連休を利用して、以前購入したNHK製のステダンを装着してみました。
このステアリングダンパーというパーツ、いままで装着したことがなかったので
その効果がどのようなものか、正直わからなかったのですが
はっきり言って、安心感が高まるのは間違いないです。
少なくとも自分はそう感じました。
まあ、足回りのセッティングが車体にバッチリ合った状態では
不必要なのかもしれません。
と言うのも、そもそも各部の動きを滑らかにしたものを
敢えて押さえ込んでしまうわけですから、単純に考えればマイナス要素を
発生させているものなのかもしれません。
しかし、車重に対して車体剛性の低い旧車などでは、ステアリング剛性の頼りなさを
カバーする上で、これはマイナスになるとは感じませんでした。
正直、この車体にはあまり似合わないとは思いますが
こいつを装着して、まず感じたのが、直進の安定感。
ダンパー最弱の状態でも、それなりの効果は感じ取れます。
連休の早朝に2回ほど山へテスト走行へ行ってきましたが
まず未装着の状態でいつものテストコースを走ります。
大きなウネリのある場所、細かく震えるような場所
色々なパターンの路面がありますが、どうしても押さえ込まないと
ちょっと危ないかなあ~って所があります。
装着状態で同じところを走ってみました。
まったくもっていつもの不安がありません。
むしろ、気がつかないうちにペースアップして、ブレーキが遅れたみたいな
ちょっとそっちの方が危ないですよね。
それくらい安心して走れるようになったということです。
よくハンドリングが粘りすぎとか、そんな記事を見かけますが
一般道ですから、むしろ切り返しなどは、いつもより思い切って切り返せると
表現すればわかりやすいでしょうか。
少なくとも、押さえ込みで疲労した腕が、いつもよりずっと楽だったのは
本当のところです。
ただし、新たに発生した課題として、ブレーキの効き具合を何とかしなければなりません。
ワタシのように怖さが先に出て攻められないものにとっては宝の持ち腐れかな。
わがGXは今どんな状態なんでしょうね?コニーのリアショックも希少価値があるのでつけてますが、性能的にはもうへたっているかもしれません。フロントフォークも一回オイル交換をTRカンパニーでやってもらった以来やってないし、バランスやらなんやらとかは解らないし、一度ビッツさんに乗ってもらおうかな?
あくまでも40年近く前のバイクですから、最近のバイクにはとても敵いません。
でもですねえ、乗っていて安心感が増したのは間違いないです。直線走行でも、それを強く感じます。
私がリヤを伸ばした理由として、GXはスイングアームが短めじゃないですか。強く沈んだ時に、奥の方で行き詰るというか、ショックがほぼ直立してますし、相当な力が掛かるのですね。だから乗り手としては、ボトムしたような感じを受けていたのですよ。大きなギャップを拾った時に、そんな感じを受けませんか?
それを少しでも緩和したくて、ショックを寝かせてやりたかったのです。もちろんショックの取り付け位置を変えるという手段もありましたが、伸ばす事でレバー比を大きく取って、ショックにじんわり力を掛けてやるとでも表現すればいいでしょうか。クリ坊さんもコニーだからちょっと固めのサスですよね。意外に沈み始めからゴツッとした感じを受けてるかもしれませんね。
ぜひとも交換試乗してみましょう。
連絡しますね。
ブレーキですか…「ヤマンボ」と馬鹿にされてるけど、作りはいいと思う。
モノとしては選考対象かなぁ、自分的にはネ!w