ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

熱心に性的マイノリティのことを考えてくれたPTAの事業

2014-07-02 23:30:23 | Weblog
先日、地元松山の桑原小学校で行ったLGBTのことを伝える講演、無事に終えました。

PTAの取り組みで今回は性的マイノリティをテーマに研修会をしてくださいました。
お母さんやお父さん、小学校の先生、50人くらいが集まり1時間半の講演と30分の質疑と
参加された皆さん、熱心に聞いてもらえました。

感想アンケートを後で読むと、思った以上に伝わっていて
それぞれが自分の子どもの問題としたらと考えてくださったようでした。

そして、親御さんたちが事前に早くこういう知識を得ておくことの大切さを改めて感じました。
自分も伝えていく意義を強く感じました。

自分が小学校生活を送った母校でもあるので、何十年ぶりの校舎にドキドキ
ああ、ここで先生に怒られたな~。ここで泣いたことがあるな~。
友達と遊んだな、と思い出がよぎり、同時に自分が同性愛者であるようだとも感じ始め
心細く、不安に悩み始めてた小学生の自分とも会うような気持ちになりました。

そういう気持ちになるのが心配だったのですが
PTAの皆さんからは最後に「お帰りなさい!」なんて素敵な掛け声などをいただいたりしてね
気恥ずかしいような気持になりつつも、家に帰ってから思い出して涙が出たりしていました。

小学生の自分に「大丈夫だよ!」と伝えられたかな?そんな気持ちになりました。

今回の講演が実現するために、校長先生やPTAの皆さんの偏見なく機会をつくってくれた強い想いがありました。
本当にありがとうございました。
(写真の下側はPTAさんからいただいたお花!虹力スペースに飾っています)

PTAの皆さん向けへの話もとても重要だと思います。
この実績が、また次の学校へと広がっていくに違いありません!!

さあ、自分も前を向いて頑張っていかなくちゃな!!

通った小学校での講演に、自分の母親などは心落ち着かない気持ちであったろうと思います。
父親は何も恥ずかしいことじゃないからな、と心強いことを言ってくれたりしました。

自分をさらして伝えないといけない部分もあり、不安定な気持ちになるところもある務めです。
でも自分の出来ることを、出来る範囲で役割を果たせれればと思って頑張ってみています。

ちょうど今回の講演には先日来から密着されているNHKさんが撮影に入ってて
講演している前や後ろをガブリとカメラが寄って来て大変でした(笑)

さあ、これもどんなふうに編集されるんでしょうね~
小学校の皆さんもカメラで感想聞かれたりと大変だったと思うのに、大変強力してくださいました。

よりよいきっかけになるのなら・・との皆さんの思いが応援となっているのだと思いました。

こんなふうに、自分たちのことを応援してくれる方々がたくさんいますよ。

少しづつ、この松山では社会の意識も変わっていくかもしれませんね。



(性的マイノリティの講演はこちらで受け付けています)
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
コメント
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