10月に入ってから 朝散歩デビュー(*^^)v
今日は風対策で厚めのウインドブレーカーを着て出かけた。
実に気持いい。空の雲は好みの秋雲ではないけれど
秋が進んできているのが見える、朝からエネルギーバッチリ充電♪
話はころりと変わって、まだ続いていますよ(*^-^*)
9月23日にブログった古今和歌集の話。
いきなりの主人の一句に驚いた話を書いた。
「秋来(き)ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」
あの日から、毎日一句が登場している。
自作の句を、夕食の時に発表するのが楽しみのようだ。
食卓に着くと、「では、今日の一句!」
とか言って、神妙な顔で発表する。
季語や語数のことも、まだ理解していないようなので?
私が昔使っていた、歳時記をあげた。
この前は「柿」のことを詠んだ。
季重ねで「柿」と「秋」をいっぺんに使っていたので、
「ブーブー! だめだよ~~」
と私が言うと、いろいろ自作の句を吟味しはじめた(推敲)
思いだしてもおかしい あははぁ~~♪
「せっかく柿を食べて、作ったのにな!」
と、思いもかけない発言が飛び出した!
私が留守の間に、柿をむいて句を作るために食べたとのこと・・・・。
もう、面白すぎてめちゃくちゃ笑ってしまったヽ(^o^)丿
「リアルが大切だから」
確かにそうだと思うけれど・・・句を作るたびに食べる・・・アハハ♪
こんな感じで、毎日夕食の席が句会になっている。
またこの前も大笑いしたのは、句を発表の前に
「本当はイカ天の方がよかったけれど、フライしかなかったからな・・・」
何を言っているのか理解できなかったけれど、
主人の句に「イカフライ」が出てきたので
もしやと思って
「ま!! まさか~~ イカフライ?? 句を作るために食べたの?」
「そうだよ」
その返事を聞く前から、もう笑いが漏れ出している私。
もちろん! そうだと聞いて…爆笑したのは書くまでもないよね。
最近は句を作るために散歩に出かけている。
散歩でどこに行ったか句を聞けばすぐわかる。ブログッているだけで笑える♪
「曼殊沙華は句にしやすいな」
「秋は句を作りやすいな」
「春や冬の言葉も句にしやすいよ」と私が言うと、
「そっかー。 夏は暑すぎてダメだなー」などと同意を求めてくる。
理系脳で俳句などは興味ないかと思っていたのに
小学校の頃、句を作って賞をもらったと新情報発言♪
どんな句を作ったか聞くと・・・作文ポイような?
でも、覚えているのがすごいと思い
「へ~すごいね!! 才能あったんだね」
などと角度を変えて褒めたら、がぜんやる気を出したよう
毎日の我が家の句会を楽しみにしている。
今度、同窓生の句会に参加する気満々。
この前は、日本書紀や古事記さらに万葉集の話までしてくれた。
何しろ本が好きだから、図書館に行って俳句の本を読みだしたみたいで、
一冊、俳句関係の本も借りてきたと言っている。
昨日は正岡子規の「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の知識を披露してくれた。
「法隆寺」じゃなくって「東大寺」の鐘の音だそうだ。
今検索したら
※「正岡子規の随筆、「くだもの」には、この句の成立前夜のことが書かれていた
柿を食べていたら、意外にも鐘の音が聞こえてきたという体験は、
宿で過ごしていた夜の出来事だったのです。
子規は、このときの感動や驚きを法隆寺の茶店という舞台設定をこしらえて句を作った※
ついでに、坂の上の雲(司馬遼太郎)が主人の愛読書。
登場人物の正岡子規などの話もしてくれた。
「へ~~ 俳句の世界とその頃から繋がっていたのかもね」
さらに主人のやる気をアップさせた私です・・・おかし~い(^^♪
知らない主人の一面を見た。
毎日どんな句を披露してくれるのか楽しみの私です♪
これから散歩に行くとのこと、
昨日は午前中の散歩で句が浮かばなかったので、午後も出かけた!(^^)!
まあ、将棋を指すときには将棋脳になっているけれど、
そのうち将棋の句もできるかもね☆
秋晴れの衣替えにピッタリな10月7日土曜日
衣替えをするときは、窓を全開でやりま~すヽ(^o^)丿
今日も笑顔の心で過ごしましょうね~
!(^^)!