ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

オバマ大統領「同性婚」賛成表明

2012-05-11 00:25:48 | Weblog
とうとうオバマ大統領が同性婚の賛成を表明しました。

LGBTへの人権を大きく後押しする施策は以前から次々と打ち出しているオバマ政権
今回はバイデン副大統領の同性婚支持に続き、大統領自身も腹をくくった!!

アメリカでは長く論争されてきた同性婚も、長年の成果で今では過半数の国民が賛成との
調査結果が出るようになり、国民の意識もずいぶん変わってきました。

相手候補のロムニーさんが知事をしてた州では、同性婚を認めてたそうですね?
それなのに大統領候補となって、保守派の気を引くためか反対になっているとか

今回の選挙で、アメリカの意識はぐっと変わっていくのでしょう。
長く大変な取り組みだったと思う。
まだ、選挙が終わってないから分からないけれど
現職の大統領が支持をしたというのは記念の日となりました。

マスコミでもお祝い的なムードで取りあげたところもあるみたいですね。
ゲイの友達がとても興奮して喜んでいると嬉しそうにコメントしているキャスターもいたそう。

日本では、保守派の反発必死とかと報道されてます。
もう、その保守派というのが少数者になりつつあるようですが
日本には想像もできないまったく宇宙のかなたの話のように伝えようとしているようです。

そりゃそうだよね、日本では当事者であるゲイやレズビアン、トランスの人々が見えないし
切実に男女と同じような社会保障が得られるパートナー制度とかを求める動きは大きく表に出てない

多くの隠れた当事者たちが、声を出さない(出せない)

友達のこと、家族のことと思うような状況に、日本ではまだない

まだまだ、こんな段階だ


ついでに来日しているレディガガのこと
空港に降り立ったときの格好が、レインボーのエクステをつけてたと報道されてた

日本のマスコミでこのレインボーの意味を伝えるところは目に付かない
「レディー・ガガ、6度目の来日 レインボーヘアでファン魅了」とされているだけ

今日の写真、ちょうど絶妙なアングルで「LGBT」のボードが写っていますね
アメリカならまさにこれを狙ってレディガガの意図とあわせて報道するだろうにね

せっかくこの写真をネットニュースで使っても、意図を理解できてないのです

アメリカの動向が分かってたら気がつきそうなものだけど
日本ではLGBTのことは、まだまだです。

でも!!

「LGBT」のボードを掲げて出迎えに行き、写真の端に映りこんだ人、エライ!

コメント
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