ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

映画「君の名前で僕を呼んで」のラストシーンは圧倒的だ

2019-02-05 02:52:51 | Weblog
ボーイズラブの映画として2017年に公開された名作。(日本公開は2018年)
ゲイとしてどう見るかなと気になっていた作品ですが、去年東京に行ったときに見ることができた。

早稲田にある映画館、早稲田松竹という素敵なミニシアターがありました。
そこの特集2本立てで「彼の見つめる先に」というゲイ映画と一緒に鑑賞というラッキーな機会があったのです。

「彼の見つめる先に」も素敵な作品で、視覚障害の男子の恋模様を描いていました。
http://www.mitsumeru-movie.com/

自分の彼も視覚障害があるので他人事とは思えない気持ちで見ました。
かわいらしい作品です。

で今日は「君の名前で僕を呼んで」の方

すごい作品だったです。

初恋の厳しさ、恋愛の恐ろしさ、でもその青さの愛おしさ
17歳と24歳の男同士によるひと夏の恋が美しく愛おしく描かれています。

ゆったりとした作品なのでかったるく感じるところがあると思いますが
すべてはこのラストシーンの為だったかと、なにせ最後の画はもう、もう素晴らしすぎます。

こんなにすごい画が撮れるものか!!
この画で(顔で)ここまで引きつけ、腰砕けに心打たれるとは・・恐ろしい
17歳の役をしたティモシー・シャラメすごすぎる

久しぶりに圧倒的な画を見ることができた映画だったなあ。

席を立てないままにいましたが、振り返れば次の上映を待つ入れ替えのお客様たちがスゴイほど待っています。仕方なく、ただただ泣きながら映画館を出ました。
「君の名前で僕を呼んで」の方を後で見て良かった。

さすが東京ですね、ボーイズラブ好きな女子を中心にスゴイ数の方が来場してました。
ゲイとしての感想やらいろいろ話をしてみたいなとも思いましたが、皆さん恥じらう方ばかりのようで、あれだけたくさん来ていたのに映画館を出れば蜘蛛の子を散らすように(笑)

腐女子を恥じるべからずだよ

この映画もビデオで出ているから見れる機会も多くなっていますけど、やはりこの作品はスクリーンでじっくり腰据えて見るべき作品でしょう。

有難い2本立てを見て、ああまた愛媛LGBT映画祭やってみたいな~と思えた作品でした。
まあ、簡単じゃないんですけど。

しかし東京はいいなあ、もし関東のはずれで愛媛LGBT映画祭ができたなら興行的な成功間違いなしだろうになあ。くー!


「君の名前で僕を呼んで」
http://cmbyn-movie.jp/
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=5j1FRy9iBRU


コメント
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