ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛の娘と結婚してくれたら50億円

2012-10-04 05:45:08 | Weblog
同性婚した娘に対し、親の混乱が50億の花婿募集にまでなって世界をにぎわしている

レズビアンで彼女もいる娘さんを射止めることが出来ると信じて申し込んでくる男が結構いるという
世界から何千もの男が自分ならどうにか娘さんを変えられると思って求婚しているのか?

その感覚のずれに一番驚きます

ビジネスの企画書を送ってくる人もいるとか、結婚ではなくてビジネスとしての売り込みなのでしょうか?

笑い話のような父親の行動ですが、こんなことまでしてしまうというのが親の想いなんでしょう。
娘さんも、それを分かってこそ怒りもせず冷静に騒ぎを見ているようで、偉いなと思う。

この間のブログ記事じゃないですが、
本当に素敵な異性に出会ってないから同性愛になっているに違いない!?
親としてはそんなことを思いたい、かすかな期待を持ち続けたいのでしょう

親のこういう態度には、当の本人の幸せを考えてないというか、見ていないというか
そして、異性との結婚こそが幸せなんだ!というおしつけがましさがあるのだけど

精一杯の愛情表現で、こんなふうになりふり構ってないことが出来てしまう親心!?

このあまりにかけ離れた親の意識に、途方も無く恐れおののいてしまうLGBTは多いだろう。

昼のワイドショーなどでも話題にされていたが、自分も立候補しようか?なんて
無邪気で勝手なことをコメントしている人が多かった。

なんだか同性愛のことは置いておいて、50億円だけ
そもそもの、どのようにレズビアンで彼女もいる人の愛をどう掴むのか?という話や
同性愛そのものの話は誰もできている様子ではなかった。


■   ■   ■   ■   ■
記事より

(サンケイ)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120929/asi12092908090001-n1.htm
2012.9.29 08:07

オフィスのソファーに腰を下ろすジジ・チャオさん。莫大な財産を手にし、その隣に夫として座れる幸運な男性は現れるのか=27日、香港(ロイター)
 香港の大富豪が、同性婚した娘と結婚し直してくれる男性に5億香港ドル(約50億円)を贈呈すると宣言したところ、世界中から申し込みが殺到、行方が注目されている。父親は、香港の上場不動産会社「卓能」のオーナー、セシル・チャオ(趙世曾)氏(76)で、娘の結婚相手となる男性について「金持ちだろうが貧乏だろうがかまわない。私の娘を愛し、娘も彼を愛していることが唯一の必要条件」と話す。果たして彼女のハートを射止め、莫大な財産を手にする男性は現れるのだろうか。(SANKEI EXPRESS)

交際女性とすでに「挙式」

 チャオ氏の同性愛の娘は、ジジ・チャオ(趙式芝)さん(33)。香港で生まれ育ち、英国に留学してマンチェスター大学を卒業後、父親の会社に勤務し、現在、高級物件開発部署で部長を務めている。今年4月にフランス・パリで、7年間にわたって交際していた女性(中国系)と「結婚式」を挙げた。

 チャオ氏は香港社交界きってのプレイボーイとしても有名で、これまでに一度も結婚したことはないが、「過去に付き合ったことがあるガールフレンドは1万人」と豪語し、母親が異なる子供が3人(1男2女)いる。ジジさんは長女で、チャオ氏は先週、「娘は才能と美貌を兼ね備えた素晴らしい女性だ。親孝行だし寛大。ボランティア活動にも打ち込んでいる。娘の心を射止めてくれた婿には5億香港ドルを与える」と香港メディアに発表した。

保守的な社会風土を持つ香港では、同性愛は1991年に非犯罪化されたが、同性婚は合法化されていない。チャオ氏は「香港では同性愛者が死刑になることはないが、祝福されたり、ましてや推奨されるものでもない」と語り、ジジさんがパリで同性婚の式を挙げたことについても「でたらめな話でありえない。娘はまだ独身だ」と否定している。

「最初は迷惑だったが…」

 AP通信などによると、渦中のジジさんは27日、「すでに彼女と幸せな結婚生活を送っているので、父の申し出は最初は迷惑な話だと思った。でも、今は感激している。これは父なりの愛情表現であり、私は大変幸運な女なのだと思うようになった」と語った。これまでに米国やエチオピア、トルコ、ポルトガルなどさまざまな国から手紙やインターネット交流サイトのフェイスブックを通じて1500件以上の求婚があったというが、「どれもピンとこない」とし、今後の対応を問われると「父は強要はしないと言っているので、いずれ分かるでしょう」とかわした。

 チャオ氏の元にも数百件、「義理の息子になりたい」などとする申し出がきており、中には新規ビジネスの計画書を添えたり、求婚とともに映画化の話を寄せたハリウッドのプロデューサーもいたという。「ふさわしい相手が現れたなら、ビジネスを始める手助けをしてもいい。ただ、大事なのは、寛大で優しい心を持っていることだ。娘の意思を尊重するが、どうにか結婚させたい」とチャオ氏。父の愛は、海よりも深いのか。



(東スポweb)
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/43651/

「うちの娘と結婚してくれるなら、どんな男でも5億香港ドル(約50億円)差し上げます」――。こんな仰天の“求人広告”を出したのは香港の不動産王・趙世曽氏(76)。いったいどれほどキワモノの女性かと思いきや、かとうかずこ似の美女。ただしレズビアン。つまり「ちゃんとした家庭を持たせたい」という親心なのだが、あまりの大金に目がくらみ、世界中の男から求婚の申し出が殺到している。

 趙氏が娘の夫探しを公表したことを受け、香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが先日報じた。その直後から世界中の新郎候補を名乗り出る男たちから同氏のもとに連日、メールが大量に届いているという。

 当の娘であるジジ・チャオこと趙式芝さん(33)は、父親がとっぴな行動に出たことについて、“親心”として冷静に受け止めている。

「米国の退役軍人やエチオピアのアジスアベバに住む男性、(トルコの)イスタンブールや南アフリカ、ポルトガルなど世界中から本当にたくさんの申し出が来ています」と人ごとのように話した。

 中には「同性愛者だというあなたの娘さんにたいへん興味があります。実は私も同性愛者なんです」という米国男性からの意味不明なメールも。また、ハリウッド映画「かけひきは、恋のはじまり」で主演した俳優ジョージ・クルーニーのスタントマンを務めた兄弟だという人物からは「兄とあなたのツーショットなら美男美女カップルまちがいなし」とアピールがあった。

 実は父親の趙氏が急きょ、義理の息子候補探しを始めたきっかけは「ジジさんが7年間交際していたショーンという女性と4月にフランスのパリで結婚した」と報じられたことだった。趙氏は報道を「デタラメだ」とキッパリ否定し「娘はまだ独身だ」と強調してみせた。

 趙氏は香港で不動産会社・卓能を経営する大富豪。また、豪遊ぶりもよく知られ、自家用ロールスロイスを乗り回し、「これまで関係した女性は1万人」と豪語してはばからない豪傑なのだ。

 ジジさんはそんな父親が、自分を心配していることに「私のことをそこまで考えてくれて、すごく胸がいっぱいになりました。感激しています」と胸中を明かした。ただし、ジジさんの指にはしっかりシルバーの結婚指輪が。関係者によると、パリの教会で女性と同性婚したのは事実で、「パートナーとの愛は永遠に変わらない」と誓っているという。

 娘の幸せを願う父親のために、夫を迎え“仮面夫婦”を演じられるのか、今後の展開が注目される。

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