ナチス虐殺・同性愛者の慰霊碑完成

以前に紹介したナチス・ドイツが多数の同性愛者たちも組織的に虐殺した話。
ベルリンで慰霊碑が完成したそうです。

過去記事「ナチスの同性愛者虐殺」
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/53319999.html


【ベルリン２７日時事】ナチス・ドイツの迫害によって犠牲になった同性愛者の慰霊碑が完成し、ベルリンで２７日、公開式典が行われた。ナチスはユダヤ人だけでなく、同性愛者やロマ人なども弾圧の対象とし、強制収容所に送られるなどして殺害された同性愛者は５万人を超えるとも推定されている。

　慰霊碑は直方体をしたコンクリートの塊のような形状。中央に開けられた小窓からは、同性愛者がキスするフィルム映像を見ることができる。　

http://news.www.infoseek.co.jp/world/story/20080528jiji6240051/
今日の写真がその慰霊碑だそうです。
ユダヤ人慰霊碑の隣に、建てられたそうです。
秋にはロマ（ジプシー）の慰霊碑もこの付近に建つ予定。


ホロコーストで強制収容された者に装着が義務づけられていた三角形の胸章

同性愛者はピンク色の三角形胸章をつけられ、ガス室送りとなりました。
今日の記事では５万人という数字がありましたが、６０万人とも言われる人が
同性愛者だという理由で（当事者かどうかは不明）収容組織的に虐殺されました。

このピンク・トライアングルや、これに使用されたラベンダー・ピンク色は、
現在では性的少数者のプライドや権利を象徴するシンボルとなっています。。