きのう、2019年に東京・池袋で母子2人が死亡した事故を巡り、遺族が受刑者(当時89歳、国家的に相当偉い役を経験していたらしい)らに損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は約1億4000万円の支払いを命じたという報道があった。遺族は「両手に杖を持つ人物が運転していいのか」的な発言をしていたが、その通りと思った。
それ以前にも高齢者の運転事故はたくさんあったんだろうが、それ以後、報道的には高齢者のブレーキ踏み間違えとか、意識喪失とかによる事故が多発しているというものが増えた。
地域的に、田舎ではクルマがないと買い物に行けないとか事情はあると思うが、この件の現場は都心。2か月くらい前か、うちの近所の全国展開の服飾店に高齢者のクルマがモロに突っ込んでいる現場に出くわしたことがある。
近所のスーパーで、杖をついて買い物した後、そのまま、何のためらいもなく軽乗用車に乗り込むのも見た。
免許証更新のときに高齢者ドライバーと一緒になったことがあったが、ケーサツは本当に的確かどうか試験しているんだろうか。まったく、疑問だ。
けさは「暴れん坊将軍」がないから、録り貯めしてあった2時間サスペンスを見る。「捜査一課追跡捜査係」。今年夏の放送だった。主演は高橋克典と遠藤憲一。女優さんの出番が少ない気もしたが、脇をオレの好きな中山忍、大人になった観月ありさ、小野真弓、初めて知ったファーストサマーウイカ(日本人。舞台やドラマで活躍らしい)、男優では正名僕蔵、河合我聞などが固めていた。
(ファーストサマーウイカさん)
肝心のお話は、同期ながらソリのあわない頭脳・論理派の高橋と昔気質で足で稼ぐ遠藤がお互いのやり方に反目しあいながら、宝石店の強盗傷害と新宿の無差別殺人が絡み合う複雑な事件を「これは貸しな」「これで返したろ」などと言い合いながらも、解決に導く。最後は正反対の捜査法を取る二人が、それぞれに人情味を出して、涙を誘うというものだった。
オレは高橋が好きだ。おどけた役から今回のようなインテリ風もこなす。寺島進と同じくらい、見逃さないようにしている。
国営「首都圏ネットワーク」のお天気お姉さん、片山美紀さんの週が終わっちゃった。来週はのけぞり威張り男だから見ない。
片山さん、脚がきれいなうえに、豊乳だよね。再来週また会いましょう。