こんばんは~、マリーで~す。
今日は一日中天気が悪くて寒いくらいだったけど、明日からは当分昼間の気温は初夏みたいに暑くなるんですってよ。暑くなったり、寒くなったり、めまぐるしくて、体調の管理が大変だわさ。おっと、今日の話は別に気候のご挨拶をするつもりじゃないわよ。さっきねえ、うちのおばはんがテレビで夕方のニュースを見てたら聞いた事もないような話が出てきたの
ねえ、キョンて知ってる? うちのおばはんもキョンキョンだったら今もNHKのあまちゃんに出てるけど、キョンのほうは聞いたことはあっても、実物は見たことがあるような気もするし、ないような気もするってまるであやふやなのよ。上野動物園でシカのくせに牙みたいな犬歯のあるちっぽけなシカだったら見たことがあるけど、あれはいったい何だったのか、マメジカっていう種類だったような気もする・・・とか全然あてにならないんだわさ。
今日のテレ朝のニュースだと、房総半島で今、キョンが大繁殖して、人間の生活までおびやかすくらいになってるんですってよ。うちのおばはんも千葉県出身だけど、元々は先祖代々わかっているだけでも鎌倉時代から市川市だから、千葉市から先はあんまり良く知らないのよ。あの人のお父さんが晩年外房に引っ越したから一応向こうに家はあるけど、ほとんど行ってないの。
海辺のほうだからキョンが出るほうとは違うけど、どんな動物だか興味が湧くじゃないの。小さいシカみたいで、群れをつくらないから退治するのも大変なんですって、はじめ、逃げ出したのはたった7頭だったのが、いつの間にか万を越える頭数にまで増えちゃって、人家にまで近寄ってきて作物から何からきれいに食べ荒らして、仕方がないからこれは全頭駆除だってなってるらしいんだけど、全然退治できてないんだわさ。
同じ野生獣の被害でも熊よりは心配がないとはいっても、畑まで荒らされていたらそうも言ってられないわよね。それで今、房総半島のほうでは頭を抱えてるんですって。キョンは中国では食用になってるそうだし、うちのおばはんの義理のお母さんの生まれ育った新潟の山里ではウサギはご馳走だったんですってよ。だったらウサギと同じようにキョンもちょっと工夫しておいしいジビエってことで売り出すってのはどうかしらね。
北海道のエゾシカだって食用の道を研究してるんだし、ただ退治するよりついでに食べたらいいんじゃないかなあ。だめかしら?
そんなところで今日はおしまい。ほんじゃまたね。