ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイの息子を父親は許せるか!?「サーシャ・愛媛LGBT映画祭」

2013-12-06 03:13:25 | Weblog
いよいよ今晩には会場のシネマルナティックで飾り付けなどの準備をします。
そう、いよいよ明日から第3回愛媛LGBT映画祭2013の始まりなのです。

いつものように宣伝を頑張り、昨日までに3万枚近くのチラシも撒いてきました。
2日前になって手のついてないチラシが4500枚も出て来て、確認のなさに茫然としてしまいましたが、皆で手分けし応援もいただきながら各戸に配り終えました。

同性愛や性同一性障害をテーマにする映画祭のチラシが各家に入ってて驚かれたかもしれませんが、なかなか効果的なようです。

とはいえ、愛媛でやるには大きすぎるイベントゆえに、成功のハードルが高いです。
去年の倍の来場があればいいのですが、自分の中では悲壮感でいっぱい・・
悪夢にさいなまれる日々です(辛)

いえいえ、心取り直して映画祭を楽しまないとね。
まだまだ終わったわけでないし、新たな皆さんとの出会いもあるはずです。
たぶん来てくださるはずです。

さて、今日紹介する作品は「サーシャ」

ドイツの都市に暮らすサーシャはゲイの高校生
ピアニストをめざし、家族の期待をされてプレッシャーのなか頑張ってるが
ピアノの先生のことが好き、その先生もゲイだったのだが・・

この先生が曲者なんですよ。
とんでもない遊び人というか、自分中心というか
その酷さ加減は見物ですよ ほんと(笑)

その恋愛模様と同時に見せるのは両親の様子。
移民としてドイツに出てきた父親は元スポーツ選手の頑固おやじで
ゲイの息子なんてトンデモなく認められないのでした

その父親との葛藤 胸に迫ります

良い作品ですよ。
これも日本配給の無い作品なので日本ではこれで最後の上映になるかもです。

◆  ◆  ◆

「サーシャ」
SAŠA  ドイツ 2010年  102分     監督Dennis Todorović  
出演 Sasa (as SASA Kekez) Vlado (as Pedja Bjelac) Pero (as LJUBISA Lupo Grujcic)

ゲイのサーシャは母の意向でピアニストを目指す19歳。ピアノの先生に恋する彼だったが、その先生もゲイだったのだ。東欧からの移民で、同性愛など認められない価値観にあった家族に勇気を出してカミングアウトするサーシャだが。

自身のセクシュアリティを隠す必要がないほどゲイフレンドリーなドイツのケルン。そこでピアニストを目指すサーシャは母の期待を一手に引き受けていた。モンテネグロからの移民として苦労した家族は、サーシャがピアニストになって国に戻ることを夢見ている。ゲイとしてのアイデンティティーを自覚し成長していくサーシャと家族との溝、息子を受け入れられない父親との葛藤が胸に迫ります。関西クイア映画祭2011で好評だった作品が愛媛に登場します。


●  ●  ●

いよいよ今週末から!!ぜひお越しくださいませ!!!

「第3回愛媛LGBT映画祭2013」
12月7日~13日 シネマルナティックにて 10日休館
http://rainbowpride-ehime.org/Site/ehimeLGBTmoviefes3.html

映画祭今年のパンフレットここで見れる!
http://p.booklog.jp/book/79340
なかなか立派です!

ゲイやレズビアン、トランスを描いた選りすぐりの映画を集めました!
12月7日から1週間、毎日7作品を上映します。来るべし!

主催
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
お問い合わせ
rainbowpride777@gmail.com
コメント
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