伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

太江寺の山門(伊勢市二見)

2021-08-12 18:41:10 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

お寺は 人里離れた山中に建てることが多かったので

お寺の門をその名残で山門と呼ぶ


太江寺本堂

2021-08-12 18:37:42 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

太江寺は 天平(729~748年) 行基(ぎょうき)

奈良時代の僧侶が百済から渡来し創建された

本尊の千手観世音菩薩は鎌倉時代(1333~)作の

国の重要文化財に指定されている


仁王門に収まった二王

2021-08-12 18:35:21 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

寺院の入り口には仁王門があり 何故か仁王がいる

子供ころ あの恐ろしい顔立ちが怖くて入れなかった

 

金剛力士像は 仏教の守護神とされ 「大宝積経・だいほうしゃくきょう」の

お経によると仁王さまは ご本尊さまを守る力士として置かれたとされている

 

右は那羅延金剛(ならえんこんごう) 

口を開いているのが阿形像で 怒りの表情をあらわにしている

 

左は密迹金剛(みつしゃくこんごう)

口を閉じているのが吽形像・うんけいぞうで 怒りを内に秘めている表情

門の左右に二射(にたい)置かれているので二王門

 


参道入口の十王堂

2021-08-12 18:34:21 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

十王は 亡者の罪の多寡を鑑み 極楽か地獄へを裁く10人の王

没して後 七日ごとにそれぞれ秦広王(初七日)・初江王(十四日)

宋帝王(二十一日)・五官王(二十八日)・閻魔王(三十五日)

変成王(四十二日)・泰山王(四十九日)の順番で一回ずつ審理を担当し 

七回の審理で決まらない場合は 追加の審理が三回 平等王(百ヶ日忌)

都市王(一周忌)・五道転輪王(三回忌)となる

 

仏法要は大抵七日ごとに七回あるのは 審理のたびに

十王に対し死者への減罪の嘆願を行うためであるという