ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイの息子の親を描いたすごい作品でした!(FMシアター)

2017-04-11 16:31:08 | Weblog
4月9日の虹力スペースは、先日NHK-FMで放送されたラジオドラマをみんなで聞いて、感想を話す会をやりました。

放送を聞けなかった方もいたので、みんなで録音を聞き直しました。

ゲイの青年がカミングアウトしたことについて描いた物語ですが、実は主役は父親
両親や彼の周辺の人たちの関わりが進められていくお話し

面白い!感動!
当事者が聞いて違和感がほとんどないというか、言葉にできなかった思いや葛藤がうまく描かれていてびっくりするやら、感心するやら

親の愛情や葛藤がとても迫るものでした。

50分の作品ですが、1本の素晴らしい映画を観たような気持ちです。

物語から想像して、登場人物のこれからはどうなるか?何が起きてたか?など話題が広がりました。
カミングアウトを選ぶ彼の考え方についての異論とかも仲間内からは出て、そんな話もできたりしましたよ。

脚本や演出、俳優のみなさん、それぞれの仕事の凄さを感じました。
素晴らしい

同性愛への理解を進めるために使えるラジオドラマかもしれません。
人権研修のイベントなどで使えないかと思いました。NHKさんにその利用について調整をお願いしておきました。

皆さんにも聞いていただきたいのですが、今のところその方法は簡単ではありません。
ネットでの公開などをお願いはしていますが簡単ではなさそう
再放送をお願いしたいですが、こちらは全国からの希望があれば可能でしょうが・・

その行動はこちらへ
http://www.nhk.or.jp/css/

このままではとってももったいない!

制作にあたって、レインボープライド愛媛のみんなが協力してくれました。
ゲイの彼のモデルになった人もいます。みんなのエピソードが、いろいろと反映されてました。

素晴らしい作品に協力できてとっても嬉しかったです。
また、虹力(にじから)スペースに制作の方にも来てもらって感想を話し合える機会を作れたのも良かった!!


【NHK FM】
2017年4月8日 午後10時~午後10時50分(全1回)
FMシアター 「息子の初恋」
http://www.nhk.or.jp/audio/html_fm/fm2017013.html


【あらすじ】

もし、愛する自慢の息子から、性的マイノリティであるとカミングアウトされたら?自分の中に生まれる偏見や世間からの差別に、中年を迎える父親、母親は、どう向き合うのか…。社会人2年目、音楽好きの“普通”の青年だと思っていた息子のライブで、ゲイであると告白された両親。「嘘の自分のままで、生きている意味あるのかな」。心を閉ざそうとする息子に対し、愛を持って理解しようと奮闘する姿を通して、家族の愛と社会との葛藤を描く本格ヒューマンドラマ。


【出演者】

小市慢太郎 玉川砂記子 辻本祐樹 千葉哲也 大塚千弘 岡野一平 比嘉歩

【作】藤井香織

【音楽】坂東邑真



【スタッフ】

制作統括:西田淳
技術:坂本英史
音響効果:佐藤あい
演出:余座まりん
(松山局制作)






レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/

えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/Site/nizikara.html
松山にあるLGBTと家族と支援者のための交流支援施設です。

虹力(にじから)スペースでの研修も承ります。
(場所や開館カレンダー、利用案内、間違いない開館日情報はこちら)
http://rainbowpride-ehime.org/Site/spacekensyu.pdf
コメント
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