鎌倉芸術館

きょうはモーツァルトのお誕生日。
今年はモーツァルト生誕250年ということで音楽界は盛り上がっており、多くのコンサートが開かれると思います。
で、ちょうどそんな日に鎌倉芸術館から「メンバーズの皆様へ」というお知らせが。内容は運営権の移譲のことでした。これについては、ちょっと前に話を聞いておりネットでもその経緯が公開されていましたので、要約を紹介しておきます。公開サイトでは採点表も開示されていて面白いです。

　鎌倉芸術館は1993年の開館以来、財団法人鎌倉市芸術文化振興財団が運営してきたのですが、2003年6月の地方自治法の一部改正により「公の施設」の管理について民間の能力を活用することにより住民サービスの向上と経費の削減を目指すために「指定管理者制度」が導入されたそうです。

　そして昨年2005年9月「指定管理者募集」に対し４団体の応募があり、選定委員会による一次審査、公開ヒヤリングによる二次審査の結果、サントリーパブリシティサービスグループが選定され2006年4/1から5年間運営に関わることになりました。ちなみに応募した他３団体は
　・ＮＰＯ法人知的協調参画型地域振興協会
　・財団法人鎌倉市芸術文化振興財団、株式会社オーチュー共同事業体
　・山武・東音企画グループ
だそうです。実際は、ＮＰＯ法人知的協調参画型地域振興協会が提案書不備、提案内容不十分により、一次審査の対象とならずに失格としたそうで、事実上は３団体への審査だったようです。

　長年、関わってきた鎌倉市芸術文化振興財団が落ちちゃったんだ～、山武といえばハネウェル、何故に？しかも東音企画グループって思いっきりPTNAだし、といろいろびっくりでした。内情みたいなことは全然わかんないし、興味もあまりないけど、芸術館は行きやすくて好きなホールなので、サントリーなみのアーティストをぜひ今までの芸術館価格で聴けるようにと願うばかり。