ララごめんね

ララが苦しんでいたことに気づかなかった。
小さなララは、一人で頑張っていたことを知った。

「門脈体循環シャント」
そんな難しい病気だとは予想もしなかった。
走ろう！って一緒にはしゃいだ。
「キャンキャン」と言いながら、楽しそうに走っていたから
そんな病気だとは、本当に予想もしなかった。

よく吐いていたのは、その病気のせいだったらしい。
ちょうど二日酔いのように気分が悪くなって吐いていたらしい。
気分が悪かったでしょう。
６ヶ月を迎えるまで気づかずにいた。
そんな長い間、ララは耐えていたのか・・・。
そう思うと、小さなララが大きく思えた。

だから、ララの闘病記録を残そうと思う。
ララとララの家族の前向きで一生懸命な生き方を
書き残そうと強く思った。

明日、ララは岡山の病院へ向かう。