Lupinus-ルピナス-

絵本のルピナスさんのように自分なりの「世の中を美しくすること」を見つけたいと思っています。

本とテレビ

2006年01月04日 | シュタイナー
明けましておめでとうございます。お正月は両家に帰省しましたが、食べまくったせいできっと太っています(泣)。なんだかお肌も荒れています・・・。きちんとした食生活に戻さねば。
お正月に1冊本でも読もうと思ってましたが、久しぶりにテレビ三昧してしまって、まったく読むことなくお正月が過ぎてしまいました・・・。まあお正月はたまのハレの日だからいいかなということで(笑)。
うちは普段はテレビはあまり見ません。子どもが起きる前にお天気予報とニュースをチェックしたら、そのあとはもうほとんどつけないかな。子どももたまにビデオが見たいといいますが、大体2,30分見ておしまいというのがルールです。子どもが2歳くらいまでは子ども番組など見てましたし、私も結構テレビを見ていました。やっぱり家事の間にちょっとテレビをつけて子どもに離れてもらうと楽だったし、子どもがちょうどボタンを押すのが好きだった頃で、テレビやCDのボタンをどうしても押したがるのでついついテレビを見てしまっていました。でもこれって絶対よくないなあと思いながら・・・。
ちょうどその頃、メディアでテレビを長時間見ると子どもの言葉の発達に影響するということが盛んに言われていて、娘も言葉があまりはやいほうではなかったので気になっていました。でもテレビを消すと子どもも嫌がって泣くし、それをなだめるのも大変でなかなか出来ないでいました。
それをテレビを見るのをなるべくやめようと行動に踏み切ったきっかけは、シュタイナー教育の本を読んだからでした。子どもがテレビを見るときはじっと見つめているだけで、他に何もしていないことに気づいたんです。それは集中しているというよりも、魅入られている感じでした。子どもが手や足を動かすことでいろいろな感覚をおぼえ、想像力を使って遊ぶ時間がテレビを見つづけることで減ってしまうのは、これはあまりにもったいないことだと思いました。
そして完全にシャットアウトはしませんでしたが、当時見たがっていたビデオを「30分だけ見たら終わりにしようね」と約束して見るようにしました。当初は毎日何かしら見たがっていましたが、最近ではほとんど見たいといわなくなりました。
私も実はそんなに見たい番組はないことに気づいて、テレビをあまり見なくても平気になりました。今まではただだらだらと見ていたんですね。
それから変わった事といえば、娘は絵本が大好きになり読む量がぐんと増えたことです。今まではそんなに絵本が好きでないのかな?と思っていたら、1日に少なくとも10冊以上は読むようになりました。病気などで家にずっといるときもテレビはほとんど見ず、「えほんよんで」とリクエストされます。そういう時期だったのかもしれませんが、おしゃべりも上手になりました。
シュタイナーの本にはお話をするといいと書いてありますが、私はそれが苦手なので、ついつい絵本に頼ってしまいます。絵を見ないことで、子どもの想像力が更に広がるからいいんでしょうね。
親もつきあうのは大変なときもありますが、自分も本が好きなので、子どもが本を好きになってくれるのは本当にうれしいことです。
写真は英語の絵本ですが、私が高校生のときに買った本です。冗談で娘に英語で読むと「わからな~い!」といって怒ります(笑)。


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