ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

再放送は7/26に、四国羅針盤の性的少数者

2014-07-21 01:27:57 | Weblog
NHKの「四国羅針盤」で取り上げられた性的マイノリティ特集、どのように観たでしょうか?

さすがにNHKそこまで取材に行くのかと感心したり、25分という短時間だけに此処までが精一杯かと感じたり
それでも、大変充実した内容でもあるとも思えたり

地方における性的マイノリティの取り組みがどうなっていけるといいか、その未来像などまでは持っていけませんでしたね。

四国内の行政取り組みは、実際どういう状況であるのか・・というのは、取り上げてもよかったかもしれません。

そういうのをするために、第2弾もぜひしてみてください。

テレビというのは気になるものを映しちゃうもので
虹力(にじから)スペースの映っているイロイロに気になったりします。

取材に協力してくれた皆さんのあれこれを心配したり・・

ご覧になった方は、いろいろ思ったことがあると思います。
虹力(にじから)スペースで感想を話しましょう。

特に、7月26日(土)18:30~22:00には、虹力夏越パーティをやりますので
その時に、テレビ取材の打ち上げもできたら良いですね!!

今回もテレビ取材に自分もぼかしを入れてもらいました。
自分は日頃から新聞やテレビなどマスコミには顔出しや本名出しはしていません。

活動者としては、自分を出して、名前を出してやっている部分も多いですが
情報が独り歩きする可能性のある大きな媒体では控えています。

面と向かって直接やりとりや、直接話す相手には自分を出してますから
日頃を知る人は、自分がテレビに顔出ししないことの方が違和感あるでしょう。

地元では、そういう活動だけでも大変な影響が家族や親類にかかっていくわけですが
まだ、直接話しているという部分の迫力に賭けて挑戦してみている模索です。

独り歩きするだろうマスコミでは、まだまだ難しいです。
家族や親類が受ける影響が想像を超えてしまいますから。

それは自分自身が恥ずかしいからとかということじゃないんですよね。

活動者としての自分は、隠れている場合ではないのですが
マスコミなど情報が大きく伝わる場合、自分の許容を超えて、対応力のない家族や親類に降りかかってしまいます。
そうなると、自分で済む問題ではなくなってしまうのです。

そうでなくても大変な両親に、そこまでのことはさすがにできません。
ここらが、地方で生まれ生きてきた狭い世間の中での現状を表わしているのでしょう。


何でもオープンにしなければLGBT活動にならない!と極端なことを思う人が多いですが
それは、ちょっと短絡で無責任な発想なんですよ。

自分のことで、自分で対応できるだけのことであればいいですけど
家族や親類はそのような対応ができるような人たちばかりではありませんから。

家族や親類を説き伏せ、協力を取り付けてないものは
カミングアウトも活動もしてはならない!というのでは、何もできなくなるのです。

そういう極端なことをしなくても、やれることがある・・というのが自分のやり方で
そこが地方での取り組みを進める上で、大きなヒントになるんじゃないかと思います。

さて、性的少数者をテーマにした四国羅針盤の再放送は
7月26日(土)午前10:50~NHK総合(四国内)です。
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/rashinban/details_program_10686.html

見過ごした方は、ぜひご覧になってくださいませー。


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
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