葛葉川 沢登り

2006-07-31 | 登山
7/29(土)、朝から梅雨明け目前の蒸し暑さ。
待ちに待った沢登り、決行です!

今回が沢登りお初の隊長とワタクシ、沢登りにどんな危険が待ち受けているのか
未知の世界でありまして。
イベントに参加することにいたしました。

この度、お世話になったのは
セブンヒルズアドベンチャー殿。
(宣伝させていただきます!)

さて、スタート地点は渋沢駅から車で10分ちょっとの葛葉の泉。
スタート地点で、セブンヒルズ池ヶ谷さん指導の元、
人生初めてのハーネスを着用。
ベルトの締め方ひとつから教えてもらう。
なぜか、この腰ベルトというか股ベルトというか、一つ締めるだけで安心感がうまれてきました。
ヘルメット着用して沢に入ります。
水は、思ったより冷たい…。
さくさくと、すすみまして、小さな滝が続きます。

今回のパーティは、池ヶ谷ご夫婦インストラクターと、
11名の参加者。
私の知った顔は、隊長と、2年ぶり?位でお会いした、学生時代の先輩yn氏。
yn氏はこの夏、沖縄の沢を攻める!(15mの滝があるらしい…)、ということで足慣らしに来たのでした。
他には小学生のお嬢様もいれば、美形カップルもいるし、いろいろ!

滑り台状の岩場をつるつると滑りつつ、
いよいよハーネスの出番となる5m級の滝が現れます!

ハーネスに装着したカラビナに、滝上からたらしてもらったロープをかけて
登り始めます。

最初の1個目・2個目の滝は、なんか滑ったら怖いなーとか、
足場や手がかりを見つける感覚が鈍くて恐々、って感じでしたが、
だんだんと慣れてきました。

隊長は、登ったと思ったら仰向けに落ちてくるわ、
ロープありだともっと豪快に落ちてくるわ、
いつも次の順番で待っている私は、すっかり怖気づいてしまうのでしたが、
あとから考えてみると、
落ちてみれば良かった。
ロープがあるし池ヶ谷さんがしっかり固定してくれているし、
こんな落ちれるチャンス滅多にないじゃないですか!
あー、落ちたかった、私も。

ちなみにyn氏は、いつもの山と同じように、静かに最後尾から登ってきてました。
だけど一回ショートカットというか、みんなが登ってるのと別の滝を登ってイエローカード出されてましたが。。

葛葉川の沢登りは初級の中でも簡単な方、
ということでしたが、十分スリリングに楽しめました!
また行きたい!、今度は奥多摩かな!

ちなみに、セブンヒルズの池ヶ谷さんは、とてもしっかりした技術をお持ちですし、とても楽しませてくれるので、単独参加の方でもぜんぜん楽しんでる感じでした。
出来れば、ライトな冬山講習会とかやってくれるとうれしいなあー!

で、初・沢登りで心得たこと。

1.沢登りは寒い!!
この暑さにですよ、さすがに寒いことはないだろうよ、と高をくくっていましたが、
歩き始めて1時間後には唇が紫になっていて、全身震え状態でした。
足指がジンジンして、これでつま先を引っ掛けられるのか?!、と思いました。
お昼ごはん食べたら落ち着いたけど。というか雨具を着たら、アンダーは速乾なので乾いてきて寒くなくなってきました。
沢登に雨具は必須かも。
次回、沢にチャレンジするときには、まず、沢靴下を購入すべし!
さらにお金があれば(ないけど)、脛あてもあるとよいと思います。
かなり痣だらけになって、たぶんスカートは2週間ははけない…。

2.沢登りは熟練者と行きたい!!
その安心感に、すっかりまたハーネスをつけたい気分になってしまっているワタクシであります。
まあ、ハーネスつけただけじゃ何の意味もないんだけど。
ロープってすごいなー。
アウトドア歴も15年目に突入か!、という人の言うことが「ロープってすごいなー」だって。
お恥ずかしい。
私もあんなふうにエイト環をたくみに扱ってみたいもんだ、と思うのでありました。


それにしても
沢の中にいる時は、普段の山登りと時間の進み方が違う、
一瞬の緊張感が違う。
「ここ(足場)と、ここ(手掛かり)で、行けるかな、行けそうだな、よし、グイッと!」

これは危なくトリコになってしまいそうな予感?!

いずれにしてもまだまだ未熟者なので、またセブンヒルズ様にはお世話になりたい、と思っております。

「初めてだけど、沢に行って見たい、暑いし。」
なんて方は、ぜひお勧めですよ!
セブンヒルズ様はいろんなイベントをやってますよ~!!

色々考えずに申し込んじゃった者・勝ち、です!

(Photo:行程中の写真、ないです。やっと乾いてきた渓流シューズ。)

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