昨日の一日

2011-07-13 06:25:55 | インポート

昨日、四谷の教会に行ってみるとヨセフ・ホールで峰脇さんという写真家の方の「五島の教会」写真展が開かれていた。以前からキリスト教会のSNS、キャンドルズで浜串教会の中田師のブログを知って、配信更新のたびに自分のtwitterでも更新を知らせていたので、五島の教会には結構関心があったから早速見せていただいた。この写真展は今日、13日の夜まで開かれているので、ご覧になりたい方がいらっしゃったらまだ十分間に合うのではないかと思う。

写真展を見た後は、久しぶりに会った友達と食事をしながら、あれこれとおしゃべりした。こちらは吉祥寺の在世フランシスコ会に行っていて、向こうは六本木の在世会に行っているので、行けたら一度来週にでも六本木の例会の様子を覗きに行ってこようかという話になった。ほかの在世会で知っている方というと後は田園調布の南さんくらいなものだし、少々好奇心を感じている。

友達は自分の見てきたイギリスのクララ会の話をしてくれたが、シスターたちの生活を見てお金の使い方に、あれでは清貧どころではないと感心していなかった。イギリスのクララ会は国も違えば人の考え方も違うという見本なのだろう。清貧ということだったら日本にいてもイエスの小さい姉妹の友愛会のシスター達の生活をみれば、これならと納得するのではないかと思う。こちらも時代とともにかなり変化はしてきたが、ほんとに慎ましい生活を送っているシスター達だ。

そういえば、昔々、小さい姉妹の会が、世俗の真っ只中での観想生活ということを旗印に掲げていたのは、いったいいつどうして消えてしまったのだろう。他の会の司祭に伺うとみんなあの会を労働修道会という位置づけで見ておいでのようだ。世俗の真っ只中での観想は不可能だとでもいうのだろうか。一信徒には理解しがたいところだ。生活のすべてを神への祈り、神との対話に変えていくことはできないのだろうか。そうでもないような気がするから在世会に目を向けたのだが・・・

友達とおしゃべりしたおかげで、日ごろ気になっていたことが心の表面に浮上してきたようだ。ほかにもまだ、岡田大司教様、幸田司教さまの忙しさと健康の心配とか、各教区の内情とか、みんなまわりで心配しているだけで聞いてもどうにもならないような話がいっぱいあることはわかった一日だった。