グレーテルのかまど

2013-05-10 22:47:53 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

今日はもうこんな時間になっちゃったわ。オードリー・ヘップバーンのチョコレートケーキの話が見たくてあの人、いままでテレビにかじりついてたのよね。NHKのEテレって時々かなり面白い番組をやってるんだけど、「グレーテルのかまど」っていうのがあの人のお気に入りなのよ。

残念ながら今シーズンは、美の壺は残ったのに、グレーテルのかまどはNHKオンデマンドには出ないからさ、ちゃんと時間に予約しておかないと見損なっちゃうのよね。毎回、ちょっとした有名人とその人が好んだ食べ物をグレーテルが作ってみせる番組なの。グレーテルってあのおとぎ話のヘンゼルとグレーテルの末裔って設定なのね。

そんなの、どこが面白いんだって? あたしもよくわかんないんだけど、食べ物ってすごく現実的なものだしさ、なんか人の人生の一部を見るような感じが面白いみたいよ

今日の話のオードリー・ヘップバーンなんて、ローマの休日に出てきたとき、もう目が覚めるような美人だったじゃないの。だけど現実の世界では家庭的にはあんまり恵まれてなかったんですって。二回離婚したのかしら、それでも二人の男の子がいたから、子供のためには手作りのお菓子を作っていたから、そのお菓子のチョコレートケーキのレシピを、成人してもう自分の家庭を持った息子さんが持っていて、それを番組でもグレーテルが作ったのよ。

普通のお母さんとしてのオードリー・ヘップバーンなんて、こういうときでなくちゃ想像もしないじゃない。一人の現実の女性だったオードリー・ヘップバーンに思いがいくのね。うちのおばはんのプロテスタントの知り合いが、若いとき、本当にオードリー・ヘップバーンにそっくりだったのよね。同じ年で苗字は違うけど同じ理恵子って言う名前だったの。今でもたまに連絡したりしてるけど、ひとりひとりの人生ってほんとに不思議だって、知り合いのことを思い出したりしてると、たかがお菓子の話なんていえないんですって。

今日はうちのおばはんは、四ツ谷に「公園のお風呂ダヌキ」のコピーを届けておいてきたけど、どうなることかしらね。来週は整形外科にいって、介護支援てほどじゃないけど、あの人みたいに一人暮らしで足腰が故障して、自分では3階から下まで、大きな粗大ごみを下ろせなくなってしまっているケースなんかのために有料のサービスを格安で受けられるように、支援の申し込みに必要なお医者さんの診断が必要だから、またもう一度検査とか診察も必要らしくて、その辺を相談してこなくちゃならないみたいだし、ちょっと忙しいのよ。

まったく人生いろいろで、若いときはこんな状況は考えてもいなかったって言ってるけど、みんなそれなりにいろいろあるんだし、まあ、しょうがないじゃないの。オードリー・ヘップバーンがチョコレートケーキならあの人はイメージとしては、たぶんお団子とかお饅頭だわさ。

とにかくそんなわけで、あしたはもう土曜日、今週はちゃんと聖歌隊で歌えるかなあ、うちのおばはん。今日はこんなところでおしまいよ。ほんじゃまたね。