ドッグスポーツ奮闘記

■ホリー&陽子・・・・ドッグスポーツの迷チーム二人組の奮闘記

手術まであと2日

2006-08-05 | ララ奮闘記
岡山からの帰りは、かなり厳しかったとララままは言った。
ララはそのまま入院し、ママとパパは二人帰路に着いた。
高速道路を8時間走った。精根尽き果てた。

昼過ぎに「何だか昨日は今まで体験した事のない凄い一日でした。
深夜1時過ぎに帰宅 又月曜日の手術に向けてがんばろーっと」と
メールが返ってきた。
いつもながら、感動するくらいポジティブなララまま。
そのおかげで、私も元気をもらう。

午後電話で話した。
細やかに連絡をくださるララままの優しい心遣いに感謝した。
しかし、内容は厳しかった。
ララの様子はいつでも病院に電話をして聞くことができる。

主治医の先生から直接話も聞けたそうだ。
今、一見元気に見えるが、数値的に大変厳しい。
ララのバイパスは肝臓の中にあって、かなり難しい。
手術の途中でかなり厳しい状態になる可能性もある。
手術後2日が山場である。
手術は午後1時から始める。
午後6時頃には連絡ができるだろう。
・・・などなど。

いったん先生に預けて帰ってきたので、少し安心し
疲れがドッと出たララままだった。
しかし、今日また先生からララの病状を聞いて
また現実に戻ったという。

ララのこれまでの歩みを二人で語り合った。
運命的な出会いや、幸運な流れ。
きっとララは奇跡を起こして、元気になってくれる!
だから、あきらめないで頑張ろうと言い合った。
ともずれば、ネガティブになりあきらめの心が出てくる。
だから、お互いに希望をもって前向きに頑張る。
気を張っていなければ、ララの頑張りも弱くなりそうな気がするから
一日一日しっかりと気を張って過ごそう。
体力を温存して、できる限りよい状態で手術を受けることができますように。

元気に戻ってきて、赤ちゃんの頃走り回った近くの運動場で
また元気に走るララをイメージしながら、諦めないぞと強く思う。

一万分の一

2006-08-05 | ララ奮闘記
午前中に検査が終っているはずだ。
まだ連絡がこない・・・。
そう思っていた矢先に、ララままから電話が入った。
「ララは今CT検査を受けています。3時頃に結果を聞きます。」

それから、待った。
H先生はずっと、ララの検査に立ち会ってくれている。
もう神様にお願いするほかはない。
どうか、ララが元気になりますように・・・。

4時ごろに電話があった。
ララままは、病院の先生からどん底に落ちるような説明を聞いたようだ。
何から説明すればよいかわからない程、ララが難題をかかえていることを
一生懸命に私に伝えてくれた。

ララの病気は一万分の一の確率で現れるそうだ。
その難病の中でも、ララは重病の方だという。
ただ幸運にも、先天性であるために手術ができると言うのだ。
しかし、肝臓やその他の数値的にかなり厳しい状態で
様々な問題はある。

寄りによって、どうしてララが・・・そんな難病に・・・
力が抜けた。

しかし、CT検査を受けられるかという第1関門を突破し
次に手術が可能だというところまでたどり着いた。
ララは幸運だと、つくづく思った。
折角長崎から岡山まで足を運んだのに、検査も手術も受けられない
のでは、その後どうしたらよいのか・・・途方に暮れる。

3日後の7日月曜に手術を受ける。
どうか手術が成功しますようにと祈りつづけた。