ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛の彼氏が結婚してしまったら?

2010-09-18 03:31:05 | Weblog
昨日に続いて既婚者ゲイのこと・・

まずはこちらのミュージックビデオを最後まで見てみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=AyifFTD_tzA&feature=player_embedded#!

台湾の歌手、陳永龍(レオ・チェン)が歌う「告別」という曲だそうです。

なんともしっとりとした演出の素敵なビデオですね。

真正面に同性愛の恋愛を描いた作品、それもプロモーションビデオで本人出演の上で
このような演出をしてしまうことに驚いた。
台湾は進んでますね~!


晩婚化が進み、結婚プレッシャーというものはずいぶんと少なくなってるような気もしますが、
20代後半から30代半ばまで、結婚適齢期とされる頃というのはあちこちから大変と思います。

多くのゲイが女性との結婚について悩んできたと思う。
自分もいろんな人から言われてきました。

自分を強く持ってなければ、結婚したら楽になるのでは?と思えるほどです。
とりあえず結婚し、離婚すればいいんじゃないか?とか妙なことまで考えます。

自分のことを受け入れられず、あまり行動的でない人だと
「結婚はするものだろう」と思い、周辺の誘導に流れていくかもしれません。

10代のうちは性のゆらぎみたいなもので、そのうち直るだろうと思わされたり
否定的な社会や家族や周辺からの影響で、なかなか向き合うことができないですよね。

でも自分らゲイは、なるたけ早いうちから自分のことを知っておく必要があると思う。

・・その後の人生設計が変わってくるから。

残される彼もつらい、結婚相手の女性もつらい、そして当の自分がつらい

本当の自分を知らない、見ないフリをしてた方が「生きやすい」とは・・・
なんともやるせなくなる立場です。

自分を生きるか、自分を抑え周辺のために生きるか

生温く自己確立が求められずに済む日本社会の中で、自分たちゲイは突きつけられますね。

乗り越え、切り開いていける強さを試されているのでしょうか。



コメント
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