安倍総理に朝青龍、辞めない面々

安倍首相の鈍感力には本当にびっくり。

安倍政権の信任を問う形の参議院選挙での歴史的大敗にも関わらず、
厳しい国民からの状況を認識しているといいながら、
自分の改革を続行していくことが責任の取り方だと言い張っている。

美しい日本、戦後社会を否定する戦後レジュームの脱却
憲法改正、教育勅語の時代を懐かしんだ教育改革、愛国心
ジェンダーフリーバッシング・・
より競争をすすめ、思いやりの無い、勝ち残るものだけにやさしい社会

国民の意識とかけ離れた、雲の上のような考えから夢見る
そのような美しい国つくりとやらに対して
国民はＮＯと言った結果の選挙であったと思う。

そのような抽象的で、そして戦後の日本で築いてきたものを否定し、
国民の望む改革とは違う国家像を目指していこうとすることを止めて欲しい
との判断だったと思う。

なのに、その方向のままつき進むことが自分の責務だなんて、
もう双方向な会話になっていないじゃない？
方向を変えろ！と国民が言っているのに国民の意見を無視する
そのずうずうしさ、
これこそ子供たちに示してはならない姿ではないですか？

まずいでしょう、こういうのをほっておくと・・
国民も、こんな状況を許してはならない。

この内閣は何かおかしいと思ってたが、選挙結果も無視するらしい。
そのような政権に国を語って欲しくない。
本当にびっくりの連続だ。

赤木農林大臣についてもここ至ってさえ自分から辞めるつもりはなかった
というではないか？何かおかしい。
４０代後半から５０代前半の安倍世代のやり口なのか？

自民党、そうはいっても期待しなきゃおれない自民党、その内部で
もっともっと声が上がるべきだ。人材がいないわけが無いでしょう？
しっかりしてよ・・。それとも、本当にそんなことすら主張できないほどに
党内は中央独裁構造になってしまっているのでしょうか？

３分の２の議席をあと２年しがみつくため？
ちょっと勘弁して欲しい。何を勝手にこれ以上決めるつもりなの！？
もう勝手にしないで欲しい。国民軽視も甚だしい。信じられない！

そういえば、アメリカブッシュ大統領も先の中間選挙で大敗しながら
国民からのイラク撤退の意思を無視するかのように
選挙後すぐに兵士を大幅に増員した。

権力の座にいるものがこうやって謙虚さを失っていくそのやり口を見ても
勝ち残るものだけにやさしい社会を目指していることが良く分かる。

為政者の品格はどこへいったか？
彼らのルールの中でなら何をやっても良いのか？

品格といえば朝青龍、彼の度重なる態度には相当に日本を馬鹿にされた
気分になってくるもんですね。

彼の態度は今回に限ったことじゃなかったですよね。
リベラルな俺でもね、そういうのは思うんですよ。

彼も、自ら辞めるべきなんでしょうが取り巻きが甘すぎる。
自分から辞めるなんてことは考えも付かないのでしょうかね。

そういった意識のずれ？なんとも気分が悪い