コンパクトシティというものがある。有名なのは富山市。
市内の遠隔地の居住する主に高齢者を市内に誘致して、遠隔地での公共交通、水道その他住民サービスを整理することをいう。
人間でもこの考えは使える。
今、私がやっているのはまさに人生のコンパクト化だ。
安・近・短ならぬ安・軽・楽を目指している。
贅沢は不要なので、安価なものを買う。
重いものは処分して軽いもので置き換える。
面倒であったり、難しいこと、つらいことは避けて楽なことを選ぶ。
これを今励行している。
具体的には:
「安」の場合、毎日の買物。英語で言うgrocery だが、これは基本的に最寄りの西友で済ませる。汎用的な商品はここが一番安い。しかし得意でない商品もある。例えばサラダ野菜はいまいちなのでスーパーFでなるべく買う。人参、じゃがいも、トマト、アボガド、白菜、などは西友で十分。また、西友は必ずしも私のような一人住まいの客を想定してないので、最小単位がやはり二人前になってしまう。この点、昨日たまたま寄ったスーパーTは、一人前の野菜や惣菜なども売っていたので、こちらも重宝できそうだ。
「軽」の場合、あまり買わないけど衣服がこれにあたる。ほとんどユニクロとワークマンで買っているが、過剰なものがないので、軽くて助かる。食器もロックアイスの空き容器とか、セリアで買ったアルミ製のペラペラの皿などをよく使うようになった。重い食器はもういい。
「楽」の場合、遠くにあるちょっと面倒なガソリンスタンドを使っていたが、数ヶ月あたりから近くのスタンドを利用するようになった。遠い、近いもあるが、出入りが楽かどうかが、ガソリンスタンドやコンビニの利用の際に重要だ。
もう一つ大事なのが、生活圏をできるだけ狭くしていくことだろう。なんと言っても自動車運転も永久にできる訳ではない。このご時世、高齢者の運転に対する反発は増すばかりで、私もいつ何時息子から強制的に免許証を取り上げられるか分からない。そのときにあたふたしないよう、アシスト自転車やシニアカーなどの利用を今から想定しておかないといけないだろう。物事には現実的にあたらないとね。ということで、買物や食事の場所も近場に確保する必要がある。それを今模索しているところ。
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1月11日になって、今年始めての見積依頼が入った。それもアメリカから。
そのクライアント自身は日本人だが、アメリカに移住してもう10年以上だつだろうか。日本にいらっしゃった時もお得意さんだったが、ありがたいことだ。
見積依頼なので発注につながらない可能性はあるけど、やっと仕事が始まるかも、という感覚が復活してきた。