29日にこのツイッターを見かけたときには、またかと思いながらどこか諦めながら、一応問題を指摘しつつリツイートしてた。
でも、30日の朝から思った以上にテレビでもマスコミが取り上げていき、問題発言だと大きく扱った。
ようやくこのような発言が、社会的に問題だとされるようになったのだなと感慨深く思った。
(とりあえずここ数日の顛末はこちら)
・神奈川県海老名市の鶴指眞澄市議(つるさしますみ)が11月29日、自分の公式ツイッターで同性愛を「異常人間の行動」「生物の根底を変える異常動物」と差別発言を繰り返した。
・問題の鶴指眞澄市議は海老名市議会の元副議長であった人で。保守系の会派。
・NHKの取材に対し、「同性愛の人たちを取り上げるマスコミの報道を批判したのだが、表現に行き過ぎた点はあったと思う。同性愛は個人の自由だと思うが、私としては受け入れられるものではなく、書き込みの撤回はしない」としていた。
・その後、「前回掲載しました、ツイッターで同性愛に関するマスコミの取上げに関し、不適切な表現であったことを深くお詫び申し上げます。関係される皆様方にご迷惑をおかけしまたこと、たいへん申し訳けございませんでした。関係記事は削除いたします。」とし、心の無い謝罪とツイッター記事本文を削除した。
・さらなる取材に対して「酒に酔って、軽はずみにふざけて書いたものだ」と言い訳にならない発言でさらに問題が広がっていき
・海老名市議会議長から「公人として軽率な行動」として口頭で厳重注意がされるも、その議長による軽率行動程度の問題認識がさらに火を注ぐことになっていった。
(では、その鶴指市議による問題ツイッター書き込みがこれです。本人のツイッターでは削除しても、ネット上では一度出たものは消せれない・・)
「@asahi_tokyo 異常人間をほめるような記事を掲載したりすることが多いが、マスコミの責任感のない記事掲載が問題だ、異常人間が多くなれば人類の破滅、まじめな人間をほめる方法を考えろ、同性愛は異常なのだ、異常なことをすることを取上げる必要はない、責任を持った報道をすべきだ」
「@nhk_seikatsu 異常人間の行動を正当化した報道はするな、マスコミは、異常な行動をする人物を勇敢のように扱う、あなた方は、同性愛はいいことだと思うのか、異常人間を脚光を浴びせることの影響を考えて報道しろ、まじめな人間こそが素晴らしいいのだ、倫理観を持った報道をすべきだ」
「最近のマスコミの報道は倫理観に欠けている、何でも珍しいいことがあれば良いネタのようにして報道する、報道したことでその人物はなおさら優越感が出るのだ、一例が同性愛とやらだ!生物の根底を変える異常動物だということをしっかり考えろ!マスコミで取上げる影響を考えろ!まじめ人間が馬鹿を見る」
書かれていることの酷さといったら無い、軽はずみ、酒に酔ってで済まされると思えない
異常者とは、このような発言を平気でしてしまう鶴指市議の方ではないか?情けない
このニュースがきっかけで、ネットニュースのコメント欄などでは
同類と思われる輩たちが、鶴指市議のツイッターは自分たちの思いを代弁しただけじゃないかと、さらに酷い書き込みをたたみかけている。
・表現の自由が奪われていく危険な報道と社会意識だ
・本当に思っていることを言って、何が悪いのだ!
・生物的に正常ではないのだから異常に違いない。
・正しいことを言ったら晒されるのか?
・これも一つの意見
・異常なものに異常と言えば差別なのか(当惑)
・同性愛を異常と思っている人への差別だ
・同性愛は異常だと思う自由を侵害する暴挙
・ほとんどの物事は多数決で正常か異常を決めているのだから間違っていない
・言いたいことも言えないのか
・病気なんだから異常だよ
・本当の自由ってのはこういう批判も受け入れろって事だ
・同性愛の人も存在して良いけどそれを正当化したりするのはやめて欲しい
・異常だろ 仕方なく認めてやってるだけだ 我慢してる方の身にもなれ
・異常な連中が最近幅を利かせてるようになってきた
・少数者に対する過度な人権擁護はやめろ
匿名の個人だから、こんな書き込みをしてもいいだろ?と思っているようだが
そこからして間違っている。鶴指市議と同様の問題表現である自覚が無いようだ。
どうしようもない無知のさらけ出しで、こんな表現が通るはずがありません!
他者を傷つけて良い自由なんてものは認められない。
差別表現をする自由なんて方を守れば、社会が荒んでしまう。
差別の意識もなくやっているのだとすれば、一番危険な存在だ
充分に自身の差別観を自覚した上で、心の中でだけでめぐらせててもらいたい。
このような人は、勝手気ままに、やったらやり返すようなアナーキー社会を望むような自由者なのだろうか?
それこそ行き過ぎた自由という奴だろう。
もちろん内心の自由はある。
心の中で、気持ち悪いとか、嫌だとか異常だと思っていることは、それはそれで十分了見の狭さを感じる情けないことだけれど、そこはその人の内心の世界だ。
その人が出来る行動は、黙ってその嫌なことと関わらないことにするか、その場を静かに去るくらいだろうか。そういう自由はある。
差別観の内心を互いにぶつけ合うことを許していく社会とは、先に酷い言葉を投げたもの勝ちの恐ろしい社会となってしまう。
その恐ろしい状態が起きてしまっているのがインターネットの人権課題だ。
インターネットは匿名であること、一人でやっていることが多いということもあって、自分の本当が思っていること、日常では言えないようなことを表現しやすいメディアなところはある。
しかし、インターネットは個人的な非公開のナイショの日記ではない。公の場だ。
このことを、もっと自覚的になって使わなければ恐ろしい道具となる。
その自覚の無さが、問題を起こしている。
今回は、多くの人がツイッターを見て問題視し、それがテレビ報道にまで広がっていった。
それは、差別的な想いを態度に表したり、差別的な表明をしている人を放置していることは社会を乱す重大な問題であると気づき、注意喚起の輪を広げていったことだ。
素晴らしいことだったと思う。希望も感じる。
まだまだ慣れていないインターネットだが、なんとか人々が手の内に納め、よりよく使いこなしていくための、大切な成長の過程を進んだ様子だったのだと思う。
さて今朝のワイドショーでももう少し追及されるだろうか?
この機会に、もう少し突っ込んで取り上げてみて欲しいものだ。
以下が、日本テレビ取材を通じ、謝罪にならない言い訳と、辞任はしないという宣言をしたインタビュー動画
後半に、鶴指市議本人が取材に答えている様子が見えます。
一度出した言葉も撤回すればなかったことに出来るのか?
これが子どもたちに重大な悪影響をもたらすことへの自覚はあるのか?
いったい誰に謝罪しているのか?
こんなことで済むのか?
同性愛者との対話をし、考え直す機会を作って、その変化を伝えて欲しい。
この市議には、辞任しない以上は、その大きな責任を背負っていることを自覚すべきだ。
それが引き受けられないのであれば、議員を続けられないのではないか?
海老名市議会としても取り組みや研修の機会を作っていかねばならないだろう。
しかし、なんとも恥ずかしいニュースで海老名市のことが注目されてしまいました。
これは否応なく、市民の見識まで問われ、飛び火していきます。
■日本テレビ系(NNN) 11月29日(日)22時25分配信
“同性愛は異常”海老名市議「酒に酔って」
https://www.youtube.com/watch?v=O3xBIY4cniA
↑動画再生します
(そのニュースの書き起こし)
“同性愛は異常”海老名市議「酒に酔って」
日本テレビ系(NNN) 11月29日(日)22時25分配信
神奈川県海老名市の市議会議員が、ツイッターに同性愛の人たちを差別する書き込みをしていたことが分かった。取材に対し議員は「酒に酔ってふざけて書いた」と話している。
書き込みをしていたのは海老名市議会の鶴指眞澄議員で、ツイッターに「マスコミに報道された人物は優越感が出る。一例が同性愛だ。生物の根底を変える異常動物だ」などと、差別的な書き込みをしていた。これに対しツイッター上では批判が相次ぎ、鶴指議員はすでに書き込みを削除している。
鶴指議員は29日夜、日本テレビの取材に対し「酒に酔ってふざけて書いた」と釈明した。
鶴指議員「大変ご迷惑をおかけしたこと、深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。夜中過ぎに(ツイッターを)掲載したときでございまして、だいぶそのときはお酒を飲んだときでありましたし、まぁ、少々ちょっと飲みすぎました」「本当に私自身としては軽はずみに、ふざけ半分でちょっと掲載してしまった」「普段は全く(同性愛について)深く考えてもいませんし、一切、ツイッターで掲載したような考えは一切持っておりません」「本当に軽はずみで書いてしまったということでありますので、辞任する気持ちは全くございません」
鶴指議員は、議員辞職はしないとしている。
でも、30日の朝から思った以上にテレビでもマスコミが取り上げていき、問題発言だと大きく扱った。
ようやくこのような発言が、社会的に問題だとされるようになったのだなと感慨深く思った。
(とりあえずここ数日の顛末はこちら)
・神奈川県海老名市の鶴指眞澄市議(つるさしますみ)が11月29日、自分の公式ツイッターで同性愛を「異常人間の行動」「生物の根底を変える異常動物」と差別発言を繰り返した。
・問題の鶴指眞澄市議は海老名市議会の元副議長であった人で。保守系の会派。
・NHKの取材に対し、「同性愛の人たちを取り上げるマスコミの報道を批判したのだが、表現に行き過ぎた点はあったと思う。同性愛は個人の自由だと思うが、私としては受け入れられるものではなく、書き込みの撤回はしない」としていた。
・その後、「前回掲載しました、ツイッターで同性愛に関するマスコミの取上げに関し、不適切な表現であったことを深くお詫び申し上げます。関係される皆様方にご迷惑をおかけしまたこと、たいへん申し訳けございませんでした。関係記事は削除いたします。」とし、心の無い謝罪とツイッター記事本文を削除した。
・さらなる取材に対して「酒に酔って、軽はずみにふざけて書いたものだ」と言い訳にならない発言でさらに問題が広がっていき
・海老名市議会議長から「公人として軽率な行動」として口頭で厳重注意がされるも、その議長による軽率行動程度の問題認識がさらに火を注ぐことになっていった。
(では、その鶴指市議による問題ツイッター書き込みがこれです。本人のツイッターでは削除しても、ネット上では一度出たものは消せれない・・)
「@asahi_tokyo 異常人間をほめるような記事を掲載したりすることが多いが、マスコミの責任感のない記事掲載が問題だ、異常人間が多くなれば人類の破滅、まじめな人間をほめる方法を考えろ、同性愛は異常なのだ、異常なことをすることを取上げる必要はない、責任を持った報道をすべきだ」
「@nhk_seikatsu 異常人間の行動を正当化した報道はするな、マスコミは、異常な行動をする人物を勇敢のように扱う、あなた方は、同性愛はいいことだと思うのか、異常人間を脚光を浴びせることの影響を考えて報道しろ、まじめな人間こそが素晴らしいいのだ、倫理観を持った報道をすべきだ」
「最近のマスコミの報道は倫理観に欠けている、何でも珍しいいことがあれば良いネタのようにして報道する、報道したことでその人物はなおさら優越感が出るのだ、一例が同性愛とやらだ!生物の根底を変える異常動物だということをしっかり考えろ!マスコミで取上げる影響を考えろ!まじめ人間が馬鹿を見る」
書かれていることの酷さといったら無い、軽はずみ、酒に酔ってで済まされると思えない
異常者とは、このような発言を平気でしてしまう鶴指市議の方ではないか?情けない
このニュースがきっかけで、ネットニュースのコメント欄などでは
同類と思われる輩たちが、鶴指市議のツイッターは自分たちの思いを代弁しただけじゃないかと、さらに酷い書き込みをたたみかけている。
・表現の自由が奪われていく危険な報道と社会意識だ
・本当に思っていることを言って、何が悪いのだ!
・生物的に正常ではないのだから異常に違いない。
・正しいことを言ったら晒されるのか?
・これも一つの意見
・異常なものに異常と言えば差別なのか(当惑)
・同性愛を異常と思っている人への差別だ
・同性愛は異常だと思う自由を侵害する暴挙
・ほとんどの物事は多数決で正常か異常を決めているのだから間違っていない
・言いたいことも言えないのか
・病気なんだから異常だよ
・本当の自由ってのはこういう批判も受け入れろって事だ
・同性愛の人も存在して良いけどそれを正当化したりするのはやめて欲しい
・異常だろ 仕方なく認めてやってるだけだ 我慢してる方の身にもなれ
・異常な連中が最近幅を利かせてるようになってきた
・少数者に対する過度な人権擁護はやめろ
匿名の個人だから、こんな書き込みをしてもいいだろ?と思っているようだが
そこからして間違っている。鶴指市議と同様の問題表現である自覚が無いようだ。
どうしようもない無知のさらけ出しで、こんな表現が通るはずがありません!
他者を傷つけて良い自由なんてものは認められない。
差別表現をする自由なんて方を守れば、社会が荒んでしまう。
差別の意識もなくやっているのだとすれば、一番危険な存在だ
充分に自身の差別観を自覚した上で、心の中でだけでめぐらせててもらいたい。
このような人は、勝手気ままに、やったらやり返すようなアナーキー社会を望むような自由者なのだろうか?
それこそ行き過ぎた自由という奴だろう。
もちろん内心の自由はある。
心の中で、気持ち悪いとか、嫌だとか異常だと思っていることは、それはそれで十分了見の狭さを感じる情けないことだけれど、そこはその人の内心の世界だ。
その人が出来る行動は、黙ってその嫌なことと関わらないことにするか、その場を静かに去るくらいだろうか。そういう自由はある。
差別観の内心を互いにぶつけ合うことを許していく社会とは、先に酷い言葉を投げたもの勝ちの恐ろしい社会となってしまう。
その恐ろしい状態が起きてしまっているのがインターネットの人権課題だ。
インターネットは匿名であること、一人でやっていることが多いということもあって、自分の本当が思っていること、日常では言えないようなことを表現しやすいメディアなところはある。
しかし、インターネットは個人的な非公開のナイショの日記ではない。公の場だ。
このことを、もっと自覚的になって使わなければ恐ろしい道具となる。
その自覚の無さが、問題を起こしている。
今回は、多くの人がツイッターを見て問題視し、それがテレビ報道にまで広がっていった。
それは、差別的な想いを態度に表したり、差別的な表明をしている人を放置していることは社会を乱す重大な問題であると気づき、注意喚起の輪を広げていったことだ。
素晴らしいことだったと思う。希望も感じる。
まだまだ慣れていないインターネットだが、なんとか人々が手の内に納め、よりよく使いこなしていくための、大切な成長の過程を進んだ様子だったのだと思う。
さて今朝のワイドショーでももう少し追及されるだろうか?
この機会に、もう少し突っ込んで取り上げてみて欲しいものだ。
以下が、日本テレビ取材を通じ、謝罪にならない言い訳と、辞任はしないという宣言をしたインタビュー動画
後半に、鶴指市議本人が取材に答えている様子が見えます。
一度出した言葉も撤回すればなかったことに出来るのか?
これが子どもたちに重大な悪影響をもたらすことへの自覚はあるのか?
いったい誰に謝罪しているのか?
こんなことで済むのか?
同性愛者との対話をし、考え直す機会を作って、その変化を伝えて欲しい。
この市議には、辞任しない以上は、その大きな責任を背負っていることを自覚すべきだ。
それが引き受けられないのであれば、議員を続けられないのではないか?
海老名市議会としても取り組みや研修の機会を作っていかねばならないだろう。
しかし、なんとも恥ずかしいニュースで海老名市のことが注目されてしまいました。
これは否応なく、市民の見識まで問われ、飛び火していきます。
■日本テレビ系(NNN) 11月29日(日)22時25分配信
“同性愛は異常”海老名市議「酒に酔って」
https://www.youtube.com/watch?v=O3xBIY4cniA
↑動画再生します
(そのニュースの書き起こし)
“同性愛は異常”海老名市議「酒に酔って」
日本テレビ系(NNN) 11月29日(日)22時25分配信
神奈川県海老名市の市議会議員が、ツイッターに同性愛の人たちを差別する書き込みをしていたことが分かった。取材に対し議員は「酒に酔ってふざけて書いた」と話している。
書き込みをしていたのは海老名市議会の鶴指眞澄議員で、ツイッターに「マスコミに報道された人物は優越感が出る。一例が同性愛だ。生物の根底を変える異常動物だ」などと、差別的な書き込みをしていた。これに対しツイッター上では批判が相次ぎ、鶴指議員はすでに書き込みを削除している。
鶴指議員は29日夜、日本テレビの取材に対し「酒に酔ってふざけて書いた」と釈明した。
鶴指議員「大変ご迷惑をおかけしたこと、深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。夜中過ぎに(ツイッターを)掲載したときでございまして、だいぶそのときはお酒を飲んだときでありましたし、まぁ、少々ちょっと飲みすぎました」「本当に私自身としては軽はずみに、ふざけ半分でちょっと掲載してしまった」「普段は全く(同性愛について)深く考えてもいませんし、一切、ツイッターで掲載したような考えは一切持っておりません」「本当に軽はずみで書いてしまったということでありますので、辞任する気持ちは全くございません」
鶴指議員は、議員辞職はしないとしている。