こんにちは～、マリーで～す。
今日はさ、タイトルを見てもわかるでしょう、うちのおばはん、なんだかいやに真面目な話を持ってきちゃってさ、でもこれだけじゃ読んでもらえないと困るからってあの人ったら、新しい押入れのほうにはくだけた話題でひとつ記事を書いて置いてあるのよ。これだけどね。
http://tosikiyonokono1.blogspot.jp/
ほんでもって、こっちにはあたしが書けっていうのよねえ。そんなむずかしいテーマだったら両方とも自分で書けばいいじゃないよねえ。あの人さあ、ほんとは福音宣教とか伝道とかってのが好きじゃないのよね。ほら、前はプロテスタントの教会にいたから、若い頃は人見知りしてあんまり知らない人としゃべるのは苦手だったうちのおばはんにも、よその家に訪問したり、教会に初めて来た人にキリスト教の説明をするようにって教えられてそれがすごくいやだったのよ、あの人。そういうのがプロテスタントの教会で教わった福音宣教、キリスト教の伝道だったのよ。
その教会の牧師先生はね、お昼の食事の後片付けとかお皿洗いとかは時間の無駄だからって紙やプラスチックの使い捨てを使って、それより外に出て人に会うほうが大切だって考える人だったの。うちのおばはんは、これはなんか違うって感じてだんだんいやになって結局、子供の頃に初めて出会ったキリスト教だったカトリックに改宗しちゃったわけ。
何十年もカトリックにいてみて、今あの人にわかるのはプロテスタントもカトリックもどちらにも長所と短所があって、共通しているのは、教会は聖徒の集まりでもあれば罪びとの集まりでもあるってことだってことみたいよ。だけど、これがイエス様が大事にしている教会だから、これは安易に切り捨てたり、見捨てたりしちゃいけないんだっていうのよ。どう考えてもそんなのめんどくさいのにねえ。
それでもあの人、今も直接知らない人にあって聖書の話をしたり、教会に誘ったりするかたちの福音宣教や伝道はいやだけど、自分で出来る形でだったらやっぱり何かしなくちゃいけないんだって思うようになったみたいよ。ほら外に出て行く人がいればお留守番だって必要だし、紙やプラスチックの使い捨てのお皿じゃ、その分お金がかかるけど、そうじゃなくて普通のお皿を使って後片付けやお皿洗いをするのだって立派な福音宣教、伝道の方法じゃないの？ その人の出来ることで心をこめて働けばそれも宣教、伝道になるんじゃないかって思うようになったのね。
あたしはただのケータイだからそのへんはよくわかんないんだけど、職業だって向き不向きは絶対あるし、みんながみんな同じようにしなくちゃならないんだったら、たぶん落ちこぼれもたくさんでてくるんじゃないのかしら。イエス様がそんなことを望んでおいでとは思えないんだわさ。だから、うちのおばはんの言うこともそう間違ってもいないんじゃないのかなあ、なあーんてね。
あの人、ずるいのよ、結局ブログはあたしに押し付けてさ、自分はこの後、相棒の再放送を見てから四ツ谷に行くんだって、掃除洗濯にとりかかっちゃったわ。もう本当にしょうのない。あたしもこのへんでやめとくわ。 ほんじゃまたね。