はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「ようこそ心理学部へ」同志社大学心理学部編

2022-06-02 10:57:58 | 記録:本

いろんなジャンルの記事を書いていますが、恐らく一番滞ってるのが

「記録:本」

最後に読んだ本(いや、マンガ)でさえ、2018.9の「大家さんと僕」ですから、いかに本を読んでないか。


いや、年に1~2冊程度読んでますが、記録を残していない・・・ということにしておきます。

 

久しぶりに、(ネットのポイントで)購入したのがこちら↓

 

「ようこそ心理学部へ」:同志社大学心理学部編

 

なぜこの本だったか。
心理学には、ずっと興味がありました。
きっかけは、このブログを立ち上げた後くらいからかな?自分の心が折れた時。

なぜこういう心理になるのだろう・・・と。

でも、なんか「心理学」というジャンルの本を読むのが怖くて、結局「精神論」的な本ばかり手に取っていて。


今年の3月だったか、新聞の図書コーナーでこの本が紹介されていて、「心理学を学ぶってどういうことか」ということに興味が行きまして。

・・・その後、世の中ではいろいろなことが起こり、ますます「人の心理とは」という興味を持って読むことになりますが・・・

 

で、読みはじめ。
やはり「学問」だった
実験・分析結果をもとに、論理的な説明が続くので、最後まで読む自信がなかったですが。

 

「心理学」といっても、さまざまなジャンルがあることは知っていました。

認知、臨床、感情、犯罪、生理心理学、行動分析学、食行動の心理・・
この本には出てきませんが、交通、児童などもありますよね。
その専門分野の先生の初回?の講義録がこの本の内容でした。

その内容を何となく知ることができて、良かったです。

特に「犯罪心理学」は、凶悪犯対象ではなく、誰にでも起こりうる「罪」、「普通の人が暴力をふるう時」というテーマでした。
何気ない一言が人を傷つける=暴力・・とまでは書いていませんが、正直、今の世の中同様、何も言えないなぁというのが正直な感想。

 

いろんな方面から「心理学」の解説がなされていました。
ただ、自分が疑問に思っている問題の解決には至らないです。なぜ、メンタルの病が起きるのか、完治が難しいのか。

巻末にその疑問の解消?が書いてありました。
「学問としての心理学は、(中略)理論とデータによって、人の心についての理解を深めようとするもの」(巻末:中内谷一也教授)

診察とか、治療とか、そういうことではなく、「理解を深める」。それも、実験やデータに基づいて。文系だと思いましたが、どちらかといえば、「理系」の学問だなぁと。

学生さん向けに、「心理学部」の目的、卒業後の進路についても書かれていましたが、なかなか厳しい世界のようです。ただ、興味のある人にとっては、やりがいのある学問かと。

 

 

私も、少し興味は持てました。
CSに加入しているので、無料で見られる「放送大学」あたりで、講座を見てみようか、そんな気持ちになっています。
単位は・・取りませんけど

 

 

最後に全くの余談ですが。
ダチョウ倶楽部。
30数年前。恐らく初めて目の前で見た芸能人の一組だったと記憶しています。
学祭に、恐らく、他の芸人さんの前座?の感じで。まだ売れ始めの頃で、ようやく名前と顔が一致したくらい。
あまり記憶に残ってないですが、多分、今と変わらない印象。三人仲良く、明るくワイワイやってた気がします。
当時、何が面白いのかわからなかったけど(ゴメンナサイ)、それを何十年も続けて、誰もが知る「ひとつの芸」として昇華させたことは、とても素晴らしいことだと思います。今、過去の映像を見てるとわかってても笑えて、そして泣けてきます。残念です。
きっといろんな葛藤があったのでしょう。その深い思いは、一視聴者にも、40年一緒にやってきたメンバーにもきっとわからないと思います。「悩んだ時は相談を」とよく言われますが、相談しても解決しないこともあるのです。
過去の映像の笑顔を楽しんで、偲ぶしかないのかなと。

どう学んでも解決しない問題だと知りつつ、そういうこともあって、ますます「心理とは」ということに興味が深くなっています。


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