はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「太陽にほえろ!」(ほぼ)コンプリート 総括ヽ(^o^)丿

2015-09-24 21:30:03 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

その6からの続き)

 

あ~やっと終わりに近づきました。

キャラクターを振り返るだけで、充分「太陽」の歴史がわかる・・・・自分でもそんな気がしました。

書き終えると、ホントに「個人的感想」「主観」で書いてますが、当時の状況をご存知の方、ファンの方、笑って許してやってください

 

総括として、以前も書きましたが・・・(以下「共感されないけど…やっぱり好き(^_^;)」から加筆修正します)

40年以上前のドラマですが、ホント、今見ても面白いし、ハラハラするし、感動するし…

今見ると、いろんな要素がある脚本なんですよね。(特に初期は「市川森一」「鎌田敏夫」という後の大御所に、「小川英」という、太陽を作り上げたと言っても過言ではないメインライターが支えてましたから)

アクションや社会派の作品はもちろん、青春ドラマや人情、時にはコメディまで、時代や社会に応じて様々なジャンルで描かれてました。
ボスが活躍していた重厚な70年代と、若手がイキイキしてきた80年代でだいぶ違うテイストも楽しいかと

でもそれらの「本」はもちろんのこと、

映像やカット、編集が素晴らしい

ことに改めて気づかされます。で、1時間のドラマなのに、

映画を一本観た

くらいの重みや爽快感を覚えます。(フィルムで撮影していたということもありますが)

 

あと音楽ですよあの、誰もが知るOPはもちろんのこと、 70年代の「ロック調」 と 80年代の「フュージョン系」の名曲の数々・・・
はぎおは特に80年代のものが大好きで、仕事前や運転中など、しょっちゅう聞いております~

 

また、内容はもちろん、10数年続いたドラマの進行とともに、失敗や葛藤・対立などから生まれる「人間たちの成長過程」を見ているようで、そこも楽しめるかと。
時には家族の話、私生活の話を交え、リアルな人間像を描いています。(連続して見ていると、実際ホントに入院したり、体調が悪そうだったり、リアルな「記録」になってますよね)

その「私生活」の部分を大事に扱ってきたからこそ、

今の一係のメンバーが(事件容疑者として)殉職していった刑事の家族のその後を訪ねるという 「殉職刑事たちよ、安らかに」

のような佳作が生まれたと思います。

 

対立していた人たちほど、後々分かり合えた時に強い絆・信頼が生まれたりしますよね
そうそう、やはり職場は本音が言えるような雰囲気が一番ですよ。 (もしかしてそこに惹かれているのか?!)

厳しい中にも温かさが本当に感じられて、見ているとこちらまで「撮影中の雰囲気の良さ」が垣間見れる気がします。

ボスが部下を信頼しているからこそ、部下もボスを慕っている。だって、ボスはいつでも全責任を負う覚悟をしてますから。理想の職場ですねぇ
ドラマの世界ですが、当時の出演者のインタビューを聴いても、やはりボスは「ボス」のごとく、頼りがいのある大きな存在だったそうですね。

 

ボスの、まさに命がけの「長台詞」で、関係者を説得するという名シーンが生まれた最終回

「そして又、ボスともに」

は、見ながら妙な緊張感があり、鳥肌が立った記憶があります。(10代のはぎおが見ていても、これは「アドリブ」だと)
それは、今見ても変わらない・・・・

 

 

すでに、はぎおが番組当初のボスや山さん、殉職当時のゴリさんの年齢を、スッカリ越えてしまっているという現実・・・・恐ろしい
あの絶大な「信頼感」は、どうやっても真似できませんよねぇ

 


考えてみれば、ベテランから若手まで「全員が主役」っていうドラマ、なかなかないですよねぇ。
ベテランはともかく、新人にそれだけの「重責」を任せるっていう、度量の広さ、チャレンジ精神って今はもうないかもしれないですよね。

「原作ありき」のドラマ制作では、その役者さんに合わせた脚本、というのが度台無理な話だし。
だから、つまんないのかな。というか、「視聴率」を気にしすぎでは?

 

おっと、また現在のドラマに対する感想の繰り返しになるので止めますが、やっぱり

 

『「太陽にほえろ!」は面白い

 

それに尽きます
718話、ほぼコンプリートしたということで、今までの思いを長々と書かせていただきました

あ~これまでの思いを綴ったことで、スッキリ~

全てお付き合いしていただいた方(皆無だと思いますが)ちょっとでもお読みいただいた方、ありがとうございました 


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6 コメント

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うれしいです (はぎお)
2017-02-08 23:14:34
>赤道涼之介さん
こんにちは。

太陽ファンの方からまたコメントをいただけて、本当に嬉しいです!
太陽をきっかけに、ネット上でたくさんの知り合いができました。
赤道さん同様、太陽の話題となると話が止まらない方ばかり^_^
それだけ多くの方に多大な影響を与えた番組だと、改めて感じます。

すでに手放したものもありますが(;_;) 予算をかき集めて、80年代以降のDVD-BOXを全部購入していた時もありました。当時の思い出話インタビューが一番の目当てで(^^;;

またスカパーでの放送を録画し直しております。何回目か覚えてないくらい見ております。

リアルタイムはスニーカー以降。一番ハマったのは、いわゆるミワカントリオ以降でした。ただ、その当時は表面的なかっこよさにはまっていただけなのかもしれません。

今から10数年前、スカパーで初回放送から見始めたら、ドラマの内容やキャラクターの深い部分まで面白さが満載で、こんな素敵なドラマはじっくり見なければ!ということからお付き合いが始まりました

挙句には、ネットのお知り合いとロケ地巡りまだする始末(詳しくは、別のトピに書いています)

10数年前、スコッチにハマりまくったことから、太陽熱はスタート!
以降、どのキャラも好きすぎてf^_^; 結構ボスをはじめとして…山さん・長さんからゴリさん・トシさんまで、おじさまたちが愛しくなります
(o^^o)

見る年代で感じ方も変わります。
やはり一番はカワセミカルテット時代ですが、
スコッチ・ドック・ロッキー・スニーカーの時代も大好きです!
マイコン、デュークも好きなんですけど…ここまで来ると、あまりご覧になってる方もいなくて。

サントラも集めましたよ!一時期、出勤時、毎日車で聞いてました。今聞いても、どれもかっこいいですよね〜

私も長くなってしまいました(^^;;
太陽の話題は尽きませんね…

よろしかったら、またコメントをいただけると嬉しいです!
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「太陽!」をおさらい (赤道涼之介)
2017-02-08 13:50:21
「太陽!」のDVDをレンタルで探すも
どこにもなくて、さりとて購入できるほど裕福でもなく
ファミ劇録画でコンプを目指すも録画失敗で
欠番をくり返すこと十余年・・・
それでもボン+スコッチ以降、リアルタイムで
金曜8時は必ず家のテレビの前にいた
京都に住むおっさんです

昨年、DVDボックスが完結したことをきっかけに
ふと、この世に「太陽!」DVDをコンプした人は
いったいどれくらいいるだろうと
太陽、コンプリート、・・・で検索してみたら
みごとこちらの記事にたどりついたわけです
ちょっちお邪魔致します

「太陽にほえろ!」(ほぼ)コンプリートの記事、
拝読させていただきました
ご自身もお書きのように
登場人物を順に紹介するだけでも
大変な労力ですね
ただ、それだけでも書く側も読む側も
充分に楽しめるのは
「太陽!」ファンの脳裏には
それぞれの思い出のシーンが鮮明に
刻まれていて
それがはぎおさんの熱筆の字間から
感じ取れるからでしょうね

登場人物ごとに、時代時期ごとに
それぞれに好みがあって
多種多様なファンのみなさんがいらっしゃいますよね

僕は音楽からハマったかもしれません
映像、演技と音、音楽を
ここまで緻密にシンクロさせたドラマに出会ったのは
「太陽!」がはじめてでした
犯行シーン、捜査シーン、推理シーン・・・
それぞれの情景にあわせた曲
役者が眉間に皺をよせたり、ふりかえる仕草にまで
音をあてて効果をあげていましたよね
今でこそ当たり前ですが
キャラクターのテーマ曲のある番組って!
スコッチ刑事のテーマって!
かっこいい!って
そりゃもう、びっくらたまげた門左衛門でした
テレビドラマのサウンドトラック盤というジャンルを
確立したのは「太陽!」といえるでしょうねぇ

いかん、いかん
ちょっち書き込みすぎました
「太陽!」は話し出すと止まらなくなりそうです

また時々拝見させていただきます

おじゃまいたしました
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Unknown (はぎお)
2015-09-24 23:21:43
>銀色のピエロさん
こんにちは。
本当に最後までお付き合いいただき、すべてにコメントまでいただいてありがとうございました。

「太陽ファン」大先輩の銀色のピエロさんに見ていただいたというのは、ちょっと恥ずかしいなぁ・・・と思いつつ、思いが止められなくなってしまって(^_^;)

リアルタイムでパート2も見ていましたが、その時の記憶は「奈良岡さんがカッコいい」。それは今でも変わらず、憧れの女性です。

これから久しぶりにじっくりPart2を見ていくつもりです。
新たに気付くこともきっとあるでしょうね。
楽しみたいと思います♪
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Unknown (はぎお)
2015-09-24 23:17:00
>ハリソン君さん
こんにちは。

ただただ思いを書き綴った長文を最後まで読んでいただいたとは、本当にありがとうございます。

リアルタイムは10代でしたので、表面的な部分しか見ていなかったような気がしますが、大人になって、改めてじっくり見直すと、いろいろ気づくこともありまして。

そういう意味では、70年代・80年代、どこを切り取って見ても面白いドラマだったとつくづく感じます。

「太陽熱」が高じて、少し前にファンの方と一緒に「ロケ地巡り」までしたほどで^m^

実は、ブログ開始当初から「カテゴリー」の一つに「刑事ドラマ」がありまして、すでに何作も書いていたりします(^^ゞ
良かったら、また見てやってください。
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喜多さん!(奈良岡ボスの声で) (銀色のピエロ)
2015-09-24 22:09:27
こんばんは(^^)

完走まで全て拝見させていただきました。

あっ、でも、まだ奈良岡ボスや喜多さんが……。

そちらも楽しみにしています(^^)
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ありがとうございました (ハリソン君)
2015-09-24 21:58:05
ちゃんと全て読ませて頂きましたよ。皆無どころか、更新を楽しみにしてた『太陽』フリークの人は沢山おられると思います。

女性ファンはそんな風に感じてたのかぁ~とか、そこんとこは男女関係なく感じ方は同じなんだなぁ~とか、私はそういう楽しみ方をさせて頂きました。とても興味深かったし、同じファンとして納得出来る内容でした。

よければ、パート2やジャングルや、その他の刑事ドラマも、気が向いた時に振り返って下さい。ありがとうございました!
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