ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛者の子供を持つ親御さんたち

2007-08-19 01:25:19 | Weblog
プライドパレードが終わったのは18時。
それはそれは疲れまくっていたわけだけど、どうしても参加したかった会に
俺たちは向かった。「LGBTの家族と友人をつなぐ会」交流会です。
http://blog.goo.ne.jp/family2006
http://lgbt.web.fc2.com/

ぐったりして人前に出れそうに無いた彼氏くんを一人おいて
それでも俺は行かせてもらいました。彼氏くん本当にごめん!!

遅れて到着した俺でしたが、去年も一緒だった仙台のあおいさんの横に
座らせてもらいました!

この会はレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの
家族や友人による会です。

当事者の子供を持つ親御さん同士が悩みを話し合えたりする
とても意義のある会で、自分も親にカミングアウトして長いですが
親へのフォローは息子本人だけでは無理なようで、このような会が
地元にもあって、親同士が交流してもらえたらどれほど助かるか、
親の整理にもなるだろうと思います。

家族へのカミングアウト、これを良い方向へ向けていくことの出来る
光が見える会だと思うのです。

パレードが始まる前の「青年の主張」コーナーでは親御さんが
自分たちの子供を誇りに思っている!と壇上で話されていました。

会場にいた多くのLGBTが自分の家族を想い、このように発言してくれる
親御さんたちを自分たちの親にダブらせながら、夢を見たかもしれません。
いや、このような未来もありえるのか?と思ったと思います。

この炎天下のパレードを元気に歩いてくれた親御さんたち
このことも忘れてはならないことです。

会は本当にあっという間で時間切れ、でも今回はそのまま喫茶店に行こう
ということになって、これまたグロッキーな彼氏くんを散々に引きずり廻し
もう少し話をしたい、聞いておきたいという俺の希望を優先させてもらいました。

松山にも巡業しましょう!といってくれた代表の親御さんに
俺も期待が膨らみました。

自分の親にもこのような会があるんだよと話したことがあります。
他の親御さんと話をしてみたいと言っていました。でもその時のバイオリズム?
心の準備の都合にもよるけどなんて言ってました。

愛媛でもそのような会が出来ていって、定期的に集まりがあって
どこかのバイオリズムの合うタイミングで参加してもらえるような・・
そんなことが出来るようになるといいなあ。

まさか自分の親がそのような世話役になってくれればいいけど
そんなのは夢のまた夢だけど、まずはいつかこの会に参加できる時が
来るといいなと思います。

親は親の立場で悩み、相談したいことがあると思う。
子供からの情報だけでは理解できない得心できないことも多いと思う。

会の中で親御さんの中から、自分の子供のことを応援したいと思うけど
一番厄介なのは親類付き合いとか世間体だと言っていました。
本当にそのとおりでしょうね。家族の中のことだけなら良いのだけど
世間体は・・・

日本は何かの教義に沿って人々の規範がなされているのではなく
すべて世間体で動いているんだそうです。

世間体はその時々で変わっていく、俺も変えて行きたいと思ってるんですよ。
途方も無いことだと思いながらも、変わると思ってるんですよね(笑)
コメント
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