緯不明)、シンセソロをスティーブ・ウィンウッドが弾いた。
ジョージが亡くなった後、ジョージトリビュートライブでやり損ねたと、クラプトンはアルバムで2005年にカバー(とっておいたんじゃないの?)。そこにはウィンウッドも参加、オリジナル通りのソロを弾き後奏ではクラプトンのスライドソロと絡み合う素晴らしいバージョンです。
今井美樹の『雨にキッスの花束を』(作曲KAN)のイントロのシンセは絶対これに影響を受けてるね(笑)
Love Comes To Everyone
ジョージの心情と、その周りの人達の描き方がシュールで
のめりこんでしまいました。
それにしてもジョージの映画なのにポールが大きく出てきてしまいますね。
「ビートルズはとにかく忙しくて、休みなんて一日ようやくできるのに、
そういう日にポールはミスコンの審査員やるんだよ」なんて言って
悔しがってましたね。
ジョージよ永遠なれ。
折角の機会なのに見に行かないのも・・・と思い、行きました{スマイル}。
ジョージはこの映画ではなかなかエキセントリックな人のように見えますね。ジョンに負けないくらい。
ポールがジョージ関連で大きく関与してるのは嬉しいですね。コンサート・フォー・ジョージではクラプトンの影で少し寂しそうだったので{YES}。
年末のポール映画も見に行きたいけど、そもそも札幌でやるのだろうか{汗}
初日に観ておいて良かったです。
ジョージのしているサングラスがエキセントリックですね。
声の出なかったコンサートでも、それでも皆に愛されながら
熱唱してましたね。
北海道では「ディノスシネマズ札幌劇場」って所でやるみたいですね。
http://www.uplink.co.jp/thelovewemake/theater/
また盛り上がると良いですね。
ジョージのサングラスはヘイトアシュベリーへ行った時のハート形のやつでしょうか?。
日本人がかけたら職質受けそう(笑)。
声の出なかった1974USAツアー、あの声の荒れは、クラウス・フォアマンの証言から、ドラッグとアルコールが原因ぽいですね。ツアーには傷心を癒す意味合いもあったことかと思われます。ぶっ飛んだ表情が普通じゃない{汗}。
とはいえ、ツアーの内容はあんなジョージは後にも先にも見れずワイルドで最高ですね{びっくり}映画も公開され、ようやく単体DVD化も望まれます。