農家の外回りの後片付けも終わり、あとは雪が降るのを待つばかりとなり、要するに暇になったので
やっとPIAAのポン付けLEDバルブを実際に装着したので、判ったこと・感じた事を書こうかなっと。
まず装着前に外観を眺めた時に気が付いたのが、素子のズレです。
こういうのは、最近の中華製でもあまり見ないんですが…ちょっと酷いです。
バラした訳ではないので、あくまでも想像ですが基本的な設計ミスが原因でしょう
構造からいえば、下のような一枚基板を
ベース兼本体ボディに挟む方法を採っているので、ズレは発生しないと思うんですが、実際2本ともズレてるところを見ると、基板が収まるところの寸法が若干大きくて遊びが有るか、鋳型に誤差があって基板がズレてるのか、いずれかが原因です。
勿論、PIAAさんには一枚目の写真を送り、こうなる原因を調べた後、何らかの対策を打ってもらえるようにはしてもらったのですが、果たしてこれが保証の対象になるか否かまでは、現時点では連絡待ちの段階です。
で、装着した際の現実的な支障がどの程度なのか?昨晩札幌の繁華街に遊びに行った際、嫌と言うほど実感させられましたわ
端的にいえばプロジェクターLoのカットオフラインより下にHiビームの中心が有る状況です。
なのでHiにすると50m位までの路面が明るく、遠方はビーム照射範囲の上端が僅かに届いているという有様。
壁ドン画像で理解してもらえそうなモノが撮れたので、それで説明させていただきます。
※上下の写真の角度を合わせる目的で、下の写真は0.8度、時計回りに回転させております
上はプロ目Loのカットオフラインが良く判るように添付しました。
下がHiビーム照射時の状況ですが、まず判るのは左右で高さが違う点です。これは走行中だと気にならないもんなんですが
こうやって壁ドンすると、かなり顕著に出ますね。すごくかっちょわるいっす
で、一番問題なのはLoのカットオフラインとHiビームの相対的な照射位置関係。
向かって左は多少低い程度かもしれないですが、右はほぼLoの照射範囲しか照らせていません。
原因は素子のズレです。
俄かに信じられないかもしれないですが、バルブの冷却フィン部分を上下に動かすと、微妙に照射範囲が上下する=光源のズレが照射範囲に大きく関わっている事を簡単に確かめることが可能です。
厄介なのは、このズレは根本的に修正しない限り改善の方法が無い点。
ディラーには一応問い合わせしてみたのですが、Hiのリフレクターだけ微調整効くのかどうかに関して「出来る…んじゃなかったかな?」って言ってましたが、構造的にみると、プロ目側とHi側は一緒に動く以外の調整は出来ないっぽいのであきらめムードです。
PIAAさんがまともな品と交換してくれる以外に解消法が無いという現実。
※2018/2/1追記
昨年末より、悪性リンパ腫の治療が始まり、短期入院・抗癌剤投与のため生活環境が大きく変わりました。
その為更新がままならなくなり、記事のその後を書き加えることが出来なかったんですが、
だいたいペース配分?が掴めたのでやっと追記できます。
PIAAさんより代替え品が1月の中頃届き、点灯確認後に前の商品は送り返しておりました。
病気の治療サイクルが21日周期で、自由に外を出歩けるタイミングが限られているため、
装着していたP9との交換が中々出来ず、どれぐらい変わったのか?確認できないまま来ましたが
先日