平成27年春季・神宮神楽祭（神宮司廳・伊勢神宮）

4月２８・２９・30日と　内宮神苑特設舞台で
神楽が公開された

雅楽は　中国　朝鮮の王朝の交代で途絶えたが
我が国に伝来し　宮中の儀式祭礼に使われている

神宮では　明治の初めからです　

メインの雅楽は　散手（さんじゅ）
赤い袍（ほう）に毛縁（けべり）の裲襠（りょうとう）装束
＝古代儀式の礼服　太刀を佩（は）き　手には鉾を持ち
朱塗りの赤ら面を被り　牟子（むし）＝頭巾として着用する布を
著け　その上に竜が玉を抱いている姿の甲被った姿です

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平成27年春季・神宮神楽祭 開始（神宮司廳・伊勢神宮）

雅楽奏者　舞人が　特設舞台へ向かう一行

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平成27年春季・神宮神楽祭 振鉾＝えんぶ（神宮司廳・伊勢神宮）

舞楽の初めに　鉾を振り　天地を鎮め安んじて
天下太平を言祝ぐめでたい　舞楽です

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平成27年春季・神宮神楽祭 散手＝さんじゅ（神宮司廳・伊勢神宮）

神功（じんぐう）皇后が　新羅と戦いのとき　
大和の率川（いさかわ）明神が船の舳先に現われ
指揮をとって　大勝した姿を模して作られた

舞ぶりは　勇壮活発で　勇ましい武将の姿を表現している
装束も素晴らしい

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平成27年春季・神宮神楽祭 胡蝶＝こちょう（神宮司廳・伊勢神宮）

童子の舞で　彩さまざまな蝶の刺繍が施された萌黄色の袍
背には　極彩色の蝶の羽を着け　額には　山吹の天冠
手には　山吹の採花を持ち
蝶が　花から花へと舞い遊ぶさま思わせる　春の舞楽です　

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