神津佐（こんさ）の天王祭・追いやれ行事 (南伊勢町)

神津佐の天王祭は　灯籠流し
集落の７０軒の家で灯籠を作り　
夕方川の上流へ持ち寄り
松明に火をつけ　疫病を追いやる

集会場広場では　子供たちが　
音楽教室の発表会が　開かれていた

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神津佐天王祭灯籠流し (南伊勢町)

辺りが暗くなる　１９時頃　
灯籠に灯がともされ　曳き舟で河口へ向かう　
時折　雨が降り　夕焼けの空模様とで
変な色彩　山は雨です

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神津佐川を行く灯籠 (南伊勢町)

雨もあり　かなり薄暗くなった
静々と川面を行く灯籠

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神津佐天王祭の追いやれ行事 (南伊勢町)

岸では　集落の人たちが
麦藁で作った　松明の「ぼて」に火をつけ
灯籠の流れるスピードに合わせ
「とっととゆかれい　津島の浜へ」の掛け声で
火を撒き散らす

津島とは愛知県の津島神社で
スサノオの命が起源の　牛頭（ごず）天王を奉る
古来の夏祭りは　天然痘などの　疫病封じに由来する

蘇民将来の伝説という牛頭天王は　
旅の途中　宿と食のお世話になった
貧しいのに　精一杯のもてなした
蘇民に　茅（ち）の輪や　護符を授け
子孫の無病息災に役立つといって去った

伊勢志摩地方では　
この注連飾りが年中家に　掛けられている

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神津佐天王祭・花火 (南伊勢町)

橋の上に取り付けられた花火に
点火された　(上)
やがて　ナイアガラの滝となって
川面を照らす
雨はかなり　降っている

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雨まみれの 神津佐の天王祭 (南伊勢町)

雨は　土砂降りになってきた
雨で灯籠の灯は消えてしまっている　

目の前をゆく灯籠は　
離れると　霞んでしまう
梅雨最後の雨の洗礼だった　
翌１８日　梅雨明けとなった

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