Tuku-Chao!

(つくっちゃお!)
無農薬無肥料の自然栽培!
東京からクルマで30分。
川越で楽しむ
ワイルド・ベジガーデン!

無農薬有機の薩摩藷を使って、チョット洋風、ヘルシー「芋きんとん」と「栗きんとん」

2009-12-26 16:09:56 | Tuku-Chao!(料理)


鹿児島の生産者からいただいた薩摩藷をつかって、お正月用きんとんに挑戦しました。



材料
薩摩藷(小ぶり4本)
砂糖・蜂蜜・みりん・オリーブオイル・シナモンパウダー・キュラソー(香り付け)・栗の甘露煮

作り方
○薩摩藷の皮を剥き、さいの目に切り、塩をふった水に漬ける。
○鍋でクチナシを3本(それぞれ2つに切ったもの)入れた水を沸騰させ
 薩摩藷を10~15分ゆでる。(クチナシは後で取れるように)
○ゆで上がったら具にする分をよけ、残りを裏ごしし、みりん100cc、蜂蜜150cc、
 オリーブオイル50ccを入れよくこねる。
○甘さを蜂蜜で調節、餡の固さはゆで汁の残りで調節する。
○最後に、シナモンパウダーひとふり(少量)とキュラソー少々で味を仕上げる
 (キュラソーで、オリーブオイルの香りを押さえます)あまり入れすぎると
 ケーキのモンブランになってしまうので注意して使ってください。
○餡ができたら半分は茹でたイモを具に、残りは甘露煮の栗とからめて完成です。





塩をふった水に漬けてあくとり(鍋の水の沸騰を待つ間ぐらいでOK)


            お正月なのでクチナシで、きれいな金色に染め上げましょう





きれいな色になりました!



キュラソーはチョットづつ味見しながらいれましょう!
シナモンもほんのひとふりが適量です。

本場鹿児島産カライモ(薩摩藷)をいただきました!

2009-12-26 12:35:17 | Shi-Chao!


以前、取材させて頂いた薩摩黒豚の生ハムを作られている「三清屋」さんより、無農薬有機栽培で育てたカライモ(薩摩藷)を沢山いただきました。
ちょっと小降りでスマートな形ながら、普段食べなれている薩摩藷とちょっと違いました。まず、皮がとても薄い。繊維が殆ど感じないなめらかで水分が多めなのか、芋独特の、のどにつまる感じが全然ない。甘みと芋の香りがとっても豊。

三清屋さんは、地元中心で調達できる有機資材を工夫して無農薬の餌だけで、じっくり時間をかけて、最高級の黒豚を少量生産しています。

米ぬか発酵資材と自家生産のカライモを主な餌とし、豚を育て、回収した豚フンと米ぬか発酵資材をまた、畑に撒き、カライモを育てる!という循環型の生産方法をとっています。
ここの生ハムはスペイン生ハムをしのぐ本格生ハム。とってもおいしい!
興味のある方は、過去の記事か
(http://www.minc.ne.jp/~sansinya/sansinya.html)をご参照ください。

カライモのうんちく

●カライモの原産はメキシコと言われている。
●カリブ海→アジア→中国→薩摩→日本全国と言う具合で広まったそうです。

●抗がん効果
 薩摩藷だけに含まれる成分《ガングリオシド》は、がん細胞を正常細胞に
 戻す力があると言われています。

●究極の美容健康食
 ビタミンCとEが豊富。特にEは人参の40倍近く、ジャガイモの80倍近くと
 桁外れの含有量。老化防止効果がおおいに期待できる。
 そのほか、カリウムが豊富で高血圧を解消!

●ダイエットに
 糖質が主成分で、低カロリー。満腹感が大きい。
 含有するビタミンCは、加熱しても崩れにくい。
 アルカリ食品で、食物繊維が豊富。便秘解消、デトックス効果が絶大です。

と、すばらしい食べ物!
さて、このカライモで何をつくろうかな?