マイ・チェルニー先生ブーム、続いてはいるのだけど、次のブームの気配もあるので、備忘としてこちらを。
前の先生に習っていた頃、チェルニー100番をやらされていて、確かにあまり面白くなく(^^;、上達の手応えも微妙で、そんなときに買って読んだ本。
当時は、チェルニーに『???』だったので(チェルニー先生、ごめんなさい🙇)、チェルニーのネガティブな面や他の練習曲の記述に目が行っていたけど、改めて読み直してみると、使い方によっては有効であるといったポジティブな内容もあることに気が付いて。
今回、読み直して考えさせられたのは、
チェルニーを美しく弾く ということと、
目的意識を持って練習する ということ。
どちらも当たり前と言えば当たり前なのだけど、当時の私はそこに考えが及ばなかったのよね。。
チェルニーについて、日本以外の状況や、有名ピアニストの経験等、広く調査・取材し、著者の見識も交え、深く考察されていて、勉強になります。