バックアップ

古い、容量の少ないこのiMac.あまり負担のくるものは、DLしないようにしてる。　でも、写真は自然に集まってくるので、MOにバックアップして、削除。　少し容量に余裕ができた。

web siteやblogはネットの中に容量を借りてるようなもの。　退会したらお終い。　せめて、写真くらい思い出に残しておきたい。

それからホームページの１枚、１枚。

初めてweb site 作ってから、１年ちょっと経った。　

blogは、そのときそのとき、縁のあった人と立ち止まって、おしゃべりしてる感覚。　特に文字に残らなくても、いいかな、と思ってる。

残ってれば、当時の気持を思いだすよすがには、なるけれども、縁はつながったり、きれたり。　こちらは、感情とともに、文章にしてるけど、読み手にとっては、言葉の羅列。　その言葉には、読み手の感情が、上書きされることになる。

でも、web site は、稚拙なつくりながら、客観的な記録。　できたら残したい。　だから、バックアップ

そして、なんでもない、１個人が、ネットの上で全世界に情報を発信できることができる現代。
そんなことをときどき思いだして、感激を新たにできるのは、ワタシの年代だからこそかもしれない。

キッズgoo世代は、これが当たり前なのかもしれない。　ときどき、当たり前のことが、手にはいらなくなったときの、焦燥感。　携帯がない。　パソコン壊れた。　それでも、平気で生きていける感覚は残しておきたい。

・・・
いまだに携帯の必要性をあまり感じない携帯もってないpersempre,
先日、レンタルDVD半額キャンペーンのとき、パソコンからクーポンゲットして、コピーしてもっていった。　みんな、携帯画面を見せてお終い。　他に、ワタシのようにコピーして、もってった人がいるかしら？　レンタル屋のお姉ちゃんも一瞬アレッって顔してたな・・・

至福の時

Absolute best moment:至福の時

自分で書いた文章を、自分で読むとき。

Finding Forresterより

ワタシは、午後、３０分ほど、トロトロと寝たとき・・・かな。

ロック／演歌

冷たい雨が降ってます。

午後から、DVD鑑賞
Hedwig and angry inch.

お薦めです。

persempre カラオケはもっぱら演歌。　でも、ロックも聞く。

演歌は、縁歌、艶歌、焔歌、怨歌・・・
はいりこめば、はいりこむほど、閉じていく。　誰もその中にはいれなくなる。

ロックは、どんどん呼び込んで、連なっていく。　全員が、一緒になって歌う。感じる。リズムをとる。

気にしない、気にしない。

同居人といると、人生が退屈しない。

昨晩真夜中に、かなり長い発作を起こして、また、救急車のお世話になるのかな、と思いながら、様子をみていたのだが、なんとか落ち着いてくれた。

今朝は、頭痛を訴えていたが、まぁ、いつものこと。　
数日後の脳波検査を覚えているのか、「髪の毛をさっぱりしてきたい」という。
床屋も、いろんなお客がくるのだろう。　ちゃんと対応してくれる。　最近では、ワタシのヘアカットもその床屋である。　もう１ケ所、息子がいきたがる床屋がある。

理由は？　→　金魚が　いる。　それだけのことなのだが．．．

同居人の記憶法：　
コンピューターのできるおばちゃん。
かめを飼ってるおばちゃん。
犬のおばちゃん。
金魚のいるラーメン屋。
にわとりのおじちゃん。
兎を飼ってるおじちゃん。

で、今日は、金魚のいる床屋。

１時間ほどして、ニコニコと帰ってきた。

：えーー！　ぼうずに　したの？

：脳波検査のとき　いいでしょう？

：そうだよね。　よしよし。　病院の先生、たすかるよね。

予想外のことをするので、楽しませてくれます。
以前、なにを思ったのか、カミソリですっかり眉をおとしたときには、数日笑いがとまらなかった。　だって、毎朝でかける前に、マジックで、眉を書いてたんだもの。　（爆）

・・・
学校で、もっと、楽しいエピソードと一緒に、歴史を教えてくれてたら、persempreの社会科の成績、もうちょっとよかったかもしれないのに。

たった１度、それも数年前のことだが、道路沿いのラーメン屋によったことがある。　それほど、目立たないラーメン屋だったが、先日、温泉から帰る時、そのラーメン屋の前を通ったら息子がいった。
「まだ、金魚　いるかな？」

漢字は覚えられない、計算もできない。　それでも、そんなことは、忘れずに残ってる。

大事なことは、そんなことなんだよ。

同居人に、教えてもらってる・・・　年号、数字に弱い「今日の幸せ」

学習は螺旋状に、

仏教、ヒンドゥー、神道、少しずつだけど、２週間前のpersempreよりは、いくらか、そのようなものに対する概念が、できていた。

ということで、一端、宗教、哲学の学習は休んで、こんどは、しばし歴史の学習。　あえて、勉強ではなく、学習という言葉をつかってるが、persempre 学習はlearn, 勉強はstudy というイメージをもっている。　学習、勉強は、机にすわっているだけではない。

おまえも、学習しない　やつだな。

勉強が　足りない

ところで、DNAは　２重螺旋構造だそうだ。
学習分野が、何重もの螺旋構造になっていてもいいだろうな・・・

・・・
昨晩、ながら族で、細木数子さんが、なにか、ゴチャゴチャいってる番組を見ていた。　どれも、「それって、ちょっと考えが古いんじゃない？」といいたいアドバイスが多かったけど、「カウカウ女、というのが面白かった」

マンションを買い、男を飼う　若い女性が増えてるそうだ。　

でも、歴史をいまから学習しようという、「昔のお姉ちゃん」は　あまり増えないかな・・・
哲学、宗教、歴史（イタリア語でstoria:物語という意味もある）今の年令だからこそ、面白いと思えるのかもしれない。

「何が楽しみで、生きてるの？」知り合いが、よく質問する。　その年令だから面白いと思えるものが、まだまだありそうだ。　そうやって、生きていくのも、いいかな？

ポツポツとシリーズで、学習の記憶の助けのために、記事にしていきます。　おつき合いできるかたがいらっしゃったら、手をひいて、いただけると、幸いです。

日本人形展

さる　ちょっとは、由緒ある日本家屋で、食事会。　たまたま、日本人形展をやっていた。　いろんなことに手をだすpersempre, かつて、通信教育で、日本人形をつくったことはあるが、顔の表情までは、やらなかった。　

「人形は、顔が命」（あれ、どっかできいたセリフのパクリだ）

入り口近くをフトみると、なんと　ペ・ヨンジュンの人形が。　これがまた、表情がそっくり。
日本人形そっちのけで、見入ってしまった。

人形って、処分できないんだよね。

欲望／欲求

辞書的意味

欲望：
満たされない物事をなんとしても、満たしたいと思う心。
（コントロールでき、選択できる）

欲求：
何かがしたい、何かが欲しいと。日夜それを求めること。
（コントロールがむずかしい）

欲求不満：
内的、外的障害のため　欲求が満たされず、イライラする精神状態

・・・
括弧の中は、ワタシの勝手な区別。

欲求は、生存にかかわる、本能的なもの。　たとえば、食欲、睡眠欲、性欲、それに、群れる欲もとにかく入れてみる。　人は孤独で、死ぬことがあるというし．．．

欲望は、生存に必要なもの以上を求めること。　煩悩とでも、解釈しようかしら？

昨日　Instinctという映画をみた。　人生が、欲望ゲームになってる種類の人間と、欲求が満たされていれば、その状態を平和だと感じて満足できる種類の人間。　　そんな感想をもちながら観た。

欲求の内容が、生存に必要な物以上を求めはじめると、それは欲望に転じるのかもしれない。
支配欲、他から認められたいと思う承認欲、それが、戦争に転じるのかな？

たくさんの寄付をしたものが、お返しに、賞賛を得たり、信仰心が強いとされたり・・・

持てないもののひがみだけど、どうして、たくさんのものを、自分の個人所有にしたがるんだろう。　きっと、生存への危機感がさらないからでしょうね。

年金は、あてにならない。　人の好意は、一過性。　自助努力。
ゴミ屋敷の住民と、五十歩百歩。

いつか使うかもしれないから、これもとっておこう。　(^_^;

根回し、談合

諸外国の方には、なかなか理解できない方がいらっしゃるようだ。

神道については、サラッと眺めただけなのだが、学習しながら、思ったことを、少しまとめてみる。　なぜ、日本には、根回しとか、談合とかあるのか。　なぜ、時間をつかって、たくさん同じような会議をするのか。

なぜ、「おかげさまで」「いつもお世話になっております」「よろしくお願いします」「失礼します」などと、翻訳の難しい言葉を頻繁に使うのか．．．

命は、祖先から受け継がれ、
自然により　育まれ、
共同体の中で　生かされる。

祭り：間釣り
神様と共同体のバランスをとること。

穢れ：気枯れ
気（エネルギー、生命力）が、枯れて少なくなること。

とにかく、もっとも大事なものは、命のリレーが続いていくことだったのだろう。　　その中で、出産と、死は、「気」が動くので、落ち着くまでは、籠って共同体の活動に参加することを遠慮する。　それが忌。そうしないと、共同体が傷つくと考えられた。　その他、個人の罪（近親相姦、獣姦）等、共同体の関係性を危うくするようなものがおおきな罪だったらしい。　そして、そのようなものは、共同体から、無視される、という形の罰があったのかもしれない。

それから作物に被害を与える自然災害、雷、など、個人が原因でないものも、共同体が危うくなるので、罪と考えたが、これをしずめるために、それぞれに関係のある神様をお祭りして、禊、祓を行った。　昔話には、よく神様の怒りを鎮めるために、生け贄を差し出す場面がある。　そして、無事に収穫が終われば、感謝を忘れないように祭りをする。　神様のお世話になって、収穫できたのだから、バランスとって、お祭りという形で、お礼をしなきゃ。　

ありとあらゆる　解明できないと思われる現象は、様々な神様の力。

「おかげさまで」今日も事故もなく、過ごせました。　これは、車の神様のおかげです。
「おかげさまで」パソコンが無事につながり、今日もネットを楽しんでます。ネットの神様に感謝。
「おかげさまで」、お腹も空いてないし、ノドもかわいてない。　畑の神様、水の神様に感謝

これが神道。

「いつも世界という共同体のみなさまに、お世話になっています」
「みなさま、肉体がある間、よろしくお願いします」
「いろいろ、お世話になりました。　これで失礼します」

これも神道

そして、共同体の構成員が、バランスよく幸せになるように、話し合うのが、談合。

大勢の前では、話せないけど、意見をもってないわけじゃない。　そんな黙っている人でも、とりあえず納得できるように、予め意見をすいあげる努力をしておくのが、根回し。　再確認が、会議。

こんな、形の解釈をしてみました。

神道には、全知全能の神様はいない。　神社には、共同体にいて無事過ごしていることを感謝しにいく。

「昨年は、いろいろと、ありがとうございました。　今年もよろしくお願いします」

間違っても、「お金がたくさん儲かりますように」とか「恋人ができますように」とか個人の利益をお願いする場所ではないようだ。

目にみえるもの。

人は、目に見えるものを　否定できない。　

肉体的限界を超えると、ベータ・エンドルフェンと呼ばれる麻薬様物質が、人間の身体の中に精製されるそうだ。　そして幻覚をみる。　それが、記憶として残された場合、こんなものが、存在した。　と思い込んでしまう可能性はあると思う。

　再度、ゲーテの言葉
人は、見たいものしか見ない

何かが存在するとか、存在しないとか、こう考えると、どんな人間も、同じものを見てるということは、ありえないんだろう。

認識するという過程があって、初めて存在がある。・・・唯識論

エネルギーとしての生命力、　肉体は認識しなければ、ないのと同じ。
人は、死ぬと４０グラム軽くなる。　世界のエネルギーの総和は同じ。

宗教や哲学は、遠くにあるものではないと、つくづく感じている。

ただいま、神道に学習を移しております。　共同体のためには、命を捧げることも厭わない。
日本的「根回し」は、神道に関係がある。

個人が、１対１で、絶対神と契約を結ぶ宗教と、八百万の神々が、あらゆるところに存在し、１人（？）１人の神様と、それを守る共同体の特定の複数の人々。　　なにか、また新しいものが見えてきたような気がする。　　神道の神は、その共同体における法律だった。　　

必要があって発生した祭り。　仏教の影響や儒教の影響を受けたとはいえ、生活の隅々に、残滓が残っている。

密教とは、２

ある宗教によって、自分が救われたと感じる人は、なぜか、他の人も私の信じる宗教で、救われてほしいと思うようだ。　そして、聞く耳をもたない人間にであうと、がっかりして、時には軽蔑するか、それではあなたの不幸はなくなりませんよ、とか、肉体から離れたとき、永遠の血の池地獄にいきますよ。　それが嫌なら、私とともに祈りましょう。　と、盛んに働きかけてくる。

最近も、なにか、女性信者にエッチなことをやって、捕まった教祖様がいなかったかしら？　カルトと新興宗教の違い、なども　考えはじめると、かなりの紙面が割けそうである。　

persempre, 以前、カルト宗教の本を数冊読んだことがある。　カルトにはまる人は、高学歴、知識があり、厭世的であり、弁が立ち、人を救おうという目的意識の高い人が多いような印象をもった。　それ事態は、さほど、非難されることではないと思うが、行き過ぎて、信仰の為には、「人を殺しても許される」「あなたの世俗的なものはすべて捨てなさい。　財産すべて、捧げて祈ってこそ信仰の道にはいれるのですよ」というような言葉巧みなアプローチで、信仰と似て非なる「完全依存」への道へ誘い込むのが、ワタシなりの解釈のカルトだと思っている。

またまた、ずらずら、となったが、密教の基礎になった大乗仏教に話しを戻す。

大乗仏教で、唱えられる、「般若心経」は、何をいいたいのか？

いままでのシリーズをよんで下さった方は、仏教の考え方が、縁起と空、ということは、すでにインプットされてると思う。

成仏とは、自分が、他の人との関係性なくては、空であることを知り、縁を大切にし、自分の中に沸き上がる煩悩をみつめつつも、その煩悩から距離を置く方法を修行により学び、精神的悩みから脱却すること。

創作記事の中に、「こっちの世界、あっちの世界」という言葉を使ったが、これは、肉体的に生きてる現世、　亡くなってからあとの、霊が生きてると　一部の宗派で、考えられている来世ではなく、あくまでも、肉体とともにありながら、煩悩から解脱したものを、「あっちの世界」とあらわしたつもりです。　これが本来の「彼岸」川の向こうの意味。

此岸、川の「こっちの世界」に大勢の人がいる。彼岸には、成仏したお釈迦さまが、穏やかな表情をして座っている。　川を渡してくれる乗り物が、菩薩であり、阿弥陀様である。　その乗り物に乗り込んで、まず、ワタシひとり、彼岸に渡ったと思った。　これが「自利」ところが岸をあがろうと思ったら、まだまだそれではあがれない、と言われた。

：どうして？　ワタシは、煩悩にわずらわされなくなったのですよ。

：いや、まだまだだ、向こう岸の人が全部わたってこなければ駄目だ。　お前の存在は、あのものたちとの関係性の中にあってこそ、認められるのだからな。 これが「他利」

ギャーテイギャーテイ　ハラギャーテイ　
ハラソーギャーテイ　ボージソワカ
ハンニャシンキョー

みなさん、お願いですから、わたしと一緒に
菩薩の船にのってください。　それでこそ私は救われるのです。
（ちょっとまて、それじゃ、情けは人の為ならず、じゃないか。　それも煩悩では？）

一緒に川を渡ろうというのが、大乗仏教。
１人、渡れれば、満足というのが　小乗仏教。

この大乗仏教にヒンデイーの概念が加わったものが、密教。

だから、みんなで、グループで、同じ行為をする、極端には、乱交パーテイさえも、ブラフマン、大日如来と、合一するための方便になる。

persempre,やっぱり死ななきゃ成仏できそうにない。

この際、そんな大変なことやめて、密教に乗り換えるか。
だって、密教は欲望を肯定してくれるんだよ。

かくて、このシリーズ、川の岸をいったりきたり。　ほら、世界には、まだ、いろんな哲学、宗教があるよ、と、彼岸に、渡りたい人々が叫んでます。
by persempre