フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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お抱え運転手

2007-06-15 | フィリピン
場所柄、よくお抱え運転手と接する機会が多い。
当然、我々の契約先の社用車で送迎してもらうこともある。
フィリピンのお抱え運転手。外国人価格も適用されるようでなぜか外国人は法外な料金を支払っている場合もあるようです。
フィリピン人がお抱え運転手を雇うと、その殆どが6000ペソから9000ペソ程度。勤務時間は24時間勤務みたいなもので、夜食時間には精々50ペソくらいの食事代程度のようでも。
外国人がお抱え運転手を採用した場合。平均が12時間勤務で1日350ペソ+食事代が多いようです。
ここで気をつけなくてはいけないこと。特に雇用者が外国人である場合。
すべんが人柄の良い運転手とは限りません。
よく見かける土曜日や日曜日の光景。
首都圏などのGROのオネーチャンと社用車使って同伴。
これも個人の勝手で、事が発覚して配置換えになろうが知ったことではないのですが、結構深夜にまで及ぶ勤務をしている運転手が非常に多いようです。
よくでかい声出して「貴様何処うろついているんだ!ここで何分待たせんダー!」などとご立腹されている在比企業の方を見かけることがあります。
こういうことは我々外国人にとっては、非常に不利です。ここはフィリピンだから。
周りから見ていても決して良くは思えません。
もし、このような運転手が告訴したら。
日曜日は、基本給の倍額。基本残業は3割増。深夜の残業は5割増し。公休、祝祭日出勤は倍額支払い。これがフィリピンの雇用条件です。特に運転手を雇用する場合にはこの辺をよく考慮して契約しないと、12時間平均勤務が当然の運転手が毎日4時間以上の残業を虐げられたなどと訴えでないという保証はありません。
このフィリピンのドライバー本当に過酷な労働条件化にあることは確かです。
多くの企業の運転手。確かに出かけない場合にはその殆どがプラプラしていることは確かでも、この国の人種はそうは決して思っていないことです。勤務先にいればその行動はどうあれ拘束としか考えていません。
夕方近くから夕食や、雇用主の奥様の送り迎え、買い物同行と結構多忙。中にはGROの送迎までさせている方も時折。
海外での生活。確かに身の安全を考えてしまいます。交通網の発達していない国では、どうしても車主体の移動になりますが、運転手もやはり人の子。「イエッサー」と言いながら不平不満タラタラが本音と思って雇用することだと思います。
とある企業の運転手激白:企業の運転手として採用された。12時間拘束勤務で、通年勤務といっても良いほどの過酷な勤務時間。確かに日中は昼寝する時間はあっても、その家庭へ出向いて奥様の買い物。言葉がわからなくて何言っているのかさっぱり。夜は何時帰宅するか全く無計画な旦那を夕食、カラオケへの同行で連日深夜帰宅。早朝は子供を学校へ送迎するなどの24時間拘束勤務みたいなもので月額12000ペソ。確かに滞在、食費は無料でも、その場所たるや。
よく、社用者軍団があちらこちらの日本レストランなどの前にたくさん見受けられます。これが非常に曲者です。すなわち運転手の社交場。情報提供の場でもあります。殆どの運転手が親分が飯食って、カラオケでいちゃついている間に情報交換しているということでも。中には本当に思いやりのある雇用者も多いのですが、俗に言う「俺はお前を使ってやっているんだ!」族の方、くれぐれも留意されたほうがよいのかも。この国の労働法は、労働者側有利と思って間違いないほどの法律のようです。

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