愛知県の小学校で教師が態度の悪い児童をビンタしたら、体罰だと問題になっているらしい。テレビニュースでやってた。
フツーだろ。教師が何をしても体罰とか言われる時代。異常だと思う。
オレが小中学生のころは、ビンタなんて足り前、「後ろに立ってろ」も常識。みんなの見ている前で、けつバットと称して、後ろ向きに窓枠に手をつかせ、竹刀で思い切り、おしりをたたくのだ。しかし、だれも親や、ましてや教育委員会とかに言いつけたりはしなかった。
よく覚えているのは、後ろに立たされた児童たちに教師が寄って来て、黒板に線を引くためのズ太い定規、長さは1メートルくらいはあっただろうモノを持って、「タテかヨコか」と一人づつ聞く。「ヨコ」というと、その定規を刀のように振りかざしてアタマを打つ。どれくらいの力を入れていたのかは知らないが。みな「ヨコ」という中、あるとき、ちょっとアタマの悪い友だちが「タテ」と言った。きっと、平たい部分で打ってもらえると思ったんだろうが、先生がしたのは、その大きな定規をタテに持って、頭に突き刺した。教室からは笑いがもれた。でも、フツーな出来事として問題にも何もならなかった。
先生の席には灰皿があって、休み時間には平気でタバコを吸っていた。それもフツーだった。
そのころのほうが、子供たちは先生と仲良かったんじゃないかな。何でもかんでも、「体罰、虐待、人権侵害」とか騒ぎ立てる風潮と、日本の学力が落ちているのは関係ないのかな。