はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

尾道ベッチャー祭り

2010-11-04 07:05:14 | 記録:旅
またまた尾道ネタです。
何しろ尾道の秋はイベントシーズンですからね。


今放送中の「てっぱん」 
見ている方はご存じだと思いますが、主人公あかりの頑固なおばあさん役、富司純子さんの代名詞としてしばしば登場する「ベッチャー」という鬼が登場します。


いわれはこちら↓

ベッチャーとは、尾道の「ベッチャー祭り(※)」に登場する「ベタ(武悪)」「ソバ(蛇面)」「ショーキ(天狗)」と呼ばれる神鬼のことです。祭りでは、それぞれの面をつけた若者たちと獅子が、街を走り回り、子どもたちを追いかけまわします。そして、手に持ったササラや祝い棒で頭をたたいたり、体を突いたり。そうされると1年間の無病息災が約束されるといわれ、小さな子どもを抱いた親などは、嫌がる子どもを無理やり連れ出します。しかし、子どもたちにとっては、祭りのあとも夢に出てくるほど、怖くて、怖くてしかたないものだそうです。
(NHK「てっぱん」HPより)


尾道ベッチャー祭り」以前から知ってたんですが、一度も生で見たことがなかったんで、いい機会だと思い今年初めて行ってみました。
毎年11月1日~3日にかけて行われるんですが、メインは3日。ベッチャーの練り歩きです。



           

とにかくすごい人ちょっとわかりづらいですが、真ん中にいる赤い服を着たのがベタ
祝い棒で子供たちをたたいてるところかな。





獅子はかぶりつく感じ。         


           

こちらは天狗面のショーキ。ササラでたたいています。 




これはソバ


見ておわかりのとおり、とてもいかついです。大人が見ても結構怖い
ということは、子供は当然怖いでも、親御さんたちは子供をたたいてもらって「無病息災」にあやかりたいから、必死で近づく。
あたり周辺は子供たちの尋常じゃないくらい泣き叫ぶ声と、それを見て笑う大人の声
いろんな意味で面白いこんなお祭りは初めてみました
それにしても、子供たちはきっとトラウマになるだろうなぁ…




祭りなので、お神輿も登場。近くではお囃子も流れ、威勢のいい掛け声も。





こちらはベッチャー由来の『一宮神社』(横から撮ったところ
ショーキの顔が描かれています。





彼らは市内を練り歩くんですが、そこそこに人だかりが
これは駅前の様子。これは相当すごいですよ


灯りまつりに続き、尾道の名物を今年初めて堪能できました。
いや~なかなか面白い祭りでしたよ

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2 コメント

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Unknown (かあこ)
2010-11-04 19:03:55
もうベッチャーの季節なんですね。
実は私もベッチャーの鬼にはトラウマが…(笑)といっても、子供の頃ではなく21、2歳の時で、商店街を同僚と歩いていたら遭遇した赤鬼に(ベタでしょうか?)いきなりガブリと頭を噛まれました。
ベッチャーは子供や赤ちゃんを噛むものと知っていたので全く油断していた私の頭を赤鬼はしつこく何回も噛み、横の友達を小突くとゆったりと去って行きました。
噛まれている間は動転して『いやぁぁー!』とのたうち、去られたあともボサボサになった髪の私はまわりに失笑されて『なんで大人にっ?!』という疑問でいっぱいになったのを覚えています。
向こうは見えていないのか、力のさじ加減がおかしくけっこう痛かった…(笑)
泣きはしませんでしたが、今でも新聞やポスターを見るとドキリとします(笑)
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Unknown (はぎお)
2010-11-04 20:14:19
>かあこさん
こんにちは。

あの恐怖、ご存知でしたか(^_^;)
あれ、大人でも叩かれたりかまれたりしたら、やっぱり怖いですよねぇ…
しかも大人が相手だと加減もしないでしょうし(^^ゞ

でも、その年は無病息災だったのでは?!

まぁたとえあやかれたとしても、やはりあまり近づきたくないなぁ(^_^;)
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