もともとそれでよかった♡

すべては自分の中にある

4章 地球の第1から第3文明-5/7:地球人のルーツ(PrejectnVega)

2016-01-15 | 宇宙種族

Project Vegaさんより http://www.project-vega.org/2014/03/5_30.html 

(1章序文より抜粋) この文章は様々な専門家が、インターネット、テレビ、本などで断片的に論じている出来事を集め、年代別に並べたSFである。可能な限り確実性の高い物的証拠やデータを優先的に集めているが、偽情報やノイズの判断が難しいこともある。特にチャネラーのチャネリングに頼った文章に関しては、本当かどうかは判断が難しい部分なので、この内容を鵜呑みにするのではなく、最終的には自分の頭で考え、確認して、正しいかどうか判断する必要がある。

 
 4章 地球の第1から第3文明 : 地球人のルーツ
 
(つづき)
 
■紀元前5億3000年頃

 地球にバルティカ大陸が出現。魚類の一種の最古の脊椎(せきつい)動物が出現した。

■紀元前4億年前頃

 魚類から両生類が生まれた。これにより脊椎動物の一群は上陸を始めた。


■紀元前3億6000年前頃

 太陽系の火星と木星の間に、太陽系第5惑星マルドゥクが存在し、そこの王はカアハミテスという名であった。アヌンナキはここでも遺伝子実験を行っていた。当時、マルドゥクは太陽系でも最も物質密度の薄い、次元レベルの高い進化した遊星だった。しかしあるとき、ここでも悪いカルマの蓄積を始める。いつしか原子力に手を出し始め、核兵器を作り、核戦争を引き起こし、それによって星もろとも破壊する行為にまで及んだ。
 火星と木星の間に、小惑星群が帯のように存在しているのは、この時のマルドゥクの残骸である。マルドゥクが爆発崩壊すると、火星の火山も大爆発を起こした。そして沢山の人が死んだ。
 マルドゥクの科学者らは人類滅亡の危機を予測し、危機から逃れる為に巨大宇宙船を造り、その宇宙船に多くのマルドゥク人を同乗させて、火星へ移住させた
 そうして時が過ぎ、火星へやってきた他の惑星からの宇宙生命体が、火星に住んでいたマルドゥク人の遺伝子操作をした。その時、火星は生命が存在できるような状況にあり、地球と大変似通っていた。

■紀元前3億年前頃

 アフリカ、チャド北部のサハラ砂漠に直径約1.6kmの隕石が衝突し、直径17kmのクレーターができる。また同時期、爬虫類が現れ始める。

  
■紀元前2億9000万年頃

 カナダのケベック州に隕石が衝突し、直径が26kmと36kmのクリアウォーター・レイクスができる。


■紀元前2億8000万年頃

 地球に哺乳類の先祖が出現した。哺乳類とは、動物界、脊索(せきさく)動物門、脊椎(せきつい)動物亜門に分類される生物群である。


 ■紀元前2億5900万年頃


地球二番目のルマニア文明の崩壊------------------------------------------------------------------------

 遥かな長い歳月が経ち、二代目の地球人の文明は高度なレベルに達していた。しかしエゴの病いは癒えることなく、より一層蔓延していた。さまざまな生産物は、製造に関わった者たちの間だけで分配され、彼らが独占していたので、大多数の人々は生産物を利用できない状態であった。そして当然、このような状態は平和な生活を脅かす、いさかいと賄賂や、危険な技術競争という火に油を注いだ。
 ある夜、地球は二度目の大惨事に見舞われることになった。数人の物理学者が、宇宙のマイナスイオンを、乗り物用の燃料に変換しようとしていた。彼らはスペースシップに太陽エネルギーを利用しているライバルたちを出し抜こうとしていた。そして彼らは実験中にミスを犯し、それが大気の状態に大きな不安定をもたらしてしまった。
 その結果、今まで赤道を軸に自転していた地球は、極を中心軸にして回転し始めてしまった。それは猛烈な暴風雨や吹雪、サイクロンを巻き起こし、その猛威は930年間にわたり地球上を破壊し続けた。ベガ星人が地球のこの大気の激変に気づき、プラスイオンで地球を包み込み、陽性な状態に戻すまで、その壊滅的状況が続いた。その後、ベガ星人は、嵐と巨大竜巻を引き起こすことで、地球の表面を覆い尽くしていた海の水を吸い上げ、宇宙へ放った。地球の表面に生命体が棲息できる環境になるまで、そうした作業が続けられた。そして当然、猛烈な吹雪と嵐のために人間と動物は絶滅した。生き残っていたのは、災害に耐え抜くことのできた植物だけだった。そうした植物は、今でも深海に植わって生きている。
 壮麗な都市クザクが存在していたかつての広大な平原には、今や奈落の底のような峡谷(きょうこく)が姿を現していた。そして地球の誇りであった素晴らしい建造物の残骸である巨石が、そこかしこに転がっていた。 
 海底で発見される遺跡にはさまざまな時代のものがあるが、ベガ星人の建てたものもある。海底だけでなく地上にもあり、それには太陽系の銀河が形成される以前、つまりリラ星爆発の前の物も残っている。なぜなら地球はリラ星が爆発した時の欠片(かけら)だからである。また地球が独立した惑星になった際、つまり大気が燃えてしまった最初の大災害以前の遺跡もある。それにベガ星人が、宇宙旅行中に発見した他の惑星や銀河の暮らしや習慣を描いたイラストや芸術作品もある。海底や地上で今発見されている作品やオブジェや、壁画などのほとんどは、大気が炎上した以降の時代のものである。それは大きな発展を遂げた時代であり、さまざまな分野で進化を促すための実験が多く行なわれた。
 当時は海の面積はそれほど多くはなく、それは後になって広がった。太陽の誕生によって爆発したリラ星の欠片である地球には、無数の亀裂や穴が生じ、内部にも割れ目が出来た。これらが湿気やその他の要因で飽和状態になると、ひび割れを起こして地震を発生させる。そうすると地表ではさまざなポイントで、繰り返し陥没や亀裂が生じ、山崩れが起きる。震源が海底である場合には、海水が沸騰しているかのように海が激しく荒れ始める。そしてその後、海水が陸地に押し寄せ、沿岸部や田畑は水浸しになる。時々、陸地全体が洪水に見舞われることもあり、こうして太古の昔に、地上の大部分が水浸しになってしまった。そして洪水に襲われた地域の人間や動植物は絶滅した。

 こういったルマニア文明の崩壊の後再びシリウス人、オリオン人、アルデバラン人、ケンタウルス人、プレアデス人などがやってきて、さらに新たな人類を作り始めるプレアデス人とシリウス人は、地球の重力場やグリッド、レイライン、ヴォルテックスとポータルシステム、次元の向上の改善などに関わっている


 この頃、巨大な爬虫類の恐竜やアンモナイト類などの動物、鳥類、イチョウ・ソテツなどの植物も移植され、繁栄し始める。またクジラやイルカなども他の星から運ばれてくる
 そして地球人の多くがイルカに転生して生まれていく。そうして地球と人類に大きな貢献をする。イルカや鯨は、彼ら自身のエネルギーを地球のグリッドなどに接続して、地球のバランスを整えているイルカと鯨はシリウスBから訪れた高度に進化した知的な存在で、シリウスBでは、神の化身(高次元の生命体)のイルカ達、神の化身の鯨達が存在している。彼らは人類が二元性の世界になる前のこの時期の地球から存在していたシリウスBからやってきた龍の姿をした龍蛇族は、当初イルカに転生していた
 海洋は地球の大部分を覆い、海洋の内部に複数の信じ難い力の結節点(けっせつてん)、渦巻き、ポータルが存在しているが、イルカや鯨はこうした海洋を維持しているだけではなく、こうした重要なエネルギーに影響を与え、またそれを増幅している。シリウスBは大洋を備えた水成の惑星であるため、イルカなどは海洋部分の莫大な領域の維持管理を促進させるという高度な適性を備えている。ウミガメアシカ科の生物、そして実際に意識を備えたサンゴ礁なども、重要な役割を演じている。神の化身のイルカ達は、黄金のイルカ達として認識されており、シリウス系、プレアデス系、そしてアルクトゥルス系の存在達に囲まれて存在している。

■紀元前2億5000万年頃

 当時の南極大陸は今より暖かく氷はなかった。そこに隕石が衝突し、大きさ約480kmのウィルクスランド・クレーターができる。


 またこの時期、地球にパンゲアという巨大な大陸が形成される。

 

■紀元前2億1500万年頃

 直径3.3〜7.8キロの巨大隕石が落下し、カナダのケベック州に直径約100キロのマニクアガン・クレーターを作り、地球大気上層まで舞い上がった成分が遠く離れた所まで降った。

■紀元前1億4200年頃

 オーストラリアの北部に隕石が衝突し、直径22kmのゴッシズ・ブラフ・クレーターができる。

■紀元前1億年頃

 インド大陸がユーラシア大陸に衝突し、エベレストの形成が始まる。

 カナダのサスカチュワン州に巨大隕石が衝突し、直径13kmのディープ・ベイという湖ができる。

■紀元前8200万年頃

 幅335メートルの隕石が現在のアメリカのアラバマ州北部の浅い海に衝突し、約8キロメートルのウェタンカ・クレーターができる。

■紀元前7000万年頃

 このころ地球に、霊長類の先祖が誕生した。

■紀元前6500万年頃

 現在のメキシコ・ユカタン半島に直径約10キロの小惑星が落下し、直径約180キロのチクシュルーブ・クレーターを作り、地球が寒冷化して恐竜やアンモナイト類などが絶滅した。衝突時のエネルギーは広島型原子爆弾の約10億倍、衝突地点付近で発生した地震の規模はマグニチュード11以上、生じた津波は高さ約300メートルと推定されている。空白となった土地に哺乳類が急速に広がった

■紀元前3800万年頃

 隕石衝突によりカナダのラブラドール地区に位置する直径28kmのミスタスティン湖ができる。


■紀元前3000万年頃

 ヒト科が出現した。ヒト科は、哺乳類サル目(霊長類)の分類群のひとつ。ヒト亜科とオランウータン亜科で構成される。



■紀元前2200万年頃

 この頃に地球を訪れたベガ人が、自分達の遺伝子と地球にいた猿人の遺伝子を掛け合わせて新しい地球人を作った。しかし出来の良い地球人にはならなかった

■紀元前935万年頃

 ケンタウルス座にバカラティーニ星という惑星が存在し、そこに住む人々は知的で高度に進歩した人間だった。彼らは厚い唇と平らな鼻や、縮れた髪を持ち、現在、地球で暮らしている黒人種の人々とよく似ていた。彼らは黄色人種とともに、バカラティーニ星で800万年にわたって一緒に暮らしていた。黄色人種とは正確には地球上の中国人のことであり、黒人種よりも約400年ほど早くバカラティーニ星に住み着いた人々だった。
 その惑星ではこれまで何度となく、争いと革命が繰り返されており、外部の宇宙生命体はそのたびに救済と援助、そして助言を与えるように努めたが、そうした彼らの干渉にもかかわらず、戦争は定期的に引き起こされた。その結果、戦争とその惑星に起きた自然災害が原因となって、2つの人種の人口は減少していった。そしてついに、惑星全体を闇と崩壊に導く大規模な核戦争が勃発し、気温は摂氏マイナス40度にまで低下したのであった。
 それは放射能による破壊だけではなく、食料不足をも引き起こしたので、すべての生命が滅ぶことになった。当時の人口は黒人種70億人、黄色人種40億人だったが、この核戦争によって黒人種はわずか150人、黄色人種85人だけが生き残った。生き残った人々の記録は、彼らが互いの殺人をやめて子孫を増やそうと決める前のものである。

 生き残った人々は指導者たちではなく、3つの黒人種グループと5つの黄色人種のグループからなる生存者たちが、個人のシェルターや公共のシェルターの中で生き残った。そして戦争時には、そのシェルター内には80万人以上の人々がいた。彼らは外へ出ることの危険を知っており、その後、暗黒と極寒における監禁状態を数ヶ月続けた。
 最初に外へ出たのは黒人たちで、彼らは地上に樹木、草花ばかりか、どのような生き物も見つけることができなかった。山の中にはシェルターから孤立して避難していたグループがおり、彼らが最初に”人喰い”を始めた。食料はなく、弱い者が死ぬと彼らはそれを食べたのである。そして、食べるために彼らは互いに殺し合ったので、その惑星において悲惨で最悪の事態となった。
 海の近くに避難していた別のグループは、この惑星で唯一生き残った生物である海中の生き物を食べて何とか生き延びていた。また彼らは巧妙な装置を使って信じられないほどの深さから水をくみ上げて、汚染されていない水を飲むことができた。しかし惑星上に広がる致命的な濃度の放射能や、汚染された魚などを食べたことで、彼らの多くも死んでいった。それとまったく同じことが、黄色人種のいた場所でも起こった。

 彼らは外部の宇宙生命体から何度も警告を受け取っていたにもかかわらず、こうした悲惨な状況を招いてしまった。こうした悲劇が起きる以前は、黒人種も黄色人種もすでにきわめて科学的な進歩を遂げていた。彼らは非常に快適に暮らしており、工場や会社、政府機関など、ちょうど現在の地球で見られるのと同じような環境や職場で働いていたのである。
 彼らもまた権力や知力、幸福を象徴する”金銭”のために、週に平均12時間働いていた。バカラティーニ星では1日が21時間、1週間は6日間である。彼らも、精神的側面よりも物質的側面に重きを置く傾向があった。また現在の地球で行なわれているように、彼らの社会は政治家や官僚のシステムで運営されていた。そして指導者たちは空虚な言葉で国民を欺(あざむ)き、強欲と傲慢さに支配されて国全体を没落へと導いていった。
 惑星上のこの2つの人種は互いに妬み合うようになり、妬みが憎しみに変わるのは時間の問題だった。彼らは絶えず憎しみ合い、対立し、それが頂点に達してついに大規模な争いになった。しかも両者は非常に強力な武器を持っていたので、それが相互破壊を成し遂げていった。
 記録に残っている歴史では、生き残った235人のうち6人が子供であった。彼らは子供をつくったが、必ずしも成功しなかった。生まれてきた子供たちは苦痛の泣き声を上げ、放射能の影響を受けてひどく醜い頭を持って生まれてきたりした。こうして彼らは人体に受けた核戦争の後遺症を耐え忍ばねばならなかったのである。

 150年後、黒人種は19万人に、黄色人種は8万5000人になった。進化を遂げることのできない文明が行き着く問題はいつも同じであり、つまり”核戦争”なのである。
 バカラティーニ星では核戦争の後、地球にいるカマキリに似た昆虫が生き残り、それが放射能による影響で突然変異して巨大化し、体長が8メートルにまで超巨大化して、人間にとってきわめて危険な生物になった。しかもその昆虫には天敵がいなかったので急速に増えていったのである。外部の宇宙生命体はその巨大昆虫が棲息する上空を飛び、彼らを処理した。地上には食用に適したすべてのものが姿を消していたので、次に彼らが行なったのはそれぞれの地域の風土に適した植物の種を植え、植樹をすることであった。
 外部の宇宙生命体は物質的にバカラティーニ人を助けたが、しかしそうした介入を行なう時には、彼らの面前には姿を現さないように注意した。それにはいくつかの理由があるが、その1つは”安全”のためであり、2つ目の理由は彼らへの”心理的配慮”によるものである。それはもしバカラティーニ人が外部の宇宙生命体の存在に気づいて、宇宙からバカラティーニ人を助けるために来ていることがわかると、自分たちは他人に助けてもらわねばならない哀れな存在なのだと、彼らが思ってしまうからである。こうした心理は、彼らが生き延びようとする”意志”に有害な影響を与えるのである。地球に、”天は自ら助くるものを助く(天は、他人に頼らずにひとりで努力する者を助けて幸福を与える。)”ということわざがある通りである。
 そして最後の理由はとても重要なことで、宇宙の法則は確立されており、まさに太陽の周りを惑星が規則正しく公転するのと同じく、その法則は厳しく守られている。そしてもし外部の宇宙生命体たちが間違いを犯すようなことがあれば、ただちにそれに応じて、10年から1000年の刑罰とも言うべき”報い”を受けることになる。このように宇宙生命体は時々援助の手を差し伸べたり、助言を与えることは許されているが、成長を阻むやり過ぎのサポートは禁じられている。つまり”食事を盆に載せて給仕する”ことまでは固く禁じられているのである。
 そこで宇宙生命体たちは動物のつがいを住みつかせ、多くの草木を植えたので、その惑星の人々は動物や植物を食べることができるようになった。このようにしてバカラティーニ人はゼロからスタートしたのである。宇宙生命体たちは、バカラティーニ人の睡眠中の夢やテレパシーを利用して、彼らの前進のための道案内をした。またしばしば”天からの声”も使った。これは実際には宇宙船から発せられる”声”だが、彼らには”天”から届いたと思えるのである。
 それによってバカラティーニ人にとっては宇宙生命体のことを神と思うようになり、そうしたことが、さまざまな伝説や宗教が生まれた原因であり理由となる。ただ緊急の場合、目的は手段を正当化する。このようにして数世紀が経った後、このバカラティーニ星はついに核戦争が起きる以前の状態にまで復興した。そして核戦争は同時に数ヶ所を砂漠にしたが、それ以外の場所はそれほど打撃を受けてはおらず、植物や動物たちが容易に繁殖することができた。こうしてバカラティーニはここから800万年ほど栄えていく。

■紀元前600万年頃

 この頃、地球の周りには現在の月は存在せず、変わりに2つの小さな月があり、それが地球の周りを回っていた。
 

■紀元前500万年頃

 小惑星の衝突によりタジキスタン・中国国境近くにあるパミール高原に、直径約25kmのカラクリ湖ができる。

■紀元前380万年頃

 この頃、地上にアウストラロビテクス・アファレンシスなど猿人が出現した。


■紀元前300万年頃

火星の核戦争-------------------------------------------------------------------------------------------------

 アークトゥルスのミッドウェイ・ステーションの偵察チームが「ルシファー勢力」と言うときその意味は、「3次元および4次元において、ルシファーの偽りの魔力に囚われ、囲われている勢力」のことである。アークトゥルス人はルシファーが、3次元と4次元において生み出される投影物、つまり否定的な感情が作り出すエゴエネルギーを食糧としていることに気づいた。それに対しルシファーはそうしたネガティブエネルギーを与えてくれる人々に対し、「権力の妄想」という形でお返しをしている。そこには多くの部族からなる構成員がおり、アークトゥルス人と提携関係にあったアンタレス人の多くが同様の状況に陥っていた。

 火星は、現在まで4次元の中にあった「空歩く者」と「世界の橋渡し」を名乗る部族の保護下にあった。彼らは協議し、破壊されてしまったマルドゥクの4次元体とともに、アークトゥルス人は3次元のコロニー化のために計画を立てた。その計画とは、ミッドウェイ・ステーションに残ったアンタレス人とアークトゥルス人がそれぞれ、アンタレス人が「空歩く者」の部族の中に転生するという危険に挑み、そうして火星の南半球を引き継ぐ。一方アークトゥルス人の何人かは、火星の北半球で「世界の橋渡し」部族の中に転生して肉体化するというものであった。

 そして地球人の第二の転生の星マルドゥクから転生してきた魂が、火星に住んでいった。火星には人間のような知的生命存在が生きられる環境が整っていて、人々の肉体的加齢化は進まず、30~35歳程度の若さを維持できる。また火星人は精神性も高く、身長は7メートルもある。
 火星の人々が利用していた宇宙船は円盤型ではなく、三角形状の小型船と、それを底部に格納できる「しずく型」の大型船であった。動力にはプラズマとイオンの力が利用され、その燃焼でタービンを回転させていた。ただしこの推進原理はあくまでも太陽系内での短距離飛行に限られていた。太陽系外への遠距離を高速移動するには別の推進原理が必要であり、時間の加速のためにある「ポータル」が利用されていた。つまり、あるポータルから別のポータルへと乗り継ぐことで、超光速での遠距離飛行が実現する。

 遺伝子実験やこの種のコロニー化にはいささか時間がかかるものであり、アークトゥルス人はこの計画が進むにまかせた。しかしアークトゥルス人は火星上で起こっていることを処理するには不適切であり、未熟であったと言える。再び火星のことを思い出したときにはもう遅すぎたのだ。こうして南半球側の火星の「空歩く者」の後見人となったアンタレス人は土星からのアンタレス人、つまりルシファーの勢力のアヌンナキに潜入されてしまい、浸透されてしまったのである。こうして土星から侵入したアンタレス人であるアヌンナキの影響を通して、彼ら「空歩く者」たちの部族は巨大な文明を創り出した。

 これはアルデバランのアトランテジア人の追憶を呼び覚ます。そしてかつてのアルデバランのアトランテジア人のように、火星のアトランテジア人もひどい取引に応じてしまい、意識の低下は避けられなかった。不滅性を唱えるある哲学がしのびより、死に対する奇妙な崇拝も生じていた。死の領域は実際に、銀河の北の大きな次元間領域を構成しており、そこにはそれぞれの存在の真実が保存されていた。そして火星ではごく少数のエリジアムの僧侶と呼ばれる者達が、死を取り仕切っていたのである。警戒を怠りなく監視しなければ、こうしたことがいかに物事を歪めてしまうかを、アークトゥルス人にまざまざと示すものであった。

 そして火星の状況は、アンタレス人とエリジアム人との間で怖ろしい戦争を引き起こしたのである。さらに彼らは互いに防衛と保全にばかり関心を払い、そうした戦争によって悪化する環境や気象の激変には注意することなく、それらが引き起こす来たるべき変化に備えることをしなかった。そしてその結果、火星プロジェクトに致命的とも言える二重の打撃がもたらされたのだ。それは一種の原子力戦争であり、それが大気を乾燥させ、惑星電磁場の有害な希薄化現象を早めることとなった。

 その後かなり短期間のうちに、火星の大地には人が住めなくなってしまった。かつて火星は誇らしいほどの3次元的な人口に満ち溢れており、活気に満ちていたが、今や空っ風が荒れ狂い、赤い砂の冷たい突風が吹き荒れていた。あらゆるところで有害な赤い砂が吹き溜まり、粉々になったかつての記念碑を覆い尽くしていた。そこではもはや誰も、どんな生命も、そこの大気を呼吸することができなかった。空気は放射能で汚染されていたのである。

火星から地球へ転生の場所が変わる--------------------------------------------------------------------- 

 アヌンナキが地球に自分たちの遺伝子を持ち込みやがて今の人間のような形の存在が生まれることになるが、この新しい人体の形は、輪廻してくる魂の住み処となることができた。 それが地球上の人間としての経験の始まりである。
 その目的はいくつもあった。自分たちのための労働者になるような存在を探していたアヌンナキたちもいれば、魂が生まれ変わることができる住み処となるような生物を、この地球上につくりだしたいと思っていたアヌンナキたちもいた。またアヌンナキの中には、ちょうど人が自分の子供がほしいと思うような気持ちで、人というものをつくりたいと思った存在もいた。さらに、人間という存在を作り出すことによって、自分もその一人となって生まれ変わっていこうと考えていたアヌンナキもいた。このことは、かつて火星に存在していたスピリットの形、また、どこかで生まれ変わりたいと思っていたスピリットとの共同作業で協調的に行われた。
 さらにもうひとつ目的があった。地球に生まれ変わることは、この地球の波動のため、魂にとっては非常に難しい経験になることがわかっていた。しかし、その大変な状況を乗り越えることによって、重要な学びの機会になるということもわかっていた。つまり、地球で輪廻転生する住み処となるような人間という存在をつくりだしたのである。このような人間という形での輪廻転生が始まったのは、紀元前300万年頃である。人間の転生の歴史は、ティアマト→マルドゥク→火星→地球であり、地球は4つ目である。

■紀元前200万年頃

 地球の海を任されているイルカやクジラに対し、陸上を任せる知的生命体として、シリウス星系の宇宙人によって新たに地球人が生み出される。この地球人も当時生息していた原人の遺伝子を操作した。

■紀元前176万年頃

 この頃の原人(ホモ・エレクトス)は、火山岩の周囲を打ち砕いて作った長さ20センチほどのアシュール型握り斧や、つるはし状の道具を石器として使用していた。彼らの一部はアフリカのケニア北部のトゥルカナ湖近くにいた。

■紀元前150万年頃

 外部の宇宙生命体のサポートもあり、バカラティーニ星の文明は高度に発展を遂げ、幸いに人々はテクノロジーだけではなく、災いから教訓を学ぶことができ、霊的、精神的に高いレベルへと進化した。こうして黒人種黄色人種の人々は、強い友情の絆を確立した。ただ、これを可能にしたのは、多くの人々がそうした過去の記録を残して後世へ伝え、何が原因で核戦争が引き起こされ、その結果どうなったかを後の世代が知り、よく理解したからなのである。このようにして平和がこの惑星を支配するようになり、それが続いていた。
 しかしやがて彼らは、自分たちの惑星がいずれ500年以内に住めなくなることを知ったのである。しかし彼らは、銀河には他に居住可能な惑星が存在することを知っていたので、本格的な探検旅行に取りかかった。そして地球へと移住していくことになる。

■紀元前140万年頃

 カナダのケベック州のアンゲーバー半島のはるか北方への隕石の衝突により、直径3.4キロメートルのピングアルイト・クレーターができる。



最新の画像もっと見る